"卑弥呼"の記事一覧

『卑弥呼』第108話「ふたつの密議」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年6月5日号掲載分の感想です。前回は、ミマアキがヤノハに、中原で覇権を握る国に使者を送るよう、提言したところで終了しました。今回は、その5ヶ月前、暈(クマ)の国の夜萬加(ヤマカ)にて、チカラオ(ナツハ)が志能備(シノビ)犬に捕らえた兎を与えている場面から始まります。夜萬加に住むホデリとタマヨリという…
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『卑弥呼』第107話「倭の未来」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年5月20日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハがヌカデに、田油津日女(タブラツヒメ)と名乗って暈(クマ)国に潜入して捕らわれたアカメを救出するよう、懇願するところで終了しました。今回は、夢を見ていたヤノハの前にモモソの霊が現れる場面から始まります。モモソはヤノハに、夢で息子(ヤエト)や弟のチカラオ(…
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『卑弥呼』第106話「三人」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年5月5日号掲載分の感想です。前回は、暈(クマ)国に送り込んだアカメが祈祷女(イノリメ)を装い、田油津日女(タブラツヒメ)と名乗っていたものの、暈の大夫である鞠智彦(ククチヒコ)に捕らわれたと確信したヤノハが、田油津日女を助け出す、と山社(ヤマト)国の5人の重臣(ミマト将軍、イクメ、テヅチ将軍、ヌカ…
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『卑弥呼』第105話「物忌み」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年4月20日号掲載分の感想です。前回は、筑紫島(ツクシノシマ、九州を指すと思われます)連合軍が日下(ヒノモト)連合軍を破り、金砂(カナスナ)国の青谷(アオタニ)邑(現在の鳥取市青谷町でしょうか)で、ヤノハが山社(ヤマト)連合国の諸王と兵士に、戦は終わったのでともに故郷に帰ろう、と呼びかけるところで終…
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『卑弥呼』第104話「無類の軍師」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年4月5日号掲載分の感想です。前回は、筑紫島(ツクシノシマ、九州を指すと思われます)連合軍が、ヤノハの策により、金砂(カナスナ)国の青谷(アオタニ)邑(現在の鳥取市青谷町でしょうか)を襲撃した日下(ヒノモト)連合軍の指揮官であるワカタケ王子(稚武彦命、つまり記紀のワカタケヒコノミコトでしょうか)だけ…
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『卑弥呼』第103話「ならわし」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年3月20日号掲載分の感想です。前回は、金砂(カナスナ)国の青谷(アオタニ)邑(現在の鳥取市青谷町でしょうか)にて、山社(ヤマト)を盟主とする筑紫島(ツクシノシマ、九州を指すと思われます)連合軍と、日下(ヒノモト)連合軍との直接的な衝突がついに始まり、フトニ王(大日本根子彦太瓊天皇、つまり記紀の第7…
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『卑弥呼』第102話「囮」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年3月5日号掲載分の感想です。前号では作画者の中村真理子氏が急病のため休載となり、案じられましたが、今号では無事掲載されていました。前回は、金砂(カナスナ)国の青谷(アオタニ)邑(現在の鳥取市青谷町でしょうか)にて、日下(ヒノモト)のフトニ王(大日本根子彦太瓊天皇、つまり記紀の第7代孝霊天皇でしょう…
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『卑弥呼』第12集発売

 待望の第12集が発売されました。第12集には、 口伝87「古の邑」 https://sicambre.seesaa.net/article/202205article_22.html 口伝88「勝利を得る者」 https://sicambre.seesaa.net/article/202206article_3.htm…
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『卑弥呼』第101話「最後の大嘘」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年2月5日号掲載分の感想です。前回は、ところで終了しました。今回は、金砂(カナスナ)国の青谷(アオタニ)邑(現在の鳥取市青谷町でしょうか)で、ヤノハとミマト将軍が日下(ヒノモト)国を盟主とする連合軍を迎え撃つための準備を見守っている場面から始まります。ヤノハは木を伐採させ、弓の射程距離を確認していま…
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『卑弥呼』第100話「約束の地」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年1月20日号掲載分の感想です。ついに100話に到達し、すでに同じ作画者の『天智と天武~新説・日本書紀~』の93話を超えており、同じ原作者の『イリヤッド』の123話も超えそうで、どこまで連載が続くのか、楽しみです。前回は、金砂(カナスナ)国の出雲で、ヤノハがミマト将軍とイクメに、自分の必勝策は、山社…
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『卑弥呼』第99話「死に場所」

