冷房の使用と気温

 今年(2026年)は昨年よりも冷房の使用時間が短かったように思うので、備忘録として気温の推移や雑感を記しておきます。2020年頃までの東京都23区内の住宅では、冷房は7月半ば前後の梅雨明けに使用が始まり、お盆が明けて、全国高校野球選手権大会の閉会式の頃には終わる、といった印象があります。もちろん、東京都23区内でも、地域や住居構造や個人の高温および高湿度耐性によって、違いは大きいでしょうが、大まかな傾向はそうだったように記憶しています。それが近年では、早ければ6月後半に冷房の使用が始まり、それが9月後半まで続くこともあります。

 昨年は、6月後半に入ってすぐに冷房を使用し始めて、途中で気温が低い日には使用しなかったかもしれませんが、9月後半までほぼ毎日使用し続けたように記憶しています。昨年の東京都の最高気温を調べると、6月16日が31.6度、6月17日が34.8度で、それ以降、20度台の日もあったものの、9月18日までほぼずっと30度台で、3ヶ月ほど冷房を使用し続けていたわけです。以前の冷房の使用期間が1ヶ月~1ヶ月半程度だったことを考えると、昨年は本当に長く、私の人生でも最長期間だったかもしれません。

 今年は、7月10日頃に初めて冷房を使用し始めた記憶があり、東京都の7月の最高気温を調べると、6日が27.1度、7日が24.7度、8日が30.4度、9日が31.7度、10日が31.6度で、7月8日か7月9日に冷房の使用を始めたと思われます。今年も近年のように、以前のようなお盆明けには冷房を使用せずにすむ気温ではありませんでしたが、8月10日~8月17日頃までは比較的気温が低く、ほぼ冷房を使用しませんでした。9月に入るとほぼ冷房を使用しなくなり、これは2020年頃までと同様ですが、あるいは今後、何日か冷房を使用することがあるかもしれません。ただ、冷房をほぼ毎日使用することはもうなさそうです。

 昨年と比較して、今年の暑さは厳しくなかったようで、安堵していますが、今後も都市部の気温上昇は続きそうで、もう冷房の使用期間が7月半ば~お盆明けくらいまでといった時代には、当分戻らないのかもしれません。とはいえ、今後も冷夏の年が来る可能性はあるでしょう。米不足につながった1993年の冷夏では、東京都の最高気温がどのくらいだったのか、少し調べると、7月は30度以上の日が5日で、それも32.3度が最高記録、8月は30度以上の日が10日で、25度以下の日が8日もありました。今となっては想像もできない低温の夏だったわけですが、さすがに1993年は例外的です。とはいえ、1993年も1992年も8月に東京の最高気温が35度以上だった日はなく、隔世の感があります。と言いたいところですが、1995年の東京の8月の最高気温を調べると、35度以上の日が割と多く、印象論で語ってしまう危険はあります。ただ、21世紀、とくに近年、東京で猛暑日が急増傾向にあることは、記録からも確かなようです。

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