大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第38回「時を継ぐ者」
今回は北条時政とその妻の「りく」の失脚が描かれました。時政はあっさりと降参を決断し、この企ては最初から無謀だと分かっていながら、妻の「りく」を見捨てることができず、息子の義時の成長もあり、後を託そうと考えて死ぬ覚悟で決起したのでしょう。皆が喜ぶ姿を見たい、という人の好さが時政にはあり、それは急成長した鎌倉で宰相的役割を担うことになっても変わらず、その重責をしっかりと認識できなかったところが失脚につながった、と言えるかもしれません。畠山重忠の件で時政も義時からそれを突きつけられた形となり、無謀と思いつつ決起したのでしょう。
義時がトウに「りく」の殺害を命じて、三浦義村がそれを防いだことは、今後どのような話につながっていくのか、注目されます。「りく」の殺害を失敗したことで、トウが直ちに粛清されるわけではないかもしれませんが、義村の意図がどこにあるのか、という点も含めて注目されます。この政変の余波で、都では平賀朝雅が討たれ、後鳥羽院は激怒します。承久の乱はまだ先ですが、この件で後鳥羽院は義時に強い怒りを抱くようになり、承久の乱の一因になった、という展開になるのでしょうか。なお、来週は休止となり、特別番組が放送されるそうです。今回は大きな区切りと言えそうで、今後、和田義盛の乱と実朝の殺害と承久の乱、何よりも義時の最期がどう描かれるのか、楽しみです。
義時がトウに「りく」の殺害を命じて、三浦義村がそれを防いだことは、今後どのような話につながっていくのか、注目されます。「りく」の殺害を失敗したことで、トウが直ちに粛清されるわけではないかもしれませんが、義村の意図がどこにあるのか、という点も含めて注目されます。この政変の余波で、都では平賀朝雅が討たれ、後鳥羽院は激怒します。承久の乱はまだ先ですが、この件で後鳥羽院は義時に強い怒りを抱くようになり、承久の乱の一因になった、という展開になるのでしょうか。なお、来週は休止となり、特別番組が放送されるそうです。今回は大きな区切りと言えそうで、今後、和田義盛の乱と実朝の殺害と承久の乱、何よりも義時の最期がどう描かれるのか、楽しみです。
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