 『ビッグコミックオリジナル』2023年1月5日号掲載分の感想です。前回は、宍門(アナト)国のニキツミ王の館の前で、ヤノハが筑紫島(ツクシノシマ、九州を指すと思われます)6ヶ国と宍門国の連合軍の兵を前に、日下(ヒノモト)国とその傘下の諸国の連合軍との戦いは1日で終わる、と宣言したところで終了しました。今回は、宍門国と金砂(カナスナ)国の…
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『卑弥呼』第98話「和議」

 『ビッグコミックオリジナル』2022年12月20日号掲載分の感想です。前回は、金砂(カナスナ)国の出雲で、本殿から出て吉備津彦(キビツヒコ)率いる軍への投稿を決意した吉備津彦(キビツヒコ)の率いる兵が、事代主(コトシロヌシ)が、自らを慕う民に生きよ、と遺言を伝えたところで終了しました。今回は、出雲において、事代主が本殿から吉備津彦率い…
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『卑弥呼』第97話「遺言」

 『ビッグコミックオリジナル』2022年12月5日号掲載分の感想です。前回は、日下(ヒノモト)のフトニ王(記紀の第7代孝霊天皇でしょうか)が後継者のクニクル王子(記紀の孝元天皇、つまり大日本根子彦国牽天皇でしょうか)に、筑紫島(ツクシノシマ、九州を指すと思われます)6ヶ国の連合軍には楽勝できる、と伝えたところで終了しました。今回は、宍門…
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『卑弥呼』第96話「開戦の時」

 『ビッグコミックオリジナル』2022年11月20日号掲載分の感想です。前回は、船上でイクメがヤノハに、豊秋津島(トヨアキツシマ、本州を指すと思われます)の宍門(アナト)が見えてきた、と告げるところで終了しました。今回は、金砂(カナスナ)国の出雲において、事代主(コトシロヌシ)を慕って本殿に多くの民が集まっているところを、吉備津彦(キビ…
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『卑弥呼』第11集発売

 待望の第11集が発売されました。第11集には、 口伝79「誕生」 https://sicambre.seesaa.net/article/202201article_22.html 口伝80「争い」 https://sicambre.seesaa.net/article/202202article_4.html …
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『卑弥呼』第95話「鏡奇譚」

 『ビッグコミックオリジナル』2022年10月5日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハが金砂(カナスナ)国への出陣を筑紫島諸国の王と兵士に告げるところで終了しました。今回は、暈(クマ)の国の夜萬加(ヤマカ)にて、洞窟の奥深くの部屋でヒルメが民の訴えを聞いている場面から始まります。訴えてきたのはホデリという男性で、部屋の外にはタマヨリという…
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『卑弥呼』第94話「豊日別会議」

 『ビッグコミックオリジナル』2022年9月20日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハがイクメに、鬼国(キノクニ)の背後に吉備(キビ)がいるなら吉備の王の首を刎ね、吉備の背後に日下(ヒノモト)がいれば日下の王の首を必ず獲る、と力強く宣言ところで終了しました。今回は、ヤノハとイクメが、菟狭(ウサ、現在の大分県宇佐市でしょうか)と穂波(ホミ)…
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『卑弥呼』第93話「真の敵」

 『ビッグコミックオリジナル』2022年9月5日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハが穂波(ホミ)の国境にある秦邑(シンノムラ)で、最強の武器とされる連弩を秦邑の長老である徐平(ジョヘイ)から知らされたところで終了しました。巻頭カラーとなる今回は、秦邑でヤノハが連弩を試している場面から始まります。ヤノハは、連弩の操作が容易なのに感心します…
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『卑弥呼』第92話「始皇帝の隠し武器」

 『ビッグコミックオリジナル』2022年8月20日号掲載分の感想です。前回は、穂波(ホミ)の国境にある秦邑(シンノムラ)を訪れたヤノハが、漢人(という分類を作中の舞台である紀元後3世紀に用いてよいのか、疑問は残りますが)である何(ハウ)という旧知の男性と再会したところで終了しました。今回は、山社(ヤマト)にてヤノハから指示を受けて穂波(…
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『卑弥呼』第91話「最強の武器」

 『ビッグコミックオリジナル』2022年7月20日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハが穂波(ホミ)の国境にある謎めいた漢人(という分類を作中の舞台である紀元後3世紀に用いてよいのか、疑問は残りますが)の邑を一人で訪れ、徐平(ジョヘイ)という長老らしき男性と会見し、長老がヤノハの見識に感心するところで終了しました。今回は、金砂(カナスナ)…
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『卑弥呼』第10集発売

