大河ドラマ『どうする家康』第4回「清須でどうする!」
今回は、松平元康(徳川家康)が今川方から離反し、織田方との講和のため向かった清須城での、家康と信長や木下藤吉郎(羽柴秀吉)やお市とのやり取りが中心に描かれました。今川から離反したこの状況では、家康は織田と組むしかないわけですが、織田とどのような関係を築くのか、家康の選択が問題になってくるわけで、家康に限らず戦乱の世の当主ともなればその生涯は選択の連続だったでしょうから、「どうする」という観点での物語構成はなかなか上手いように思います。大坂の陣まで家康の立場は次々と変わっていきますから、この構成は今後も上手く機能するのではないか、と期待されます。
今回は木下藤吉郎とお市が初登場となります。お市と家康は、家康が織田家の人質だった時代に知り合っており、しかもお市は家康に恋をしている、という設定で、信長は家康にお市と結婚するよう命じます。家康とお市に直接的な面識がある、との設定は荒唐無稽とは言えないでしょうが、家康と関わりが深いのはお市の娘たちですから、ここまでお市の扱いが大きいのは意外でした。この後、お市の死まで、家康とお市との接点はなさそうですが、本作ではどうなるのでしょうか。お市役の北川景子氏は、2010年公開の時代劇映画『花のあと』ではおそろしく演技が下手でしたが、随分と上手くなったものだと思います。
今回は木下藤吉郎とお市が初登場となります。お市と家康は、家康が織田家の人質だった時代に知り合っており、しかもお市は家康に恋をしている、という設定で、信長は家康にお市と結婚するよう命じます。家康とお市に直接的な面識がある、との設定は荒唐無稽とは言えないでしょうが、家康と関わりが深いのはお市の娘たちですから、ここまでお市の扱いが大きいのは意外でした。この後、お市の死まで、家康とお市との接点はなさそうですが、本作ではどうなるのでしょうか。お市役の北川景子氏は、2010年公開の時代劇映画『花のあと』ではおそろしく演技が下手でしたが、随分と上手くなったものだと思います。
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