『ウイニングポスト10』2022年3月発売

 『ウイニングポスト10』が来年(2022年)3月に発売される、公表されました。私はかつて『ウイニングポスト』シリーズの信者で、98DOS版だった初代から7マキシマム2008まで、PKも含めてパソコン版をすべて購入してきました(関連記事)。しかし、『ウイニングポスト7 2010』以降は、購入しない作品もあり、『ウイニングポスト8』も2017年版と2018年版は購入せず、2019年に発売された『ウイニングポスト9』も、その2020年版と2021年版と2022年版も購入しませんでした。『ウイニングポスト』は2013年以降毎年、新作もしくはその年度版が発売されてきましたが、もう6作連続で購入しておらず、すっかり信者ではなくなってしまいました。競馬自体への関心も以前と比較してかなり低下しており、それも一因ではあります。

 それでも、この間『ウイニングポスト』シリーズの新作情報は一応確認しており、『ウイニングポスト10』の来春発売も知ったわけですが、最大の注目は、新たに設定された馬の個性でしょうか。性格や好き嫌いや得手不得手などが設定されているようで、気性と賢さだけよりも馬の特徴をよく表せるでしょうし、現実により近づいたとも言えるでしょう。もっとも、現実に近づければゲームとして面白くなるとは限りませんが、この設定は上手く機能するのではないか、と期待しています。レースシーンはかなり迫力があるようですが、私が現在使用しているパソコンのGPUはGeForce GTX1650なので、低画質でないと動作しないかもしれませんし、あるいはそもそも動作条件を満たしていないかもしれません。

 気になるのは新要素の「史実調教」で、その効果というよりは、各「史実調教」の年代が注目されます。以下は「史実調教」の紹介画像です。
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 各「史実調教」の年代は、おそらくその年代以降に導入可能で、開始年代が1976年や1982年や1984年だと、1988年とある「馬なり集団調教」や1994年とある「坂路縦列調教」や1995年とある「角馬場調教」は使えないのでしょうが、「プール」が1955年となっているのは気になります。まさか、1954年もしくは1955年開始のシナリオがあるとは思えませんが、もしあるのならば、史実期間の海外牧場開設も可能なようですから、ノーザンダンサーやミスタープロスペクターやシアトルスルーやサンデーサイレンスなどを誕生させないこともできるわけで、そうなれば、2010年代以降には史実馬がほとんど誕生しなくなるでしょう。そうでなくとも、1976年開始シナリオならば、サドラーズウェルズやストームキャットやサンデーサイレンスやデインヒルやエーピーインディなどを誕生させないこともできるわけで、それだけでも21世紀の箱庭世界の血統状況はかなり混沌としているでしょう。そうした世界も見てみたいものです。

 じっさいに『ウイニングポスト10』を購入するのか、まだ決めていませんが、年度版ではなく新作なので、購入してもよいかな、と考えています。同じコーエー作品の『信長の野望』シリーズや『三國志』シリーズはもう20年ほどプレイしておらず、今から新作をプレイしても浦島太郎状態になりそうですが、『ウイニングポスト』シリーズは、サブパラなどで新規要素もあるものの、基本的な仕様は『ウイニングポスト5』から変わっていないようですから、6作連続で購入していなくても慣れるのは早いかな、と楽観しています。

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