"卑弥呼"の記事一覧

『卑弥呼』第144話「再生」

 『ビッグコミックオリジナル』2025年2月20日号掲載分の感想です。前回は、暈(クマ)国のトンカラリンの洞窟の深部の大きな空間に置き去りにされたニニギ(ヤエト)が、自分は暗闇の中で死ぬ、と覚悟したところで終了しました。今回は、かつてヤノハがトンカラリンの試練を受けたさいに、ヒルメやイクメなど、暈の国にある「日の巫女」集団の学舎である種…
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『卑弥呼』第143話「置き去り」

 『ビッグコミックオリジナル』2025年2月5日号掲載分の感想です。前号は休載だったので、久々の感があります。前回は、大地震が収まった直後の暈(クマ)国の鞠智(ククチ)の里(現在の熊本県菊池市でしょうか)にて、暈国の大夫で実質的な最高権力者である鞠智彦(ククチヒコ)が配下のウガヤに、ニニギ(ヤエト)こそ本物の日見彦(ヒミヒコ)だ、と語り…
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『卑弥呼』第142話「的中」

 『ビッグコミックオリジナル』2025年1月5日号掲載分の感想です。前回は、暈(クマ)国の夜萬加(ヤマカ)の洞穴で、ニニギ(ヤエト)がヒルメに、地震(なゐ)が起きる、との予言を信じるよう説得していると、じっさいに地震が発生したところで終了しました。今回は、地震で揺れている夜萬加の洞窟で、ニニギがヒルメに逃げるよう説得する場面から始まりま…
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『卑弥呼』第141話「ヒルメの弟子」

 『ビッグコミックオリジナル』2024年12月20日号掲載分の感想です。前回は、暈(クマ)国の夜萬加(ヤマカ)で、チカラオ(ナツハ)が実子のニニギ(ヤエト)に、近いうちに自信があると伝え、ニニギが実父(ニニギはそれを知りませんが)のチカラオを地震神(アイノカミ)様と崇めるところで終了しました。今回は、夜萬加にて、ニニギが前回自分を新参者…
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『卑弥呼』第140話「なゐ」

 『ビッグコミックオリジナル』2024年12月5日号掲載分の感想です。前号は休載だったので、久々の感があります。前回は、ヤノハが、自分ほど嘘の上手い者はいないと思っていたが、しょせん自分は底の浅いすぐばれる嘘しかつけず、日下(ヒノモト)の吉備津彦(キビツヒコ)は自分をしのぐ本物の嘘つきなので、このままでは我々は負ける、と自嘲したところで…
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『卑弥呼』第17集発売

 待望の第17集が発売されました。第17集には、 口伝127「湖南」 https://sicambre.seesaa.net/article/202403article_21.html 口伝128「殺人鬼」 https://sicambre.seesaa.net/article/202404article_7.html …
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『卑弥呼』第139話「心の戦い」

 『ビッグコミックオリジナル』2024年11月5日号掲載分の感想です。前回は、日下(ヒノモト)国にて、吉備津彦(キビツヒコ)が日下国に強制連行してきた金砂(カナスナ)国の能見邑(ノミノムラ)の住民250人に、これからは日下の三輪山が出雲の信仰の中心だ、と伝えたところで終了しました。今回は、白ウサギの神話が語られる場面から始まります。本作…
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『卑弥呼』第138話「相似」

 『ビッグコミックオリジナル』2024年10月20日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハが遼東郡の襄平で、後少し待てば、魏への道を阻む公孫淵は滅びる、と一行に力強く伝えるところで終了しました。今回は、作中の現時点から1年半ほど前、)金砂(カナスナ)国にて日下(ヒノモト)国の吉備津彦(キビツヒコ)が神名火山(カムナビノヤマ)を眺めている場面…
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『卑弥呼』第137話「胎動」

 『ビッグコミックオリジナル』2024年9月20日号掲載分の感想です。前号は休載だったので、久々の感があります。前回は、遼東郡の襄平で、ヤノハが遼東太守の公孫淵に、本国の魏から独立するつもりなら、倭国の兵20万人を貸そう、と伝えたところで終了しました。今回は、遼東郡の襄平で、倭王への親書を受け取るためヤノハが公孫淵の公邸を訪れ、一行がヤ…
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『卑弥呼』第136話「大博打」