 待望の第10集が発売されました。第10集には、 口伝71「本物の日見子」 https://sicambre.seesaa.net/article/202109article_19.html 口伝72「生命の選択」 https://sicambre.seesaa.net/article/202110article_6.h…
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『卑弥呼』第90話「秦の邑にて」

 『ビッグコミックオリジナル』2022年7月20日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハが穂波(ホミ)の国境にある謎めいた漢人(という分類を作中の舞台である紀元後3世紀に用いてよいのか、疑問は残りますが)の邑を一人で訪れ、長老らしき男性から邑に入ることを許可されたところで終了しました。今回は、穂波(ホミ)の国境にある漢人の邑を訪れたヤノハが…
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『卑弥呼』第89話「不死の邑」

 『ビッグコミックオリジナル』2022年7月5日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハが穂波(ホミ)の国境にある謎めいた漢人(という分類を作中の舞台である紀元後3世紀に用いてよいのか、疑問は残りますが)の邑へと向かうべく出立しところで終了しました。今回は、ヤノハがイクメとともに穂波の国境にまで来た場面から始まります。そこには木簡に書かれた漢…
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『卑弥呼』第88話「勝利を得る者」

 『ビッグコミックオリジナル』2022年6月20日号掲載分の感想です。前回は、菟狭(ウサ、現在の大分県宇佐市でしょうか)の近くに、青銅でも鉄でもない強力な秘密の武器を持っている漢人(という分類を作中の舞台である紀元後3世紀に用いてよいのか、疑問は残りますが)の村がある、とヤノハが那(ナ)と伊都(イト)と末盧(マツロ)と都萬(トマ)の王に…
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『卑弥呼』第87話「古の邑」

 『ビッグコミックオリジナル』2022年6月5日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハが山社(ヤマト)の同盟国である那(ナ)と伊都(イト)と末盧(マツラ)と都萬(トマ)の宮司、つまり那の日の守と伊都の禰宜と末盧および都萬の巫身の前で、金砂国と出雲に援軍を派遣せよ、との天照大御神の神託(当然、ヤノハによる偽の神託ですが)を告げたところで終了し…
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『卑弥呼』第86話「偽りのお告げ」

 『ビッグコミックオリジナル』2022年5月20日号掲載分の感想です。前回は、金砂(カナスナ)国と出雲の危機にどう対処するのか、イクメに尋ねられたヤノハが、答えは決まっている、と力強く言うところで終了しました。今回は、山社国(ヤマトノクニ)の千穂(現在の高千穂でしょうか)で、まだ洞窟に閉じ込められているヤノハが、わずかな大きさの穴を通じ…
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『卑弥呼』第85話「使者」

 『ビッグコミックオリジナル』2022年5月5日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハが閉じ込められている山社国(ヤマトノクニ)の千穂(現在の高千穂でしょうか)の洞窟の前の巨岩をオオヒコとヌカデたちが取り除き、その呼びかけに気づいたヤノハが、自分はまだ日見子(ヒミコ)のようだ、と呟くところで終了しました。今回は、ヌカデが小さな穴から洞窟内の…
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『卑弥呼』第84話「闇と光」

 『ビッグコミックオリジナル』2022年4月20日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハが息子のヤエトを手放す、と決心したところで終了しました。今回は、ヤエトを弟のチカラオ(ナツハ)に託したヤノハが、千穂(現在の高千穂でしょうか)の洞窟の中で目覚める場面から始まります。薪も尽きて暗闇の中、このまま朽ち果ててしまうことも覚悟したヤノハは、人の…
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『卑弥呼』第83話「一縷の望み」

 『ビッグコミックオリジナル』2022年3月20日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハが、邑人たちが自分の無事を祈り、必ず助けると言っているのを聞いて、涙を流すところで終了しました。今回は、山社(ヤマト)の国の千穂(現在の高千穂でしょうか)で、洞穴に閉じ込められたヤノハの無事をオオヒコと邑人たちが祈っている場面から始まります。邑人たち祈る…
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『卑弥呼』第82話「絶望」

 『ビッグコミックオリジナル』2022年3月20日号掲載分の感想です。前回は、洞窟に閉じ込められたヤノハが弟のチカラオ(ナツハ)に、オオヒコたちが救助に来る前に洞窟から脱出できれば、二人の間の息子であるヤエトと共に、三人でどこかでひっそりと暮らせる、と語りかけるところで終了しました。今回は、山社(ヤマト)にて、ミマト将軍とその娘のイクメ…
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『卑弥呼』第9集発売

