大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第8回「いざ、鎌倉」
今回は、源頼朝の鎌倉入りに至る過程が描かれました。上総広常が言ったように、当時の頼朝軍はまだ寄せ集めで、頼朝はまだ坂東武者をよく統制できていません。まあ、平家を滅ぼした後も頼朝にとって御家人の統制は重要な問題であり続けるわけですが、この時期には頼朝の権威もまだ充分には確立していないだけに、大敗から巻き返して大軍を率いるようになった頼朝にとっても、まだ不安は多かった時期なのでしょう。今回は、頼朝が政治家として成長していく過程も描かれ、これも序盤の見どころでしょうか。
源義経はまだ異母兄の頼朝と会えていませんが、今回の出番はやや多めで、義経の人物像も見えてきました。本作の義経はかなり気まぐれな人物で、冷酷なところもあるようです。大河ドラマではこのような義経は珍しいように思いますが、記憶は曖昧なものの、1993年~1994年放送の大河ドラマ『炎立つ』の義経は本作にやや近かったかもしれません。映像作品以外では、『火の鳥 乱世編』の義経が本作の義経にかなり近いように思います。ここまでは、登場人物のキャラが立っており、なかなか楽しめているので、今後も期待できそうです。
源義経はまだ異母兄の頼朝と会えていませんが、今回の出番はやや多めで、義経の人物像も見えてきました。本作の義経はかなり気まぐれな人物で、冷酷なところもあるようです。大河ドラマではこのような義経は珍しいように思いますが、記憶は曖昧なものの、1993年~1994年放送の大河ドラマ『炎立つ』の義経は本作にやや近かったかもしれません。映像作品以外では、『火の鳥 乱世編』の義経が本作の義経にかなり近いように思います。ここまでは、登場人物のキャラが立っており、なかなか楽しめているので、今後も期待できそうです。
この記事へのコメント