大河ドラマ『どうする家康』第12回「氏真」
今回は今川家の没落が描かれました。今川氏真は、本作と同じく徳川家康を主人公とする1983年放送の大河ドラマ『徳川家康』よりも本作の方が目立っているように思われ、家康の氏真への複雑な想いも描かれたことから、氏真は家康の晩年まで今後もたびたび登場するのではないか、と予想しています。その意味で、氏真の没落がどのように描かれるのか、注目していましたが、自分に戦国大名としての天賦の器量がないことを父の義元にも指摘され、それを認識しつつも、戦国大名の嫡男として生まれ、家督を継承した立場として奮闘してきた、という人物像が改めて浮き彫りにされ、なかなか見せ場があったように思います。
氏真の妻の糸は北条氏康の娘で、今回が初登場となりますが、氏真との婚姻は回想場面で描かれました。かなり早くに配役が発表になったのに、なかなか氏真の妻が登場しないな、と思っていたら、回想での登場でした。本作は家康を主人公としていながら、桶狭間の戦いの直前から話が始まっているので、家康を含めて主要人物の過去は回想場面で描かれており、これが本作の話の流れを悪くしてところもあるように思います。ただ、そろそろ主要人物の過去も描ききった感もあり、今後は今よりも回想場面が減るのではないか、と思います。家康と氏真の一騎討ちはやりすぎというか、私好みの演出ではありませんが、短かったのでまあ悪くはないかな、とも思います。
氏真の妻の糸は北条氏康の娘で、今回が初登場となりますが、氏真との婚姻は回想場面で描かれました。かなり早くに配役が発表になったのに、なかなか氏真の妻が登場しないな、と思っていたら、回想での登場でした。本作は家康を主人公としていながら、桶狭間の戦いの直前から話が始まっているので、家康を含めて主要人物の過去は回想場面で描かれており、これが本作の話の流れを悪くしてところもあるように思います。ただ、そろそろ主要人物の過去も描ききった感もあり、今後は今よりも回想場面が減るのではないか、と思います。家康と氏真の一騎討ちはやりすぎというか、私好みの演出ではありませんが、短かったのでまあ悪くはないかな、とも思います。
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