 待望の第9集が発売されました。第9集には、 口伝63「別の神話」 https://sicambre.seesaa.net/article/202105article_21.html 口伝64「日下の日見子」 https://sicambre.seesaa.net/article/202106article_6.html…
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『卑弥呼』第81話「最悪の好機」

 『ビッグコミックオリジナル』2022年3月5日号掲載分の感想です。前回は、山社(ヤマト)の国の千穂(現在の高千穂でしょうか)の洞窟が落石により塞がれ、ヤノハとその息子のヤエトが洞窟に閉じ込められるところで終了しました。今回は、(作中世界での現時点から)10年前の、御井戸(ミイト)での惨状の場面から始まります。後にヤノハの義母になる女性…
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『卑弥呼』第80話「争い」

 『ビッグコミックオリジナル』2022年2月20日号掲載分の感想です。前回は、山社(ヤマト)の国の千穂(現在の高千穂でしょうか)の洞窟にて、ヤノハが男児を出産したところで終了しました。これは、日見子(ヒミコ)としては絶対に許されないことです。巻頭カラーとなる今回は、山社(ヤマト)の国の千穂(現在の高千穂でしょうか)の洞窟にて、ヌカデが息…
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『卑弥呼』第79話「誕生」(4月の移行ツール提供開始までは当ブログで更新します)

 ウェブリブログサービスが終了するのでSeesaaブログへ移行すると述べましたが(関連記事)、コメント欄でご教示いただき確認したところ、2022年4月以降に提供される移行ツールでは、自ブログ内記事へのリンクのURLは変換して移行されるとのことなので(関連記事)、それまでは当ブログでの更新を続けます。よく確認せず無駄な作業をしてしまい、反…
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『卑弥呼』第78話「志能備の掟」

 『ビッグコミックオリジナル』2022年1月20日号掲載分の感想です。前回は、田油津日女(タブラツヒメ)が暈(クマ)の国にあるトンカラリンの洞窟に入っていくところで終了しました。今回は、トンカラリンの洞窟の前で、田油津日女の配下や暈の5人のタケル王がその結果を見守っている場面から始まります。5人のタケル王は、田油津日女が洞窟に入ってから…
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『卑弥呼』第77話「天照の神託」

 『ビッグコミックオリジナル』2022年1月5日号掲載分の感想です。前回は、暈(クマ)の国の5人のタケル王が、田油津日女(タブラツヒメ)に日見子(ヒミコ)となるよう要請するところで終了しました。今回は、山社(ヤマト)の国の千穂(現在の高千穂でしょうか)で、出産のさいに死んだ妻を夫たちが悼んでいる場面から始まります。暈(クマ)の国の飽田里…
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『卑弥呼』第76話「真の王」

 『ビッグコミックオリジナル』2021年12月20日号掲載分の感想です。前回は、暈(クマ)の国の5人のタケル王が、田油津日女(タブラツヒメ)を新たな日見子(ヒミコ)として擁立しよう、と画策しているところで終了しました。今回は、山社(ヤマト)国の千穂(現在の高千穂でしょうか)の産処(ウミドコロ)にて、ヌカデが産婆に学んでいる場面から始まり…
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『卑弥呼』第8集発売

 待望の第8集が発売されました。第8集には、 口伝55「天命」 https://sicambre.seesaa.net/article/202101article_27.html 口伝56「祈り」 https://sicambre.seesaa.net/article/202102article_5.html 口伝…
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『卑弥呼』第75話「タケル会談」

 『ビッグコミックオリジナル』2021年12月5日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハが奥閼宗(オクノアソ、阿蘇山の奥深くでしょうか)にある水波能売神(ミズハノメノカミ)の御神体である巨岩に祈っているところで終了しました。今回は、山社(ヤマト)の国の聖地である千穂(現在の高千穂でしょうか)にたどり着いた場面から始まります。ヤノハを護衛して…
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『卑弥呼』第74話「田油津日女」

 『ビッグコミックオリジナル』2021年11月20日号掲載分の感想です。前回は、モモソがヤノハに、今、腹の子を殺さねば、その子にお前は殺される運命だ、と告げるところで終了しました。今回は、暈(クマ)の国の鞠智(ククチ)の里(現在の熊本県菊池市でしょうか)で、鞠智彦(ククチヒコ)が暈の国各地の疫病被害の報告を受けている場面から始まります。…
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『卑弥呼』第73話「勝ち抜き」

