大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第21回「仏の眼差し」
今回は奥州藤原氏の滅亡が描かれました。滅亡に至る描写はほとんど描かれず、これにより日本において源頼朝に対抗できる有力な軍事勢力が消滅し、鎌倉の人間関係や政治力学がどう変わっていくのか、鎌倉と朝廷がどう関わっていくのか、という点に重きが置かれていたように思います。比企能員と北条時政とのさや当てもはっきりと描かれ、今後の第一の山場は頼朝の死になりそうですが、その次の山場は、北条と比企との権力闘争と源実朝の死になりそうで、両者の関係がどう描かれていくのか、注目されます。
八重は川に流されて亡くなり、これで退場となります。源頼朝との間の息子を想起させる名前の男子を預かり、息子が溺死させられた記憶を思い出して溺死につながった、という流れは工夫されていたように思います。義時は姫の前(本作では比奈)に執心だったと伝わっていますが、ここからどう気持ちが変わっていくのか、気になるところです。もっとも、本作はかなり捻った話にするかもしれませんが。比奈は次回初登場となるようなので、どのような人物像なのか、注目されます。
源義経が前回でも八重が今回で退場となり、いよいよ一区切りついた感じで、新たな展開を予感させるかのように、今回は八田知家と北条時連と運慶が初登場となります。いずれも登場時間は短かったものの、八田知家はかなり強烈な印象を残しました。運慶はかなり癖のある人物のようで、今後も度々登場するのではないか、と期待されます。北条時連は利発そうな感じで、いかにも今回、頼朝が天罰を下されたらあえて受ける、と言ったのは伏線でしょうか。あるいは、頼朝の最期とも関わってくるかもしれないので、注目されます。
八重は川に流されて亡くなり、これで退場となります。源頼朝との間の息子を想起させる名前の男子を預かり、息子が溺死させられた記憶を思い出して溺死につながった、という流れは工夫されていたように思います。義時は姫の前(本作では比奈)に執心だったと伝わっていますが、ここからどう気持ちが変わっていくのか、気になるところです。もっとも、本作はかなり捻った話にするかもしれませんが。比奈は次回初登場となるようなので、どのような人物像なのか、注目されます。
源義経が前回でも八重が今回で退場となり、いよいよ一区切りついた感じで、新たな展開を予感させるかのように、今回は八田知家と北条時連と運慶が初登場となります。いずれも登場時間は短かったものの、八田知家はかなり強烈な印象を残しました。運慶はかなり癖のある人物のようで、今後も度々登場するのではないか、と期待されます。北条時連は利発そうな感じで、いかにも今回、頼朝が天罰を下されたらあえて受ける、と言ったのは伏線でしょうか。あるいは、頼朝の最期とも関わってくるかもしれないので、注目されます。
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