第68回有馬記念結果
近年では競馬への情熱をかなり失ってしまい、競馬関連の記事を掲載することが少なくなりましたが、有馬記念と東京大賞典だけは当ブログを始めてから毎年必ず取り上げてきたので、今年(2023年)も記事を掲載することにしました。今年の有馬記念には、古馬ではジャパンカップの上位2頭だったイクイノックスとリバティアイランドが出走せず、イクイノックスはすでに引退しており、ジャパンカップと比較して見劣りする出走馬構成になったのは否定できません。それでも、古馬ではジャパンカップで3~5着馬だったGIを勝っているスターズオンアースとドウデュースとタイトルホルダーに天皇賞(春)を勝って天皇賞(秋)で2着だったジャスティンパレスに凱旋門賞で4着と好走したスルーセブンシーズに2年前に日本ダービーを勝って今年のBCターフで3着と好走したシャフリヤール、3歳馬では皐月賞を勝ったソールオリエンスと日本ダービーを勝ってタスティエーラが出走してきて、有馬記念に相応しくなかなか豪華な出走馬構成になったと思います。
レースは、これで引退となるタイトルホルダーが強引に先手を取って逃げ、途中では2番手以下をやや離して進みましたが、後方から徐々に上がっていったドウデュースがスターズオンアースとの競り合いを制して半馬身差で勝ちました。ドウデュースはこれまでの戦績から、叩き良化型と考えていたので、この勝利は意外ではありませんでしたが、それにしても武豊騎手が本当に上手く騎乗したと思います。スターズオンアースは古馬になってなかなか勝ちきれませんが、ジャパンカップに続いて一線級の牡馬相手に好走しており、このレースでも抜群の好スタートから能力を発揮したと言えるでしょう。5歳のタイトルホルダーは逃げて3着と粘り、4歳春の頃の状態には及ばなかったかもしれませんが、現時点での能力は発揮したように思います。1番人気のジャスティンパレスは追い込んできたものの4着に終わり、やや消極的な騎乗だったかもしれません。
残念だったのは来年の主役となるべき3歳勢で、日本ダービー馬のタスティエーラは6着、皐月賞馬のソールオリエンスは8着でした。タスティエーラは前走から18kg増でしたから、いかに成長期にあるかもしれず冬場とはいえ、太目残りだったかもしれません。3歳牡馬勢の水準が疑われかねない結果でしたが、菊花賞でタスティエーラとソールオリエンスに完勝したドゥレッツァは、ドウデュースなど上の世代の一線級相手にも通用するのではないか、と期待しています。3歳勢が掲示板に載れなかったのは残念でしたが、騎手としては現代日本社会で群を抜いた知名度だろう武豊騎手が、競馬の1レースでの売上としては日本(恐らく世界でも)最高である注目度の高い有馬記念を勝ったことは、競馬界の盛り上がりにとってよかったかな、とは思います。
レースは、これで引退となるタイトルホルダーが強引に先手を取って逃げ、途中では2番手以下をやや離して進みましたが、後方から徐々に上がっていったドウデュースがスターズオンアースとの競り合いを制して半馬身差で勝ちました。ドウデュースはこれまでの戦績から、叩き良化型と考えていたので、この勝利は意外ではありませんでしたが、それにしても武豊騎手が本当に上手く騎乗したと思います。スターズオンアースは古馬になってなかなか勝ちきれませんが、ジャパンカップに続いて一線級の牡馬相手に好走しており、このレースでも抜群の好スタートから能力を発揮したと言えるでしょう。5歳のタイトルホルダーは逃げて3着と粘り、4歳春の頃の状態には及ばなかったかもしれませんが、現時点での能力は発揮したように思います。1番人気のジャスティンパレスは追い込んできたものの4着に終わり、やや消極的な騎乗だったかもしれません。
残念だったのは来年の主役となるべき3歳勢で、日本ダービー馬のタスティエーラは6着、皐月賞馬のソールオリエンスは8着でした。タスティエーラは前走から18kg増でしたから、いかに成長期にあるかもしれず冬場とはいえ、太目残りだったかもしれません。3歳牡馬勢の水準が疑われかねない結果でしたが、菊花賞でタスティエーラとソールオリエンスに完勝したドゥレッツァは、ドウデュースなど上の世代の一線級相手にも通用するのではないか、と期待しています。3歳勢が掲示板に載れなかったのは残念でしたが、騎手としては現代日本社会で群を抜いた知名度だろう武豊騎手が、競馬の1レースでの売上としては日本(恐らく世界でも)最高である注目度の高い有馬記念を勝ったことは、競馬界の盛り上がりにとってよかったかな、とは思います。
この記事へのコメント