第69回東京大賞典結果

 近年では競馬への情熱をかなり失ってしまい、競馬関連の記事を掲載することが少なくなりましたが、有馬記念と東京大賞典だけは当ブログを始めてから毎年必ず取り上げてきたので、今年(2023年)も記事を掲載します。昨日(2023年12月29日)行なわれた今年の東京大賞典には、古馬では、昨年の勝ち馬で今年は川崎記念とドバイワールドカップを勝ち、BCクラシックで5着とまずまず好走したウシュバテソーロ、JBCクラシックを勝ったキングズソード、チャンピオンズカップ2着だったウィルソンテソーロ、3歳勢では、南関東三冠を達成して無敗のミックファイア、UAEダービー2着でチャンピオンズカップ3着だったドゥラエレーデが出走してきて、GIに相応しいなかなかの出走馬構成になったと思います。

 レースは、ウィルソンテソーロが逃げてそのまま粘りそうに見えましたが、ウシュバテソーロが追い込んでウィルソンテソーロを交わして勝ち、2連覇となりました。ウシュバテソーロは、直線を向いた時には大外に出たこともあって届きそうに見えませんでしたが、追い出してから力強く伸びてきた感があり、さすがの底力です。2着のウィルソンテソーロの逃げを予想していた人は少なそうですが、原騎手の覚悟を決めたような騎乗が功を奏したように思います。3着は3歳馬のドゥラエレーデで、ダートだけではなく芝でも古馬一線級と戦ってきた経験も少なからずあったのでしょうか。残念だったのは大きく離された8着と負けたミックファイアで、古馬とは初対戦となるので力関係の見極めが難しく、あるいは大敗もあるかな、とは予想していましたが、ここまで負けるとは、同じ3歳のドゥラエレーデとの比較でも明らかに劣るようです。とはいえ、無敗で南関東三冠を達成したわけですから、ミックファイアには巻き返しを期待しています。

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