大河ドラマ『豊臣兄弟!』第22回「播磨大誤算」
今回は、織田方が攻略したと思った播磨で、毛利方の調略によって織田方から毛利方へと寝返る国衆が続出したことによる、藤吉郎(羽柴秀吉)と小一郎(長秀、羽柴秀長)の「豊臣兄弟」の危機が描かれました。テレビの番組表では、藤吉郎が記憶喪失になる、とあったので、どう描かれるのか、楽しみというより懸念していましたが、藤吉郎は、播磨攻略が窮地に陥り、精神的に追い詰められる中で、転んで頭を打ち、記憶喪失に陥り、母を見て思い出した、という話になっていました。次回以降、何か「仕掛け」が明らかになるようにも思えず、正直なところ、大失敗だったように思います。
前回、上月城を陥落させた藤吉郎が城内の人々を残酷に殺害し、磔にした、との噂が語られていましたが、実際には、陥落時に城内の者は自害しており、竹中半兵衛の策によって、自害した者を磔として、見せしめとしたことが語られました。小寺(黒田)官兵衛(孝高)は、かえって織田から毛利へ寝返る者が出るのを懸念します。実際、別所が織田から毛利へと寝返り、織田信長からは援軍が贈られず、藤吉郎が上月城に入れた尼子勢は孤立します。今回、尼子勢と藤吉郎の関係が描かれましたが、播磨情勢を詳しく描くのならば、もっと藤吉郎と尼子勢との関係を前から描いておくべきだったように思います。こうしたつながりの弱さが本作の欠点の一つになっている、と考えています。点と点を描いても、線になっていないところがあります。
今回は、前回初めて人物像が明らかになった、荒木村重の謀叛へと至る流れも描かれました。村重は、家臣が毛利と内応しているのではないか、と信長に疑われ、屈辱的な仕打ちを受け、それでも信長を裏切らない、と決めていたのに、安国寺恵瓊の扇動もあって、動揺したようです。村重は秀吉とも縁が深いというか、秀吉に運命を狂わされた一人とも言えそうで、やはりこちらも、もっと前からもう少し人物像を明らかにしていてもよかったのではないか、と思います。その村重の謀叛によって、説得に赴いた官兵衛は幽閉されるわけですが、半兵衛と官兵衛の関係も微妙で、残りの時間が短いことを悟った半兵衛の想いがどう話に関わってくるのか、不安もあるものの、期待したいところです。
前回、上月城を陥落させた藤吉郎が城内の人々を残酷に殺害し、磔にした、との噂が語られていましたが、実際には、陥落時に城内の者は自害しており、竹中半兵衛の策によって、自害した者を磔として、見せしめとしたことが語られました。小寺(黒田)官兵衛(孝高)は、かえって織田から毛利へ寝返る者が出るのを懸念します。実際、別所が織田から毛利へと寝返り、織田信長からは援軍が贈られず、藤吉郎が上月城に入れた尼子勢は孤立します。今回、尼子勢と藤吉郎の関係が描かれましたが、播磨情勢を詳しく描くのならば、もっと藤吉郎と尼子勢との関係を前から描いておくべきだったように思います。こうしたつながりの弱さが本作の欠点の一つになっている、と考えています。点と点を描いても、線になっていないところがあります。
今回は、前回初めて人物像が明らかになった、荒木村重の謀叛へと至る流れも描かれました。村重は、家臣が毛利と内応しているのではないか、と信長に疑われ、屈辱的な仕打ちを受け、それでも信長を裏切らない、と決めていたのに、安国寺恵瓊の扇動もあって、動揺したようです。村重は秀吉とも縁が深いというか、秀吉に運命を狂わされた一人とも言えそうで、やはりこちらも、もっと前からもう少し人物像を明らかにしていてもよかったのではないか、と思います。その村重の謀叛によって、説得に赴いた官兵衛は幽閉されるわけですが、半兵衛と官兵衛の関係も微妙で、残りの時間が短いことを悟った半兵衛の想いがどう話に関わってくるのか、不安もあるものの、期待したいところです。
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