大河ドラマ『青天を衝け』第25回「篤太夫、帰国する」
今回は栄一(篤太夫)の帰国と、栄一が海外にいる間の国内情勢が描かれました。栄一が横浜に到着したのは明治元年10月で、すでに慶喜は鳥羽伏見の戦いで負けて江戸に戻り、さらに水戸から駿府へと移って謹慎しており、江戸城は新政府軍に明け渡されており、戊辰戦争が継続中でした。主人公である栄一の視点では、この間の国内情勢は遅れて得た断片的な情報から推測するしかなかったわけで、栄一が帰国後に福地源一郎たちからこの間の国内情勢を聞かされるという構成で種明かしのように激変した国内情勢を描くのは、悪くないと思います。
栄一の親族である喜作(成一郎)や平九郎や惇忠の運命に時間がより多く割かれましたが、栄一と関わりのあった小栗忠順(上野介)の最期が描かれたのは、よかったと思います。とくに平九郎は明治時代を生きた喜作や惇忠とは異なり戊辰戦争で討ち死にしだけに、その最期は長く描かれました。栄一が帰国した時にはまだ函館で喜作は土方歳三たちとともに戦っていましたが、栄一は函館には向かいませんでした。徳川昭武から今後も仕えるよう要請された栄一は、まず慶喜に会おうとします。すでに明治と改元されていますが、幕末編は次回で終了のようです。幕末編の結末がどのように描かれ、明治編につながるのか、楽しみです。
栄一の親族である喜作(成一郎)や平九郎や惇忠の運命に時間がより多く割かれましたが、栄一と関わりのあった小栗忠順(上野介)の最期が描かれたのは、よかったと思います。とくに平九郎は明治時代を生きた喜作や惇忠とは異なり戊辰戦争で討ち死にしだけに、その最期は長く描かれました。栄一が帰国した時にはまだ函館で喜作は土方歳三たちとともに戦っていましたが、栄一は函館には向かいませんでした。徳川昭武から今後も仕えるよう要請された栄一は、まず慶喜に会おうとします。すでに明治と改元されていますが、幕末編は次回で終了のようです。幕末編の結末がどのように描かれ、明治編につながるのか、楽しみです。
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