"大河ドラマ"の記事一覧

大河ドラマ『どうする家康』第3回「三河平定戦」

 桶狭間の戦いで今川義元が討ち死にし、松平元康(徳川家康)は岡崎城に入り、この時点での家康は、今川から直ちに寝返るつもりはなく、やがて駿府に戻って義元の後継者である氏真の側近になろう、と考えています。本作の家康は誕生の地である田舎の岡崎より駿府の方に明らかに愛着を持っており、史実ではそうだったとしても不思議ではないようにも思います。とも…
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大河ドラマ『どうする家康』第2回「兎と狼」

 今回は、桶狭間の戦いで今川義元が討ち取られた後の松平軍の窮地が描かれました。松平軍は大高城に兵糧を運搬したところで義元の討ち死にを知り、圧倒的に優勢な織田信長の率いる軍勢が迫ってくる、という危機的状況を松平元康(徳川家康)がどう切り抜けるのか、注目されました。しかし、信長は撤兵し、岡崎城から今川勢が撤退したことで、家康は駿府へ向かおう…
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大河ドラマ『どうする家康』第1回「どうする桶狭間」

 いよいよ今年(2023年)の大河ドラマが始まりました。今年は戦国時代の「三傑」の一人である徳川家康が主人公で、「三傑」の残り二人の織田信長と豊臣秀吉はもちろん、今川義元と武田信玄も登場しますし、おそらく後半には伊達政宗と真田信繁(本作では真田幸村との表記が採用されるかもしれませんが)も登場するでしょうから、戦国時代もの大河ドラマの総決…
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再来年(2025年)の大河ドラマの予想

 そろそろ再来年(2025年)の大河ドラマが発表されそうなので、予想してみます。まず大前提として、2年連続で時代が重なることはあまりなく、多少重なったとしても舞台となる地域は異なる場合がほとんどのようだ、ということが挙げられます。来年は紫式部が主人公なので、平安時代である可能性は除外して問題ないと思います。昨年は平安時代末から鎌倉時代序…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』全体的な感想

 本作はTwitterなどインターネットでさまざまな考察が提示され、それだけ視聴者が深読みできるだけの内容だった、と言えるように思います。私が本作について気づかなかったことで、小ネタだけではなく、人間関係の機微も多くあり、教えられるところが多々ありました。Twitterに問題が多いことは否定できませんが、情報収集の点では私にとって総合的…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第48回(最終回)「報いの時」

 いよいよ最終回となります。この1年間、楽しんで視聴し続けてきただけに、かなりの寂しさがあります。冒頭で来年の大河ドラマの主役である徳川家康が『吾妻鏡』を読んでおり、しかも演者が来年と同じく松本潤氏だったのは驚きました。2016年放送の大河ドラマ『真田丸』で、翌年の大河ドラマ『おんな城主 直虎』との関連で井伊家に言及されていただけに、『…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第47回「ある朝敵、ある演説」

 今回は承久の乱の勃発までが描かれました。放送開始前には、本作の山場は承久の乱になるのかな、と予想していましたが、当初の予想よりは随分とあっさりしたものになりそうで、北条義時の最期の方に力が入れられているのかもしれません。もっとも、承久の乱自体も、おそらくは当時の多くの人々にとっては、予想外に早い決着だったのでしょうが。三浦義村の怪しい…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第46回「将軍になった女」

 今回は源実朝殺害事件後の政治的駆け引きが描かれました。実衣は息子の阿野時元を次の鎌倉殿にしようと動きますが、北条義時と通じていた三浦義村に謀られた形となり、謀叛人として自害に追い込まれます。実衣の処分をめぐって、厳罰を主張する義時と政子や北条泰時が対立するのは、このところの流れから予想できましたが、これが義時の最期にどう関わってくるの…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第45回「八幡宮の階段」

