大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第36回「武士の鑑」
今回は畠山重忠の最期が描かれました。畠山重忠は初回から登場し、好漢として描かれてきただけに、追い込まれていく過程とその最期は丁寧に描かれていました。畠山重忠を格好よく描こう、という制作側の意図は初回から窺えただけに、畠山重忠の最期は後半第一の山場になるのではないか、と予想していましたが、本作ではこれまででも有数の規模の野外ロケとなり、なかなか迫力があったように思います。
畠山重忠はまさに坂東武士の鑑といった人物造形になっており、周囲の兵士が見守る中での主人公の北条義時との長い一騎討ちはさすがにやりすぎの感もありましたが、こうした長い一騎討ちはお約束といった感もありますし、義時とこの合戦に加わった武士の心象風景と解釈すればよいのかな、と思います。私はこうした一騎討ちの描写を昔から好きではありませんが、今回は視聴者人気の高そうな畠山重忠の最期だけに、ここまでやっても悪くはなかったように思います。次の山場は北条時政の追放、その次の山場は和田一族の滅亡となりそうで、後半も見せ場が多そうなので楽しみです。
畠山重忠はまさに坂東武士の鑑といった人物造形になっており、周囲の兵士が見守る中での主人公の北条義時との長い一騎討ちはさすがにやりすぎの感もありましたが、こうした長い一騎討ちはお約束といった感もありますし、義時とこの合戦に加わった武士の心象風景と解釈すればよいのかな、と思います。私はこうした一騎討ちの描写を昔から好きではありませんが、今回は視聴者人気の高そうな畠山重忠の最期だけに、ここまでやっても悪くはなかったように思います。次の山場は北条時政の追放、その次の山場は和田一族の滅亡となりそうで、後半も見せ場が多そうなので楽しみです。
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