 『ビッグコミックオリジナル』2024年9月5日号掲載分の感想です。前回は、暈(クマ)国の夜萬加(ヤマカ)で、ヒルメがニニギ(ヤエト)に、両親の仇は山社(ヤマト)の女王である日見子(ヒミコ)、つまりヤノハと伝えたところで終了しました。ニニギはホデリとタマヨリに育てられていた、ヤノハとチカラオ(ナツハ)の姉弟間の息子です。今回は、ミマアキ…
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『卑弥呼』第135話「戦う女王」

 『ビッグコミックオリジナル』2024年8月20日号掲載分の感想です。前回は、公孫淵と会ってどのような話をするつもりなのか、とオオヒコに問われたヤノハが、公孫淵は倭という名は知っていても、どのような国かはまるで知らないので、倭国についての嘘をとうとうと吹き込むつもりだ、と答えたところで終了しました。今回は、暈(クマ)国の夜萬加(ヤマカ)…
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『卑弥呼』第134話「外交」

 『ビッグコミックオリジナル』2024年8月5日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハ一行が朝鮮半島の辰韓に入り、月支国の王の住居とその向こうにあるの辰王の宮殿の目前まで来たところで終了しました。今回は、辰王の宮殿の目前で、ヤノハがトメ将軍に、ゴリによると辰王は自分が日見子(ヒミコ)であることをすでに知っているので、下手な小細工はせず、自分…
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『卑弥呼』第133話「風聞」

 『ビッグコミックオリジナル』2024年7月20日号掲載分の感想です。前回は、馬韓の蘇塗(ソト)の邑で、ヤノハがゴリに、公孫淵がいかに嘘の上手い人物としても、自分ほどではないだろうと自負したところで終了しました。今回は、山社国(ヤマトノクニ)の聖地である山社(ヤマト)で、ヤノハが韓(カラ、朝鮮半島)国に発ってから70日を経過し、ミマト将…
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『卑弥呼』第132話「告白 其の二」

 『ビッグコミックオリジナル』2024年7月5日号掲載分の感想です。前回は、馬韓の蘇塗(ソト)の邑で、馬韓の湖南(コナム)国の王が派遣した兵隊を、倭人であるゴリとその配下の兵士が撃退し、ヤノハがゴリに、その顔の黥はトンカラリンの洞窟の地図で、ゴリこそ、暈(クマ)国のタケル王と大夫である鞠智彦(ククチヒコ)がトンカラリンの洞窟内の地図を作…
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『卑弥呼』第131話「告白 其の一」

 『ビッグコミックオリジナル』2024年6月20日号掲載分の感想です。前回は、馬韓の蘇塗(ソト)の邑で、馬韓の湖南(コナム)国の王が派遣した兵隊に、ゴリと名乗る大柄な倭人が弓を向け、それをヤノハが背後から見守っているところで終了しました。今回は、その場面の続きから始まります。ゴリは湖南国の兵隊に朝鮮語で、王といえども立ち入り禁止のはず、…
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『卑弥呼』第16集発売

 待望の第16集が発売されました。第16集には、 口伝119「有りや、無しや」 https://sicambre.seesaa.net/article/202311article_22.html 口伝120「秘薬」 https://sicambre.seesaa.net/article/202312article_6.h…
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『卑弥呼』第130話「駆け引き」

 『ビッグコミックオリジナル』2024年6月5日号掲載分の感想です。前号は休載だったので、この間が長く感じました。前回は、馬韓の蘇塗(ソト)の邑で、ヤノハがゴリと名乗る倭人から、浮屠(ブット)の教え、つまり仏教の教義を聞いたところで終了しました。今回は、ヤノハがヌカデに自分の想いを語る場面の回想から始まります。最初、自分を守るためだけに…
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『卑弥呼』第129話「ゴリ」

 『ビッグコミックオリジナル』2024年5月5日号掲載分の感想です。前回は、馬韓の湖南(コナム)国の王から、倭人が扇動して叛乱を起こしたので、蘇塗(ソト)の邑を討伐するよう、命じられたヤノハ一行が、無人の蘇塗の邑に入ったところ、騎馬武者の大柄な倭人男性が一人でやって来てゴリと名乗ったところで終了しました。今回は、蘇塗の邑でヤノハとゴリが…
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『卑弥呼』第128話「殺人鬼」

 『ビッグコミックオリジナル』2024年4月20日号掲載分の感想です。前回は、馬韓の湖南(コナム)国の王から、倭人が扇動して叛乱を起こしたので、蘇塗(ソト)の邑を討伐するよう、ヤノハ一行が命じられたところで終了しました。今回は、馬韓の湖南国の郊外の蘇塗という邑に通ずる道をヤノハ一行が進んでいる場面から始まります。道には、多数の鳥の木彫り…
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『卑弥呼』第127話「湖南」

