『ウイニングポスト10 2025』体験版

 『ウイニングポスト10 2025』が今月(2025年3月)発売されることは当ブログで以前取り上げましたが(関連記事)、間もなく(3月27日)発売となります。その記事でも述べたように、私は長年の『ウイニングポスト』シリーズ信者で、初代からPC版をずっと購入し続けていましたが、『ウイニングポスト7 2010』以降は、購入しない作品もあり、『ウイニングポスト8』も2016年版を最後に購入せず、『ウイニングポスト9』はついにまったく購入しませんでした。『ウイニングポスト』は2012年以降毎年、新作もしくはその年度版が発売されてきましたが、もう8作連続で購入しておらず、すっかり信者ではなくなってしまいました。競馬自体への関心も以前と比較してかなり低下していることや、加齢による気力の衰えのためか、そもそもゲームをほとんどやらなくなったことも原因ではあります。

 それでも、この間『ウイニングポスト』シリーズの新作情報は一応確認しており、『ウイニングポスト10 2025』の発売も知ったわけですが、体験版もあるため、購入してもじっさいには殆どやらないかな、とは思いつつも気になったので、体験版をダウンロードしてみました。動作環境は、CPUとメモリこそ推奨環境を上回っているものの、GPUは推奨環境を下回っていますが、『ウイニングポスト10』体験版(関連記事)では競争場面などでとくに不満はなく、『ウイニングポスト10 2025』体験版でも表示が不自然だったり遅かったりするような印象は受けませんでした。

 本作では競走馬や繁殖馬の能力を編集できるので、各馬の能力を少し確認しましたが、これがある意味では本編より楽しめそうでもあり、今後時間的余裕があればより詳しく見ていくつもりです。1970年代までに生まれた日本馬でスピード能力が高いのは、75のマルゼンスキー、74のトウメイとテンポイントとトウショウボーイ、73のヒカルイマイとカブラヤオーとテスコガビー、72のアカネテンリュウとメジロムサシとイシノヒカルとタニノチカラとタケホープとエリモジョージとグリーングラスとホウヨウボーイとカツラノハイセイコとカツトップエース、71のメジロアサマとハイセイコーとフジノパーシアとカネミノブとビンゴガルーとモンテプリンスとハギノカムイオーとバンブーアトラスです。キタノカチドキのスピード能力は相変わらず69で、競争馬としては今回が初登場となるヒカルイマイが73なのに、どうも納得のいかない能力設定です。モンテプリンスやスピード能力70のアンバーシャダイおよびキョウエイプロミスとともに、キタノカチドキの能力を上げようと考えています。逆に、カツトップエースについては能力を下げるべきと考えています。タニノチカラとタケホープの比較でも、タニノチカラの方が上と判断しています。カネミノブには特性としてGII大将と乾坤一擲がついていますが、以前は両特性が同時につかない仕様だったように記憶しています。1971年は、ヨーロッパではミルリーフとブリガディアジェラードが3歳で、スピード能力は、ミルリーフが79、ブリガディアジェラードが78でした。2000ギニーではどちらが勝つのか、注目していましたが、ブリガディアジェラードが1着、ミルリーフが2着、マイスワローが3着と、史実通りでした。

 開始年代は『ウイニングポスト』シリーズでは最古となる1971年で、ベルワイドを選択しました。能力と成長度からヒカルイマイにはとても勝てそうにないので、ぶつからないよう、レースを選択したいところですが、初戦は強制で変更できず、京成杯に出走となりました。ただ、ヒカルイマイはシンザン記念に出走してきたので、対戦せずにすみました。ベルワイドは京成杯を勝って共同通信杯で2着の後、ヒカルイマイが出走してこない弥生賞を勝ちましたが、ヒカルイマイ相手に皐月賞で勝てるとも思えず、青葉賞に出走させて勝ち、長距離馬なのでわずかながら勝算ががあるかな、と思って日本ダービーに出走させましたが、やはりヒカルイマイは強く圧勝し、ベルワイドは3着に終わりました。体験版を少しやった限りではなかなか楽しめましたが、ますます作業ゲームになった感もあり、現時点では購入しないつもりです。

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