 今回は源実朝殺害事件が描かれました。実朝の右大臣拝賀式で太刀持ちが北条義時から源仲章に交代したのは、実朝殺害事件での義時黒幕説の根拠ともされてきましたが、本作では、義時が源仲章殺害に失敗し、源仲章から実朝の命だと言われて交代させられたことになっていました。ここは、大枠では通説に従うものの、捻ってくる本作らしい展開でした。実朝が公暁に殺…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第44回「審判の日」

 今回は源実朝殺害事件の直前までの、主要人物の思惑と駆け引きが描かれました。公暁は乳父の三浦義村に、実朝殺害と北条打倒と自らの鎌倉殿就任の計画を持ちかけ、義村も同意したかのように振舞いますが、すでに北条義時と組んでおり、鎌倉から朝廷の影響力を排除するために、実朝と源仲章を殺害しようと考えているのかな、とも思わせる描写でした。ただ、北条に…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第43回「資格と死角」

 今回は鎌倉殿の後継者をめぐる駆け引きが描かれました。源実朝には子がおらず、後継者を誰にするかでさまざまな思惑が交錯するなか、公暁が都から鎌倉に帰ってきます。実朝は後継者を朝廷から迎えようと考えており、公暁を後継者と考えている三浦義村は不満を抱き、北条義時も実朝の構想には批判的です。三浦義村がこの件で義時に不満を示しましたが、ここまで感…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第42回「夢のゆくえ」

 今回は南宋への遣使船の建造と挫折が描かれました。これは通俗的には、和田義盛の敗死により政治への意欲をさらに失った源実朝の現実逃避として解釈される傾向が強いように思いますが、本作の実朝は前回で、和田義盛の敗死を目の当たりにして、政務への意欲と覚悟を示していたので、この遣使船についても通俗的な見解とは異なる解釈になりそうだな、と予想してい…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第41回「義盛、お前に罪はない」

 今回は和田義盛の乱が描かれました。和田義盛は北条義時と和睦したつもりでしたが、義盛の息子たちが暴走して戦いになる、という展開です。今回の合戦場面はそれなりの長さで、なかなか力の入ったものだったように思います。和田義盛の乱は、鎌倉での合戦としては本作では最大規模だと思いますので、もう少し長めの描写でもよかったかな、とも思いますが、この後…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第40回「罠と罠」

 今回は和田義盛の乱へと至る過程が描かれました。朝廷からの負担などを不満に思う御家人は最長老格の和田義盛を頼るようになり、これを北条義時も大江広元も危険視して、鎌倉体制維持のために義盛の粛清を決断するわけですが、義時にとっては、鎌倉体制維持と北条の世の確立は同じというか、同じと思い込もうとしているようにも見えます。義時は、単に権勢欲だけ…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第39回「穏やかな一日」

 前回で北条時政とその妻の「りく」が退場し、今回から最終章に入った、という感じです。執権となった北条義時の北条主導の強引な政治運営に三浦義村や和田義盛など多くの御家人は不満を抱き、これが和田義盛の乱につながるのでしょうが、三浦義村は和田義盛の乱でけっきょく和田義盛を「裏切る」わけで、義時を裏切るというか反北条側に与すると期待されてけっき…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第38回「時を継ぐ者」

 今回は北条時政とその妻の「りく」の失脚が描かれました。時政はあっさりと降参を決断し、この企ては最初から無謀だと分かっていながら、妻の「りく」を見捨てることができず、息子の義時の成長もあり、後を託そうと考えて死ぬ覚悟で決起したのでしょう。皆が喜ぶ姿を見たい、という人の好さが時政にはあり、それは急成長した鎌倉で宰相的役割を担うことになって…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第37回「オンベレブンビンバ」

 今回は北条時政とその妻の「りく」による陰謀が中心に描かれました。畠山重忠討伐により鎌倉で時政の評判が悪化し、義時を中心に幕府中枢はあからさまに時政を排除していきます。執権の座にありながら実権を失いつつあり焦る時政に息子の義時は引き際を考えるよう警告しますが、それにより親子の溝はさらに深まります。時政は義時に、源頼朝に似てきた、と言いま…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第36回「武士の鑑」