 『ビッグコミックオリジナル』2024年4月5日号掲載分の感想です。前回は、朝鮮半島の馬韓の湖南(コナム)国に向かうため、近くの邑に到着したヤノハ一行が、毒矢に倒れている邑人を見て、邑人が「鬼は外」と呟いているのを聞いたところで終了しました。今回は、ヤノハ一行がその邑で、邑人の遺骸の確認をしている場面から始まります。遺骸は合計20体で、…
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『卑弥呼』第126話「鬼は外」

 『ビッグコミックオリジナル』2024年3月20日号掲載分の感想です。前回は、加羅(伽耶、朝鮮半島)に上陸したヤノハが那(ナ)国のトメ将軍に、遼東公孫氏に対して、燃える炎に少しだけ油を足そうと思う、と伝えたところで終了しました。今回は、加羅の弁韓で、ヤノハが一人で海を見ている場面から始まります。ヤノハが警固を立てずに一人でいるのは、異国…
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『卑弥呼』第125話「希望」

 『ビッグコミックオリジナル』2024年3月5日号掲載分の感想です。前回は、山社(ヤマト)連合を裏切っていた津島(ツシマ、現在の対馬でしょう)国のアビル王が、ヤノハの策により死亡し、ヤノハが勒島でトメ将軍とオオヒコを前に、次の敵は中土(中華地域のことでしょう)への道に立ちふさがる公孫一族だ、と力強く宣言したところで終了しました。今回は、…
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『卑弥呼』第124話「神の重さ」

 『ビッグコミックオリジナル』2024年2月20日号掲載分の感想です。ついに同じ原作者の『イリヤッド』の123話を超えたことになり、できるだけ長く連載が続いてもらいたいものです。前回は、加羅(伽耶、朝鮮半島)の勒島(ロクド、慶尚南道泗川市の沖合の島)で、津島(ツシマ、現在の対馬でしょう)の方を見ているヤノハからやや離れたところで、トメ将…
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『卑弥呼』第123話「お告げ」

 『ビッグコミックオリジナル』2024年2月5日号掲載分の感想です。ついに同じ原作者の『イリヤッド』の123話と並び、できるだけ長く連載が続いてもらいたいものです。前回は、ヤノハが那(ナ)国のトメ将軍に、遼東公孫氏を呪い殺すつもりだ、と意図を打ち明けたところで終了しました。今回は、加羅(伽耶、朝鮮半島)の勒島(ロクド、慶尚南道泗川市の沖…
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『卑弥呼』第15集発売

 待望の第15集が発売されました。第15集には、 口伝111「示齊の意味」 https://sicambre.seesaa.net/article/202307article_6.html 口伝112「赤い土くれ」 https://sicambre.seesaa.net/article/202307article_21.…
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『卑弥呼』第122話「鬼」

 『ビッグコミックオリジナル』2024年1月20日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハが那(ナ)国のトメ将軍の案内で、加羅(伽耶、朝鮮半島)の勒島(ロクド、慶尚南道泗川市の沖合の島)に近づいたところで終了しました。今回は、その1ヶ月後、津島(ツシマ、現在の対馬でしょう)国の「首都」である三根(ミネ)で、津島国の重臣2人が、兵士から日見子(…
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『卑弥呼』第121話「最高の軍師」