 『ビッグコミックオリジナル』2021年11月5日号掲載分の感想です。前回は、腹の子のせいで大勢の民が死ぬが、その子を殺せばもっと大勢の人が死ぬ、とモモソに言われたヤノハが、ではどうすればよいのか、と問いかけるところで終了しました。今回は、日下(ヒノモト)の国の當麻(タイマ)で、手乞(テゴイ)、つまり相撲(捔力)が行なわれている場面から…
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『卑弥呼』第72話「生命の選択」

 『ビッグコミックオリジナル』2021年10月20日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハが難民に疫病対策を伝え、難民がヤノハを日見子(ヒミコ)として崇めるところを見て、ヌカデがヤノハは真の日見子になった、とナツハ(ヤノハの弟のチカラオ)に伝えるところで終了しました。今回は、ヤノハの一行が日鷹(ヒタカ)に到着した場面から始まります。美しい土…
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『卑弥呼』第71話「本物の日見子」

 『ビッグコミックオリジナル』2021年10月5日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハがオオヒコに、千穂の厳谷(イワヤ)に行き300日間人々に祈祷(イノリ)を捧げる、と伝えたところで終了しました。今回は、ミマアキたちが八咫烏(ヤタガラス)を迎え撃った現場を、日下(ヒノモト)の重臣でフトニ王(記紀の第7代孝霊天皇でしょうか)と姻戚関係にある…
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『卑弥呼』第70話「敵か味方か」

 『ビッグコミックオリジナル』2021年9月20日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハがアカメに、暈(クマ)の国の最高権力者となった鞠智彦(ククチヒコ)に書状を届けるよう、命じたところで終了しました。今回は、日下(ヒノモト)の国のフトニ王(記紀の第7代孝霊天皇でしょうか)が放った八咫烏(ヤタガラス)との戦いをミマアキに任せて、當麻(タイマ…
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『卑弥呼』第69話「逃走」

 『ビッグコミックオリジナル』2021年9月5日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハがヌカデに、疫病が終結せず民が自分を人柱にしようとしたならば、自分を祈祷(イノリ)の場から引きずり出して殺せ、と命じるところで終了しました。今回は、日下(ヒノモト)の国で、トメ将軍とミマアキの一行が筑紫島(ツクシノシマ、九州を指すと思われます)に戻るべく急…
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『卑弥呼』第68話「それぞれの運命」

 『ビッグコミックオリジナル』2021年8月20日号掲載分の感想です。前回は、ヤノハがヌカデに妊娠を伝えて助力を要請し、了承したヌカデが、助けないと言えばナツハ(チカラオ)に命じて自分を殺すつもりだっただろう、と指摘するところで終了しました。今回は、山社(ヤマト)国と都萬(トマ)国との境において、即席で設けられた柵を越えようとする庶民3…
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『卑弥呼』第7集発売

 待望の第7集が発売されました。第7集には、 口伝47「凶手」 https://sicambre.seesaa.net/article/202009article_26.html 口伝48「暗殺」 https://sicambre.seesaa.net/article/202010article_8.html 口伝…
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『卑弥呼』第67話「八咫烏」

 『ビッグコミックオリジナル』2021年8月5日号掲載分の感想です。前回は、山社(ヤマト)に戻らず300日の祈祷に入る、と宣言したヤノハに、どこで祈祷するのか、とイクメが訪ねるところで終了しました。今回は、日下(ヒノモト)の国でトメ将軍とミマアキの一行が胆駒山(イコマヤマ)を目指して急いでいる場面から始まります。ミマアキは胆駒山に烽(ト…
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『卑弥呼』第66話「陣形」

 『ビッグコミックオリジナル』2021年7月20日号掲載分の感想です。前回は、事代主(コトシロヌシ)が日見子(ヒミコ)たるヤノハに、妊娠しているのではないか、と問いかけるところで終了しました。今回は、日下(ヒノモト)の国の船着き場で、重臣にしてフトニ王(記紀の第7代孝霊天皇でしょうか)の息子に自分の娘を嫁がせているシコオが、配下からトメ…
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『卑弥呼』第65話「苦難」

 『ビッグコミックオリジナル』2021年7月5日号掲載分の感想です。前回は、日下(ヒノモト)の都(纏向遺跡でしょうか)の館で、日下の日見子(ヒミコ)と思われるモモソがトメ将軍とミマアキに、自分の父のフトニ王(記紀の第7代孝霊天皇でしょうか)が筑紫島(ツクシノシマ、九州を指すと思われます)に厲鬼(レイキ)を送りこみ、今頃筑紫島では多くの人…
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