 今回は畠山重忠の最期が描かれました。畠山重忠は初回から登場し、好漢として描かれてきただけに、追い込まれていく過程とその最期は丁寧に描かれていました。畠山重忠を格好よく描こう、という制作側の意図は初回から窺えただけに、畠山重忠の最期は後半第一の山場になるのではないか、と予想していましたが、本作ではこれまででも有数の規模の野外ロケとなり、…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第35回「苦い盃」

 今回は、源実朝の結婚と、北条時政と畠山重忠との対立の激化が描かれました。実朝の正室である千世は顔見世程度の出番で、まだ人となりがほとんど描かれていませんが、実朝との夫婦関係はどうなるのでしょうか。時政と重忠との対立は、平賀朝雅の策謀により激化していき、「りく」が時政を煽っていくところはある程度予想通りでしたが、重忠の息子の重保が平賀朝…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第34回「理想の結婚」

 今回は政争へとつながる確執が描かれました。北条時政は執権となり鎌倉において御家人筆頭的な立場となったことで権勢を振るうようになり、すっかり浮かれています。時政は息子の義時の諫言も疎ましく思うようになり、これが両者の対立と時政の失脚につながっていくのでしょう。時政の失脚の要因として畠山重忠討伐もあったようですが、前回と今回で時政と重忠と…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第33回「修善寺」

 今回は源頼家の最期が描かれました。頼家は伊豆の修善寺に配流となり、源実朝が新たな鎌倉殿となって、北条時政が比企一族滅亡後に武蔵守任官を望むなど、北条一族の驕りに反感が高まっている、と三浦義村は北条義時に忠告します。義村は北条一族に含むところがあるようで、これまでも北条一族と対立しそうな場面がありましたが、今のところ北条一族というか義時…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第32回「災いの種」

 今回は、源頼家の死を前提としていた政争で比企一族を滅ぼした北条一族が頼家の回復に困惑しつつ、義時を中心にどう対処すべきか、悩みつつ決断する政治劇が描かれました。頼家は出家させられたものの、政務には意欲的で、北条一族はその扱いに困りますが、母の政子が頼家に比企一族は自害した、と伝えますが、さすがに頼家はこうした嘘に騙されず、北条が比企一…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第31回「諦めの悪い男」

 今回は源頼家が突如として重体に陥ったことに始まる、鎌倉殿の後継者をめぐる政争と、その結果としての比企一族の滅亡が描かれました。頼家の間近の死を前提に幕府要人が暗躍する描写は、脚本家の得意とするところでしょうから期待していましたが、上手く構成されていたと思います。主人公の北条義時の成長はこれまで段階的に描かれてきましたが、比企一族の滅亡…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第30回「全成の確率」

 今回は全成の失脚および北条と比企との暗闘が描かれました。本作の全成は、見せ場が皆無ではないとしても、弱気であまり頼りにならず、野心はあまりない人物として描かれてきました。それ故に異母兄の源頼朝から粛清されなかった、とも言えそうですが、殺伐とした本作の癒し役担当として、存在感があったように思います。これで頼朝の弟は全員退場となったわけで…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第29回「ままならぬ玉」

 今回は、梶原景時失脚後の鎌倉の暗闘が描かれました。景時が討ち取られる場面は描かれず、冒頭で鎌倉に景時も含めて梶原一族の首が送られてきて、源頼家たちが検分していました。今回序盤で三浦義澄と安達盛長も退場となり、ともに初回から登場しており、作中では比較的温厚だったので、これからの権力闘争の激しさを予感させます。頼家は所領をめぐる紛争で強引…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第28回「名刀の主」