 『ビッグコミックオリジナル』2024年1月5日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハが配下のオオヒコに、津島(ツシマ、現在の対馬でしょう)国のアビル王は間もなく廃人になるだろう、と語るところで終了しました。今回は、津島国の雷邑(イカツノムラ)で、那(ナ)国のトメ将軍が、伊岐(イキ、現在の壱岐諸島でしょう)国のイカツ王の従兄弟で、津島国の先…
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『卑弥呼』第120話「秘薬」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年12月20日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハが那(ナ)国のトメ将軍に、裏切り者である津島(ツシマ、現在の対馬でしょう)国のアビル王を殺す、と宣言するところで終了しました。今回は、現在から数年前、暈(クマ)の国にある「日の巫女」集団の学舎である種智院(シュチイン)ので、ヤノハが今は亡き山社(ヤマト…
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『卑弥呼』第119話「有りや、無しや」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年12月5日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハが伊岐(イキ、現在の壱岐諸島でしょう)国のイカツ王と末盧(マツラ)国のミルカシ女王に、津島(ツシマ、現在の対馬でしょう)を訪れた後は加羅(伽耶、朝鮮半島)まで行こうと考えている、と打ち明けたところで終了しました。前号は休載だったので1ヶ月振りに読めること…
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『卑弥呼』第118話「一生の夢」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年11月5日号掲載分の感想です。前回は、日下(ヒノモト)の配下に襲撃されたヤノハが、筑紫島(ツクシノシマ、九州を指すと思われます)に裏切り者がいるのではないか、とミルカシ女王に疑問を呈したところ、伝書鳩を使えば筑紫島から日下まで一日半ほどで届く、という話を聞かされ、むやみに人を疑うものではない、と自…
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『卑弥呼』第117話「三国鼎立」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年10月20日号掲載分の感想です。前回は、伊都(イト)国と末盧(マツラ)国の境で襲撃を受けたヤノハが、伊都のイトデ王の援軍で窮地を脱し、日下(ヒノモト)国の吉備津彦(キビツヒコ)が、筑紫島(ツクシノシマ、九州を指すと思われます)の日見子(ヒミコ)であるヤノハを警戒しているところで終了しました。今回は…
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『卑弥呼』第116話「強さと弱さ」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年10月5日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハの一行が襲撃されたのは、伊都(イト)国のイトデ王の裏切り以外に考えられない、とオオヒコがヤノハに強く訴えているところで終了しました。今回は、その数時間前に、日下(ヒノモト)国の庵戸宮(イオトノミヤ)で、吉備津彦(キビツヒコ)と妹で日下の日見子(ヒミコ)で…
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『卑弥呼』第115話「疑心」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年9月20日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハが伊都(イト)国を訪れた後、おそらくはと末盧(マツラ)国への道中で襲撃され、ヤノハに同行していた武勇に優れているオオヒコまで倒されたことに愕然とし、窮地に追い込まれたところで終了しました。今回は、その数時間前に、末盧(マツラ)国の玉島(タマシマ)で、末盧…
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『卑弥呼』第14集発売

 待望の第14集が発売されました。第14集には、 口伝103「ならわし」 https://sicambre.seesaa.net/article/202303article_5.html 口伝104「無類の軍師」 https://sicambre.seesaa.net/article/202303article_21.h…
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『卑弥呼』第114話「庭」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年9月5日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハがミマト将軍とイクメとミマアキに、津島(ツシマ、現在の対馬でしょう)国のアビル王の毒殺のため、アビル王には不老長寿の秘薬(実は毒薬)を贈り、それ以外の山社(ヤマト)連合諸国の王には同じ色の粉末の身体によい薬を贈る、と明かしたところで終了しました。今回は、加…
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『卑弥呼』第13集発売

