再来年(2026年)の大河ドラマの予想
そろそろ再来年(2026年)の大河ドラマが発表されそうなので、予想してみます。まず大前提として、2年連続で時代が重なることはあまりなく、多少重なったとしても舞台となる地域は異なる場合がほとんどのようだ、ということが挙げられます。来年は江戸時代半ば(18世紀後半)が舞台なので、幕末もしくは戦国時代色がまだ強い江戸時代初期を除けば、江戸時代を舞台とする可能性は低そうです。今年は紫式部が主人公なので、これまで大河ドラマで源平合戦の時期を除いてほぼ扱われなかった平安時代の可能性も除外して問題ないでしょう。一昨年は平安時代末から鎌倉時代序盤だったので、10年に1回程度の頻度となる源平ものである可能性も除外して問題ないと思います。
そうすると、大河ドラマでは定番の戦国時代か幕末となりそうです。今年と来年がこれまで大河ドラマで取り上げられていなかった「空白期間」を扱い、視聴率の点では不安もありますし、徳川家康を主人公として、主演に「国民的アイドルグループ」とされた嵐の一員である松本潤氏を起用しながら、大河ドラマ史上2番目に低い低視聴率となった昨年のこともあるので、大河ドラマの視聴率に拘るNHKは、手堅く視聴率獲得の可能な時代を選択しそうです。そうすると、これまで大河ドラマでは幕末ものよりも戦国ものの方が高視聴率傾向にあるので、戦国時代ものの可能性が高そうです。
これまで当ブログの大河ドラマ予想では、戦国ものとして鍋島直茂と立花宗茂をずっと挙げてきました。理由は、立花宗茂を主人公としても、やや強引ながら織田信長を登場させることが可能で、羽柴秀吉と徳川家康はもちろん重要人物として登場させることになるので、戦国時代でもとくに人気の高い「三傑」を絡ませられるから、というものでした。この他に、鍋島直茂は妻(陽泰院)との夫婦ものとしても描けそうという点も、大河ドラマの有力な主人公候補としてきた理由です。鍋島直茂と立花宗茂の知名度がさほど高くなさそうなことは問題ですが、両者とも大河ドラマ化発表前の井伊直虎よりは知名度がはるかに上でしょうから、この点は致命的な問題ではないと思います。この他に戦国時代もので主人公とできそうなのは、これまで主役としては描かれてこなかった後北条と長宗我部が思い浮かびます。三好長慶も思いつきましたが、三傑との直接的関わりが薄いので、厳しいように思います。
幕末ものでは、明治時代から大正時代まで描ける大隈重信が思い浮かびます。これまで大河ドラマで、「薩長土肥」のうち薩長土視点の作品は複数回あるのに、肥前視点の作品のみがありませんので、そろそろ肥前視点の作品があっても不思議ではないかな、と思います。大隈重信を主人公とする場合は、学閥的な配慮から、福沢諭吉が準主人公として取り上げられるかもしれません。その他では、適塾の群像劇が思い浮かびます。この場合、明治時代もある程度描けるという意味で、福沢諭吉視点となるかもしれません。
幕末をほとんど若しくはまったく描かない近現代ものの大河ドラマは、これまで視聴率で苦戦する傾向にあるので、再来年は題材とならないでしょうが、あえて候補を挙げると、幕末も少し描けて、太平洋戦争直前までの近代日本の動向を俯瞰できる西園寺公望と、政党政治確立に尽力した人物としての原敬と、政党政治に身を捧げた人物としての犬養毅です。あるいは、政治家ではなく文化人を取り上げる可能性もあり、そうすると、森鴎外や夏目漱石や与謝野晶子も考えられます。
以上、まとめると、再来年(2026年)の大河ドラマの主人公(題材)の予想は以下のようになります。
◎最有力・・・鍋島直茂とその妻(陽泰院)
○有力・・・・・立花宗茂、大隈重信、適塾の群像劇
▲穴狙い・・・西園寺公望、原敬、犬養毅、森鴎外、夏目漱石、与謝野晶子
そうすると、大河ドラマでは定番の戦国時代か幕末となりそうです。今年と来年がこれまで大河ドラマで取り上げられていなかった「空白期間」を扱い、視聴率の点では不安もありますし、徳川家康を主人公として、主演に「国民的アイドルグループ」とされた嵐の一員である松本潤氏を起用しながら、大河ドラマ史上2番目に低い低視聴率となった昨年のこともあるので、大河ドラマの視聴率に拘るNHKは、手堅く視聴率獲得の可能な時代を選択しそうです。そうすると、これまで大河ドラマでは幕末ものよりも戦国ものの方が高視聴率傾向にあるので、戦国時代ものの可能性が高そうです。
これまで当ブログの大河ドラマ予想では、戦国ものとして鍋島直茂と立花宗茂をずっと挙げてきました。理由は、立花宗茂を主人公としても、やや強引ながら織田信長を登場させることが可能で、羽柴秀吉と徳川家康はもちろん重要人物として登場させることになるので、戦国時代でもとくに人気の高い「三傑」を絡ませられるから、というものでした。この他に、鍋島直茂は妻(陽泰院)との夫婦ものとしても描けそうという点も、大河ドラマの有力な主人公候補としてきた理由です。鍋島直茂と立花宗茂の知名度がさほど高くなさそうなことは問題ですが、両者とも大河ドラマ化発表前の井伊直虎よりは知名度がはるかに上でしょうから、この点は致命的な問題ではないと思います。この他に戦国時代もので主人公とできそうなのは、これまで主役としては描かれてこなかった後北条と長宗我部が思い浮かびます。三好長慶も思いつきましたが、三傑との直接的関わりが薄いので、厳しいように思います。
幕末ものでは、明治時代から大正時代まで描ける大隈重信が思い浮かびます。これまで大河ドラマで、「薩長土肥」のうち薩長土視点の作品は複数回あるのに、肥前視点の作品のみがありませんので、そろそろ肥前視点の作品があっても不思議ではないかな、と思います。大隈重信を主人公とする場合は、学閥的な配慮から、福沢諭吉が準主人公として取り上げられるかもしれません。その他では、適塾の群像劇が思い浮かびます。この場合、明治時代もある程度描けるという意味で、福沢諭吉視点となるかもしれません。
幕末をほとんど若しくはまったく描かない近現代ものの大河ドラマは、これまで視聴率で苦戦する傾向にあるので、再来年は題材とならないでしょうが、あえて候補を挙げると、幕末も少し描けて、太平洋戦争直前までの近代日本の動向を俯瞰できる西園寺公望と、政党政治確立に尽力した人物としての原敬と、政党政治に身を捧げた人物としての犬養毅です。あるいは、政治家ではなく文化人を取り上げる可能性もあり、そうすると、森鴎外や夏目漱石や与謝野晶子も考えられます。
以上、まとめると、再来年(2026年)の大河ドラマの主人公(題材)の予想は以下のようになります。
◎最有力・・・鍋島直茂とその妻(陽泰院)
○有力・・・・・立花宗茂、大隈重信、適塾の群像劇
▲穴狙い・・・西園寺公望、原敬、犬養毅、森鴎外、夏目漱石、与謝野晶子
この記事へのコメント
まだやってないですよね