 今回は梶原景時の失脚が描かれました。景時が多くの御家人から恨みや反感を買っていたことはしっかりと描かれてきたので、違和感はありません。景時を重用した源頼朝の死後、立場が危ういことは景時も自覚していたでしょうから、頼朝の後継者となった源頼家に取り入ろうとして、御家人でも自分だけは頼朝が信用していた、などと頼家に吹き込んでいたわけですが、…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第27回「鎌倉殿と十三人」

 前回で源頼朝が完全に退場し、後鳥羽上皇が成人役で今回初登場となったことで、今回からが後半と言えそうです。今回は、頼朝急逝後の鎌倉の有力者の思惑と駆け引きが描かれました。梶原景時が新たな鎌倉殿となった源頼家に取り入り、北条と比企との対立も深まって、一方で頼家を擁していると自負していた比企が、頼家から絶対的な信頼を得ているわけではないこと…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第26回「悲しむ前に」

 今回は、源頼朝の後の鎌倉の体制をどうすべきか、さまざまな人物の思惑と駆け引きが描かれました。これまでの人物描写を踏まえた話になっており、『真田丸』を見ても、こうした比較的狭い範囲内のやり取りは脚本家の得意とするところでしょうから、今後も面白さには期待できそうです。今回、頼朝は意識を失ったままであるもののまだ没しておらず、そのことで主要…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第25回「天が望んだ男」

 今回は源頼朝の死が描かれました。頼朝の死は本作の山場となりそうなので、大いに注目していました。本作と舞台がほぼ重なる1979年放送の大河ドラマ『草燃える』は全51回放送で、頼朝の死は第32回でした。本作が全何回になるのか知りませんが、近年の大河ドラマでは恒例だった季節ごとの休止がないので、2017年放送の『おんな城主 直虎』以来久しぶ…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第24回「変わらぬ人」

 今回は、今回は『曽我物語』で有名な富士の巻狩りの余波が描かれました。源頼朝は、自分の生死が不明だった時に鎌倉殿であるかのように振舞った弟の範頼への疑念を募らせ、範頼は伊豆の修善寺に幽閉となります。頼朝はその立場上猜疑心が強くなっていき、けっきょは範頼の殺害を命じますが、そのことに苦悩しているようです。こうした業の深さは北条義時にも通ず…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第23回「狩りと獲物」

 今回は『曽我物語』で有名な富士の巻狩りが描かれました。本作は有名な事件をかなりひねって描いてくるので、その意味でも注目していました。源頼朝が比奈に夜這いに行って助かり、工藤祐経が頼朝と勘違いされて討たれ、頼朝殺害の陰謀を敵討ちと北条義時が読み替えたことや、鎌倉が混乱する中での比企の陰謀と、比企に煽られた範頼が鎌倉殿の座を狙ったことなど…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第22回「義時の生きる道」

 今回は、源頼朝の上洛とそれに対する御家人の反応が描かれました。頼朝と後白河法皇との対面は緊張感があり、強大な武力を有する勢力への後白河法皇の警戒が現れていました。頼朝は比企一族の比奈(姫の前)に手を出そうとしますが、政子に知られて比奈を北条義時と結婚させる、と言い出します。しかし、北条義時は妻の八重を亡くして失意の日々を送っており、比…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第21回「仏の眼差し」

 今回は奥州藤原氏の滅亡が描かれました。滅亡に至る描写はほとんど描かれず、これにより日本において源頼朝に対抗できる有力な軍事勢力が消滅し、鎌倉の人間関係や政治力学がどう変わっていくのか、鎌倉と朝廷がどう関わっていくのか、という点に重きが置かれていたように思います。比企能員と北条時政とのさや当てもはっきりと描かれ、今後の第一の山場は頼朝の…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第20回「帰ってきた義経」

