石原裕次郎がテレビと出会った時「太陽にほえろ!の時代」
BSプレミアムで放送されたので視聴しました。BSプレミアムのドキュメンタリーはBS4Kでも放送されることが多いので、最近ではBSプレミアムの番組を録画して視聴することはほとんどなくなり、この放送を危うく見逃すところでしたが、ネットで情報を得て録画しました。出演者は、プロデューサーの岡田晋吉氏と梅浦洋一氏、脚本家の四十物光男氏と鎌田敏夫氏(声だけ)、助監督から後に監督に昇進した櫻井一孝氏と鈴木一平氏、カメラマンの安本英氏、音楽担当の大野克夫氏、石原プロの常務だった石野憲助氏、石原プロのプロデューサーだった岩崎純氏に、レギュラー刑事だった竜雷太氏(ゴリさん)と高橋惠子氏(シンコ、当時は関根恵子)と勝野洋氏(テキサス)と小野寺昭氏(殿下)と神田正輝氏(ドック)は、今でも芸能界に関わっているので以外ではありませんでしたが、レギュラーではなかった水谷豊氏の出演には本当に驚きました。水谷氏は、『太陽にほえろ!』では初回も含めて初期には常連ゲストの一人といった感じでしたが、テキサス登場以降の出演はないだけに、あまりにも大物になった現在、こうした回顧番組に出演するとはまったく予想していませんでした。
内容は、マカロニ期を中心に始まった頃の話が多く、すでにこのようなテレビ番組や本や雑誌などで知っていたことが多かったので、とくに意外ではありませんでした。石原裕次郎氏の映画への強い情熱と、『大都会』についてもかなり触れられていました。芸能界から実質的に引退して四半世紀以上になる露口茂氏(山さん)が出演しないのは仕方ないとしても、木之元亮氏(ロッキー)と山下真司氏(スニーカー)と渡辺徹氏(ラガー)は出演してもらいたかったものです。渡辺徹氏は、一時はかなり深刻な容態だったようですが、今ではドラマの撮影もこなしているようですし、ラガーは在籍期間が比較的長かっただけに、出演してもらいたかったものです。ただ、「石原裕次郎がテレビと出会った時」が主題ですから、ほぼテキサス登場の頃までしか言及されなかったので、木之元氏と山下氏と渡辺氏の出演がなかったのは、仕方のないところでしょうか。それに、『太陽にほえろ!』は放送期間が長く、関係者が多いだけに、これ以上出演者を増やすと番組が散漫になりそうですから、今回のようにある程度限定する方がよいのかもしれません。
後期では、ボスの闘病からの復帰が少し描かれて、ゴリさんの殉職も少し取り上げられました。最終回のボスの取調室での場面の裏話にも言及され、この場面はやや長く放送されました。この時点で、石原氏の体調は明らかに悪かったのですが、今になってみると石原氏の製作者側や視聴者への遺言のようでもあり、本当によく出演してくれたな、と思います。これまで知らなかったことでは(忘れていただけかもしれませんが)、『太陽にほえろ!』終了の打ち上げパーティーでの石原裕次郎氏のメッセージを聞いた竜雷太氏が、『太陽にほえろ!』を10年で降板したが、最後まで出演すればよかった、と考えていたことです。知っている話が多かったものの、製作者側の少なからぬ人が放送開始から50年、放送終了から36年近く経過して改めて証言してくれたことには感謝しており、視聴してよかったと思っています。
内容は、マカロニ期を中心に始まった頃の話が多く、すでにこのようなテレビ番組や本や雑誌などで知っていたことが多かったので、とくに意外ではありませんでした。石原裕次郎氏の映画への強い情熱と、『大都会』についてもかなり触れられていました。芸能界から実質的に引退して四半世紀以上になる露口茂氏(山さん)が出演しないのは仕方ないとしても、木之元亮氏(ロッキー)と山下真司氏(スニーカー)と渡辺徹氏(ラガー)は出演してもらいたかったものです。渡辺徹氏は、一時はかなり深刻な容態だったようですが、今ではドラマの撮影もこなしているようですし、ラガーは在籍期間が比較的長かっただけに、出演してもらいたかったものです。ただ、「石原裕次郎がテレビと出会った時」が主題ですから、ほぼテキサス登場の頃までしか言及されなかったので、木之元氏と山下氏と渡辺氏の出演がなかったのは、仕方のないところでしょうか。それに、『太陽にほえろ!』は放送期間が長く、関係者が多いだけに、これ以上出演者を増やすと番組が散漫になりそうですから、今回のようにある程度限定する方がよいのかもしれません。
後期では、ボスの闘病からの復帰が少し描かれて、ゴリさんの殉職も少し取り上げられました。最終回のボスの取調室での場面の裏話にも言及され、この場面はやや長く放送されました。この時点で、石原氏の体調は明らかに悪かったのですが、今になってみると石原氏の製作者側や視聴者への遺言のようでもあり、本当によく出演してくれたな、と思います。これまで知らなかったことでは(忘れていただけかもしれませんが)、『太陽にほえろ!』終了の打ち上げパーティーでの石原裕次郎氏のメッセージを聞いた竜雷太氏が、『太陽にほえろ!』を10年で降板したが、最後まで出演すればよかった、と考えていたことです。知っている話が多かったものの、製作者側の少なからぬ人が放送開始から50年、放送終了から36年近く経過して改めて証言してくれたことには感謝しており、視聴してよかったと思っています。
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