『卑弥呼』第10集発売

 待望の第10集が発売されました。第10集には、

口伝71「本物の日見子」
https://sicambre.seesaa.net/article/202109article_19.html

口伝72「生命の選択」
https://sicambre.seesaa.net/article/202110article_6.html

口伝73「勝ち抜き」
https://sicambre.seesaa.net/article/202110article_20.html

口伝74「田油津日女」
https://sicambre.seesaa.net/article/202111article_9.html

口伝75「タケル会談」
https://sicambre.seesaa.net/article/202111article_23.html

口伝76「真の王」
https://sicambre.seesaa.net/article/202112article_3.html

口伝77「天照の神託」
https://sicambre.seesaa.net/article/202112article_21.html

口伝78「志能備の掟」
https://sicambre.seesaa.net/article/202201article_6.html

が収録されています。連載時には「第*話」となっていましたが、単行本では「口伝*」となっています。単行本では「真説・邪馬台国伝」との副題がつけられています。それぞれの話については上記の記事にて述べているので、ここでは繰り返しません。第10集では、日下(ヒノモト)でのトメ将軍とミマアキの脱出劇と、アカメがヤノハの命により田油津日女(タブラツヒメ)として暈(クマ)に潜入し、暈の志能備(シノビ)に正体を見破られるところまで描かれました。

 トメ将軍とミマアキは日下から脱出して九州に帰還し、サヌ王(記紀の神武天皇と思われます)の子孫がまだ九州を諦めていない、と伝えるのでしょう。これはヤノハの判断を大きく左右するでしょうから、注目されます。山社(ヤマト)と日下の関係は、終盤まで本作の軸となるかもしれません。アカメの運命も気になるところで、ヤノハの指示が、単に鞠智彦(ククチヒコ)に疫病対策の書簡を届けることだけなのか、別の目的もあるのか、注目されます。鞠智彦はアカメの正体にある程度気づいていたように思いますが、その真意はどこにあるのでしょうか。なお、第1集~第9集までの記事は以下の通りです。

第1集
https://sicambre.seesaa.net/article/201903article_49.html

第2集
https://sicambre.seesaa.net/article/201908article_60.html

第3集
https://sicambre.seesaa.net/article/202002article_1.html

第4集
https://sicambre.seesaa.net/article/202008article_5.html

第5集
https://sicambre.seesaa.net/article/202012article_37.html

第6集
https://sicambre.seesaa.net/article/202105article_5.html

第7集
https://sicambre.seesaa.net/article/202108article_3.html

第8集
https://sicambre.seesaa.net/article/202112article_2.html

第9集
https://sicambre.seesaa.net/article/202203article_2.html

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