 今回も源義経の動向を中心に話が進みました。追われる身となった義経は平泉の藤原秀衡を頼りますが、秀衡は間もなく没します。本作の秀衡は出番がほとんどなく、人物像が詳しく描かれたわけではありませんが、大物感があり、したたかなところも見せ、強く印象に残りました。ただ、平清盛もそうだったように、演者頼みの感は否めませんが。まあ、本作の主人公はあ…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第19回「果たせぬ凱旋」

 今回は源頼朝と源義経の対立が中心に描かれました。本作の頼朝に対して冷酷な印象を抱いている視聴者は多いでしょうが、弟の義経を頼朝が大事に思っていることも確かで、単に冷酷な人物として描かれているわけではありません。頼朝と義経の対立は、周囲の人物の思惑も絡んで、行き違いの連鎖といった感じで、本作らしく創作も交えた話になっていました。ただ、義…
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再来年(2024年)の大河ドラマは紫式部を主人公とする『光る君へ』

 再来年(2024年)の大河ドラマは紫式部を主人公とする『光る君へ』に決定した、と報道されました。脚本は、大河ドラマでは2回目(前回は2006年放送の『功名が辻』)となる大石静氏、主演は吉高由里子氏です。来年の大河ドラマの主人公が徳川家康で、大河ドラマで頻繁に取り上げられる戦国時代(関連記事)でもとくに有名な人物(織田信長や豊臣秀吉や今…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第18回「壇ノ浦で舞った男」

 今回は一気に平家の滅亡まで話が進みました。源義経と梶原景時の関係が、単なる対立や景時の義経に対する警戒・敵視ではなく、景時が誰よりも義経の軍才を理解しているのは、これまでの源平もの大河ドラマではなかった設定なのではないか、と思います。まあ、1966年放送の『源義経』と1972年放送の『新・平家物語』は視聴していないので、断定はできませ…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第17回「助命と宿命」

 今回は木曽義高の最期が描かれました。北条義時は源頼朝から義高を討ち取るよう命じられ、重大な決断を迫られます。これも、上総広常の粛清とともに、当初は頼りなかった義時が大政治家へと成長していく過程での難関という位置づけなのでしょう。ただ、義時はけっきょく義高を殺す決断ができず、義高を助けようとします。義時の成長があまりにも急だと不自然にな…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第16回「伝説の幕開け」

 今回は源義経の「伝説の幕開け」となる、木曽義仲との戦いと一ノ谷の戦いが描かれました。義経が武士の慣習を無視して坂東武士が困惑するところや、前回、梶原景時が上総広常を斬ったことにより、和田義盛に嫌悪されていることや、義経と梶原景時との評定での対立など、単に義経の「伝説の幕開け」だけではなく、今後の布石も描かれており、この点は上手く構成さ…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第15回「足固めの儀式」

 今回は上総広常の粛清による源頼朝の鎌倉掌握が描かれました。大江広元が初対面から上総広常を危険視していることや、頼朝が内心上総広常を疎ましくも思っていたことは示唆されていたので、義時と上総広常との間の信頼関係を利用して坂東武者の中で大物の上総広常を粛清することにより、坂東武者に対する頼朝の統制を確立するのは、いかにも大政治家と策士といっ…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第14回「都の義仲」

 今回は序盤で一気に源義仲の上洛まで話が進みました。義仲の上洛により平家は都落ちとなったものの、義仲は、都の政治作法に不慣れだったり、配下の兵を制御できず都の治安が悪化したり、後白河法皇に強要されて平家討伐に赴き苦戦したりしたことなどから、都人に嘲られ、朝廷要人と対立するようになります。前回、義仲は器の大きさを見せていましたが、やはり都…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第13回「幼なじみの絆」

 今回は、鎌倉の騒動が描かれました。北条時政は源頼朝が義兄の牧宗親の髻を切らせたことに反発し、伊豆に戻ります。時政と頼朝の間に溝が生じたのを見て、比企能員は源氏一門に接近し、義経に一族の娘である里を紹介します。この里が義経の正妻となります。源平ものでは静御前の方が目立ち、義経の正妻は扱いが大きくない傾向にありますが、本作では静御前よりも…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第12回「亀の前事件」

