再来年(2027年)の大河ドラマの予想
そろそろ再来年(2027年)の大河ドラマが発表されそうなので、予想します。まず大前提として、2年連続で時代が重なることはあまりなく、多少重なったとしても舞台となる地域は異なる場合がほとんどのようだ、ということが挙げられます。来年は豊臣秀長が主人公なので、いわゆる戦国の三英傑が主人公にとって身近な人物として登場するような作品にはならないでしょう。ただ、桶狭間の戦い以前が主要な舞台となる戦国ものの可能性はあると思います。今年は蔦屋重三郎が主人公なので、時代が重ならないとはいえ、舞台が全期間江戸時代となる忠臣蔵ものの可能性も低いように思います。2022年は北条義時が主人公だったので、10年に1回程度の頻度となる源平ものである可能性も除外して問題ないと思います。
そうすると、戦国時代前半が舞台の可能性も考えられるものの、大河ドラマで定番の幕末(~近代)ものが、直近では2021年の放送の『青天を衝け』なので、最も可能性が高そうなのは幕末(~近代)ものだと思います。幕末ものでは、大正時代まで描ける大隈重信が思い浮かびます。これまで大河ドラマで、「薩長土肥」のうち薩長土視点の作品は複数回あるのに、肥前視点の作品のみがありませんので、そろそろ肥前視点の作品があっても不思議ではないかな、と思います。大隈重信を主人公とする場合は、学閥的な配慮から、福沢諭吉が準主人公として取り上げられるかもしれません。その他では、適塾の群像劇が思い浮かびます。この場合、明治時代もある程度描けるという意味で、福沢諭吉視点となるかもしれません。
幕末をほとんど若しくはまったく描かない近現代ものの大河ドラマは、これまで視聴率で苦戦する傾向にあるので、再来年は題材とならないでしょうが、あえて候補を挙げると、幕末も少し描けて、太平洋戦争直前までの近代日本の動向を俯瞰できる西園寺公望と、政党政治確立に尽力した人物としての原敬と、政党政治に身を捧げた人物としての犬養毅です。あるいは、政治家ではなく文化人を取り上げる可能性もあり、そうすると、森鴎外や夏目漱石や与謝野晶子も考えられます。
戦国ものでは、桶狭間の戦い以前が主要な舞台となると、大河ドラマ化の誘致活動が熱心らしい、後北条がまず思い浮かびます。伊勢宗瑞(北条早雲)や北条氏康1代を描くことも、後北条5代を描くこともできそうですが、後北条5代となると、さすがに駆け足になってしまうので、後北条でも知名度が高そうで、戦国の三英傑とは全くもしくはほぼ直接的に関わらない伊勢宗瑞か北条氏康が主人公でしょうか。戦国の三英傑とさほど関わらない点から、三好長慶も考えられますが、伊勢宗瑞や北条氏康よりも一般的な知名度や人気は低そうなのが難点です。
以上、まとめると、再来年(2027年)の大河ドラマの主人公(題材)の予想は以下のようになります。
◎最有力・・・大隈重信(準主人公として福沢諭吉)
○有力・・・・・適塾の群像劇、伊勢宗瑞、北条氏康
▲穴狙い・・・西園寺公望、原敬、犬養毅、森鴎外、夏目漱石、与謝野晶子
そうすると、戦国時代前半が舞台の可能性も考えられるものの、大河ドラマで定番の幕末(~近代)ものが、直近では2021年の放送の『青天を衝け』なので、最も可能性が高そうなのは幕末(~近代)ものだと思います。幕末ものでは、大正時代まで描ける大隈重信が思い浮かびます。これまで大河ドラマで、「薩長土肥」のうち薩長土視点の作品は複数回あるのに、肥前視点の作品のみがありませんので、そろそろ肥前視点の作品があっても不思議ではないかな、と思います。大隈重信を主人公とする場合は、学閥的な配慮から、福沢諭吉が準主人公として取り上げられるかもしれません。その他では、適塾の群像劇が思い浮かびます。この場合、明治時代もある程度描けるという意味で、福沢諭吉視点となるかもしれません。
幕末をほとんど若しくはまったく描かない近現代ものの大河ドラマは、これまで視聴率で苦戦する傾向にあるので、再来年は題材とならないでしょうが、あえて候補を挙げると、幕末も少し描けて、太平洋戦争直前までの近代日本の動向を俯瞰できる西園寺公望と、政党政治確立に尽力した人物としての原敬と、政党政治に身を捧げた人物としての犬養毅です。あるいは、政治家ではなく文化人を取り上げる可能性もあり、そうすると、森鴎外や夏目漱石や与謝野晶子も考えられます。
戦国ものでは、桶狭間の戦い以前が主要な舞台となると、大河ドラマ化の誘致活動が熱心らしい、後北条がまず思い浮かびます。伊勢宗瑞(北条早雲)や北条氏康1代を描くことも、後北条5代を描くこともできそうですが、後北条5代となると、さすがに駆け足になってしまうので、後北条でも知名度が高そうで、戦国の三英傑とは全くもしくはほぼ直接的に関わらない伊勢宗瑞か北条氏康が主人公でしょうか。戦国の三英傑とさほど関わらない点から、三好長慶も考えられますが、伊勢宗瑞や北条氏康よりも一般的な知名度や人気は低そうなのが難点です。
以上、まとめると、再来年(2027年)の大河ドラマの主人公(題材)の予想は以下のようになります。
◎最有力・・・大隈重信(準主人公として福沢諭吉)
○有力・・・・・適塾の群像劇、伊勢宗瑞、北条氏康
▲穴狙い・・・西園寺公望、原敬、犬養毅、森鴎外、夏目漱石、与謝野晶子
この記事へのコメント
世阿弥を主人公とした小説か漫画で人気が出れば、そのうち世阿弥を主人公と下大河ドラマもあるかもしれません。