大河ドラマ『豊臣兄弟!』第18回「羽柴兄弟!」
今回は、「豊臣兄弟」の名字が羽柴となり、信長から新たに北近江を所領として与えられ、長浜城を拠点として、領地を治める苦労と工夫が描かれました。羽柴秀吉(藤吉郎)はついに城主となり、「豊臣兄弟」の役割も変わって、物語は新章に入った、と言えるでしょう。それにしても、前回最後で浅井長政が自害してから、長篠の戦いも語りだけですまされるなど、一気に話が進みました。小一郎(長秀、羽柴秀長)は羽柴家の負担が大きくなったことから、近江で人材を新たに取り立てていき、ここで藤堂高虎と石田佐吉(三成)が登場します。藤堂高虎はすでに姉川合戦で登場しており、小一郎はよく覚えていました。藤堂高虎の描写は長く、本作での役割は大きいのかもしれません。
石田三成は、明智光秀とともに、大河ドラマでは描かれ方の幅が大きいのではないか、と以前から考えていました。私が視聴した作品では、1978年放送の『黄金の日日』を善、1981年放送の『おんな太閤記』や2014年放送の『軍師官兵衛』を悪の両極として、その間にさまざまな作品が入るように思います。たとえば、1987年放送の『独眼竜政宗』は悪寄り、2023年放送の『どうする家康』は善寄りかな、と考えています。本作で石田三成がどう描かれるのか、まだ分かりませんが、すでに鋭さを見せていて、この時期から登場させており、重要な役割を担いそうなので注目しています。加藤虎之助(清正)と福島正則も今回が初登場となり、本作では石田三成とどのような関係を築いていくのか、注目されます。
夫を失った市は織田家に戻って岐阜城で暮らすことになり、市は兄の信長を支える、と決意したようで、前回の描写からも、「豊臣兄弟」への信頼は相変わらず厚いと思われます。市の最期がどう描かれるのかも注目していますが、あるいは、「豊臣兄弟」への信頼は最期まで変わらず、娘三人を「豊臣兄弟」に預けることになるのでしょうか。小一郎と妻の慶の関係は相変わらず冷えているようで、この夫婦関係は今後の本作の軸の一つになりそうですし、謎めいた慶の過去がどう描かれるのかも注目していますが、今回の「試験」の最初の芝居が容易に読めたように、本作の「豊臣兄弟」の創作は外し気味なので、不安が残ります。
石田三成は、明智光秀とともに、大河ドラマでは描かれ方の幅が大きいのではないか、と以前から考えていました。私が視聴した作品では、1978年放送の『黄金の日日』を善、1981年放送の『おんな太閤記』や2014年放送の『軍師官兵衛』を悪の両極として、その間にさまざまな作品が入るように思います。たとえば、1987年放送の『独眼竜政宗』は悪寄り、2023年放送の『どうする家康』は善寄りかな、と考えています。本作で石田三成がどう描かれるのか、まだ分かりませんが、すでに鋭さを見せていて、この時期から登場させており、重要な役割を担いそうなので注目しています。加藤虎之助(清正)と福島正則も今回が初登場となり、本作では石田三成とどのような関係を築いていくのか、注目されます。
夫を失った市は織田家に戻って岐阜城で暮らすことになり、市は兄の信長を支える、と決意したようで、前回の描写からも、「豊臣兄弟」への信頼は相変わらず厚いと思われます。市の最期がどう描かれるのかも注目していますが、あるいは、「豊臣兄弟」への信頼は最期まで変わらず、娘三人を「豊臣兄弟」に預けることになるのでしょうか。小一郎と妻の慶の関係は相変わらず冷えているようで、この夫婦関係は今後の本作の軸の一つになりそうですし、謎めいた慶の過去がどう描かれるのかも注目していますが、今回の「試験」の最初の芝居が容易に読めたように、本作の「豊臣兄弟」の創作は外し気味なので、不安が残ります。
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