 今回は亀の前をめぐる騒動が描かれました。本作の亀の前はかなり野心的で強気な人物として描かれており、本作と題材がほぼ重なる1979年放送の大河ドラマ『草燃える』の亀の前とはかなり異なるように思いますが、本作の人物造形もなかなか魅力的です。亀の前事件に「りく」が関わっていることは、「りく」の政子への複雑な想いを活かした上手い話になっていた…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第11回「許されざる嘘」

 今回は義時と八重との関係が中心に描かれ、頼朝の勧めにより義時が八重と結婚するのかと思ったら、八重が断り、八重が泰時の母親だと予想していましたが、あるいは違うのでしょうか。鎌倉では御所が完成し、義時は頼朝とともに論功行賞など「政権」の基盤確立に努めます。頼朝はかねての要求に応えて和田義盛を侍所別当に任じますが、一方で頼朝も義時も和田義盛…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第10回「根拠なき自信」

 前回、異母兄の源頼朝と対面した義経とともに、頼朝の異母弟の阿野全成およよび源範頼の人物像が今回はさらに詳しく描かれました。義経は身勝手な人物として描かれていますが、純粋なところもあり、それゆえに異母兄の頼朝を刺激するところもあって、それが後の兄弟の対立につながっていくのでしょうか。また、義経が頼朝に、藤原秀衡に援軍を要請したことも、頼…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第9回「決戦前夜」

 今回は富士川の戦いが描かれました。その過程で源頼朝は、伊東を討つよう、和田義盛と畠山重忠に命じます。北条義時は八重を救うべく三浦義村とともに伊東の館に急行し、八重を救うとともに、祖父の伊東祐親の助命を頼朝に願い出ます。頼朝は祐親と八重を三浦に預けるよう、命じますが、八重は頼朝の侍女として近くにいたい、と義時に要求します。八重はおそらく…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第8回「いざ、鎌倉」

 今回は、源頼朝の鎌倉入りに至る過程が描かれました。上総広常が言ったように、当時の頼朝軍はまだ寄せ集めで、頼朝はまだ坂東武者をよく統制できていません。まあ、平家を滅ぼした後も頼朝にとって御家人の統制は重要な問題であり続けるわけですが、この時期には頼朝の権威もまだ充分には確立していないだけに、大敗から巻き返して大軍を率いるようになった頼朝…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第7回「敵か、あるいは」

 今回は、安房に逃亡した源頼朝一行が、上総広常を味方につけられるかどうかが中心に描かれました。上総広常は前回が初登場でしたが、顔見世程度だったので、今回が実質的に初登場と言えるでしょう。上総広常は頼朝の挙兵成功の立役者とも言えそうですが、本作でもいかにも大物といった感じで描かれています。その功臣の上総広常も後に粛清されるわけですが、直接…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第6回「悪い知らせ」(追記有)

 今回は、源頼朝の逃亡と再起の試みが描かれました。頼朝の逃亡では、梶原景時が洞窟に潜む頼朝を見逃す有名な場面も描かれました。景時がなぜ頼朝を見逃したのか、景時の人物像がほとんど描かれていないこともあり、まだよく分かりませんが、兵士が頼朝の潜む洞窟に近づいた時に落雷に怯えたことで、頼朝に何か天命のようなものを見たか、あるいは頼朝討伐の大将…
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大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第5回「兄との約束」

 今回は、源頼朝の挙兵の成功と、その後の大敗に、北条義時の兄の宗時の死までが描かれました。次回以降で、この後の頼朝の大逆襲と、坂東における覇権確立が描かれるわけですが、これはほぼ史実通りで、挙兵後の頼朝の生涯そのものがたいへん劇的だとよく分かります。源平ものが大河ドラマなど創作で多く取り上げられてきたのは、もちろん源義経への判官贔屓によ…
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