 待望の第13集が発売されました。第13集には、 口伝95「鏡奇譚」 https://sicambre.seesaa.net/article/202209article_21.html 口伝96「開戦の時」 https://sicambre.seesaa.net/article/202211article_6.html …
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『卑弥呼』第113話「謀略」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年8月20日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハが、丹(硫化水銀から構成される辰砂、水銀の原料)の石を砕き、調合した薬というか毒を、津島(ツシマ、現在の対馬でしょう)国のアビル王に進呈するつもりだ、とイクメに語るところで終了しました。今回は、山社国(ヤマトノクニ)の中心地というか「首都」である山社(ヤ…
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『卑弥呼』第112話「赤い土くれ」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年8月5日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハが那(ナ)国のウツヒオ王に、津島(ツシマ、現在の対馬でしょう)国のアビル王が自分たち筑紫島(ツクシノシマ、九州を指すと思われます)連合に従わねば、人知れず消えてもらう、と語ったところで終了しました。今回は、暈(クマ)国の鞠智里(ククチノサト、現在の熊本県菊…
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『卑弥呼』第111話「示齊の意味」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年7月20日号掲載分の感想です。前回は、山社(ヤマト)において、暈(クマ)国より無事帰還したアカメから、津島(ツシマ、現在の対馬でしょう)国のアビル王が海の彼方の大国(漢王朝でしょうか)の歴史を偽っている、と報告を受けたヤノハが、「本当」の真が手に入った、と満足そうにミマアキに言うところで終了しまし…
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『卑弥呼』第110話「本当の真」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年7月5日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハとミマアキが、津島(ツシマ、現在の対馬でしょう)国のアビル王が伝えた大陸の情勢は正しいのか、悩んでいるところで終了しました。今回は、暈(クマ)の国の山中にて、逃亡するアカメとナツハ(チカラオ)を、鞠智彦(ククチヒコ)の配下の志能備(シノビ)が追っている場面…
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『卑弥呼』第109話「二つの真」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年6月20日号掲載分の感想です。前回は、山社(ヤマト)にて、那(ナ)国のウツヒオ王が連れてきた津島(ツシマ、現在の対馬でしょう)国のアビル王に、ヤノハが海の向こうの大国の話をぜひ聞かせていただきたい、と要請したところで終了しました。前回、暈(クマ)国のイ家のタケル王から、アビル王は暈国の大夫で実質的…
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『卑弥呼』第108話「ふたつの密議」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年6月5日号掲載分の感想です。前回は、ミマアキがヤノハに、中原で覇権を握る国に使者を送るよう、提言したところで終了しました。今回は、その5ヶ月前、暈(クマ)の国の夜萬加(ヤマカ)にて、チカラオ(ナツハ)が志能備(シノビ)犬に捕らえた兎を与えている場面から始まります。夜萬加に住むホデリとタマヨリという…
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『卑弥呼』第107話「倭の未来」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年5月20日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハがヌカデに、田油津日女(タブラツヒメ)と名乗って暈(クマ)国に潜入して捕らわれたアカメを救出するよう、懇願するところで終了しました。今回は、夢を見ていたヤノハの前にモモソの霊が現れる場面から始まります。モモソはヤノハに、夢で息子(ヤエト)や弟のチカラオ(…
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『卑弥呼』第106話「三人」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年5月5日号掲載分の感想です。前回は、暈(クマ)国に送り込んだアカメが祈祷女(イノリメ)を装い、田油津日女(タブラツヒメ)と名乗っていたものの、暈の大夫である鞠智彦(ククチヒコ)に捕らわれたと確信したヤノハが、田油津日女を助け出す、と山社(ヤマト)国の5人の重臣(ミマト将軍、イクメ、テヅチ将軍、ヌカ…
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『卑弥呼』第105話「物忌み」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年4月20日号掲載分の感想です。前回は、筑紫島(ツクシノシマ、九州を指すと思われます)連合軍が日下(ヒノモト)連合軍を破り、金砂(カナスナ)国の青谷(アオタニ)邑(現在の鳥取市青谷町でしょうか)で、ヤノハが山社(ヤマト)連合国の諸王と兵士に、戦は終わったのでともに故郷に帰ろう、と呼びかけるところで終…
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『卑弥呼』第104話「無類の軍師」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年4月5日号掲載分の感想です。前回は、筑紫島(ツクシノシマ、九州を指すと思われます)連合軍が、ヤノハの策により、金砂(カナスナ)国の青谷(アオタニ)邑(現在の鳥取市青谷町でしょうか)を襲撃した日下(ヒノモト)連合軍の指揮官であるワカタケ王子(稚武彦命、つまり記紀のワカタケヒコノミコトでしょうか)だけ…
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『卑弥呼』第103話「ならわし」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年3月20日号掲載分の感想です。前回は、金砂(カナスナ)国の青谷(アオタニ)邑(現在の鳥取市青谷町でしょうか)にて、山社(ヤマト)を盟主とする筑紫島(ツクシノシマ、九州を指すと思われます)連合軍と、日下(ヒノモト)連合軍との直接的な衝突がついに始まり、フトニ王(大日本根子彦太瓊天皇、つまり記紀の第7…
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『卑弥呼』第102話「囮」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年3月5日号掲載分の感想です。前号では作画者の中村真理子氏が急病のため休載となり、案じられましたが、今号では無事掲載されていました。前回は、金砂(カナスナ)国の青谷(アオタニ)邑(現在の鳥取市青谷町でしょうか)にて、日下(ヒノモト)のフトニ王(大日本根子彦太瓊天皇、つまり記紀の第7代孝霊天皇でしょう…
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『卑弥呼』第12集発売

 待望の第12集が発売されました。第12集には、 口伝87「古の邑」 https://sicambre.seesaa.net/article/202205article_22.html 口伝88「勝利を得る者」 https://sicambre.seesaa.net/article/202206article_3.htm…
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『卑弥呼』第101話「最後の大嘘」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年2月5日号掲載分の感想です。前回は、ところで終了しました。今回は、金砂(カナスナ)国の青谷(アオタニ)邑(現在の鳥取市青谷町でしょうか)で、ヤノハとミマト将軍が日下(ヒノモト)国を盟主とする連合軍を迎え撃つための準備を見守っている場面から始まります。ヤノハは木を伐採させ、弓の射程距離を確認していま…
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