大河ドラマ『青天を衝け』第5回「栄一、揺れる」
今回は大相撲春場所初日で後半に2番取り直しがあったため、相撲中継が18時過ぎまでずれ込み、放送開始が4分遅れました。そのため、予約録画が機能せず、急遽ワンタッチ録画を使いました。最近の録画機ならば、昔と比較して高機能なので前番組の延長にも対応してくれるものかと思っていましたが、何とも残念でした。私の設定が悪かったのかもしれませんが。前作と前々作のように午前9時からの放送ならば、こうしたことを心配せずによかったのですが、ともかく、来週も今回のような事態を想定しておかねばならないでしょう。再放送が地上波だけになったことも残念です。
今回も、渋沢栄一の農村場面と、徳川慶喜を中心とする「中央政界」の場面との二部構成になっていました。「中央政界」場面の方が大河ドラマらしいとも言えるので、長年の大河ドラマ愛好者には好評かもしれませんが、私は当時の生活・価値観を描いている農村場面もかなり気に入っています。農村場面はこれまで屋外ロケが多いことも、高評価の一因です。農村場面では、外国船の到来が相次ぎ、当時の武士以外の知識階層の一部にも焦燥感が見えてくるところも描かれており、この点も良いと思います。何よりも、他の人物を貶めて主人公を相対的に持ち上げるとか、主人公を周囲の人物が不自然に称賛するとかいったことがなく、主人公の合理性や若者らしい行動力がしっかりと描かれているのはよいことだと思います。藤田東湖は、今回で退場となるためか、見せ場が多くありました。藤田東湖が地震で亡くならねば、その後の水戸藩の動向が変わったのかどうか、気になるところです。
今回も、渋沢栄一の農村場面と、徳川慶喜を中心とする「中央政界」の場面との二部構成になっていました。「中央政界」場面の方が大河ドラマらしいとも言えるので、長年の大河ドラマ愛好者には好評かもしれませんが、私は当時の生活・価値観を描いている農村場面もかなり気に入っています。農村場面はこれまで屋外ロケが多いことも、高評価の一因です。農村場面では、外国船の到来が相次ぎ、当時の武士以外の知識階層の一部にも焦燥感が見えてくるところも描かれており、この点も良いと思います。何よりも、他の人物を貶めて主人公を相対的に持ち上げるとか、主人公を周囲の人物が不自然に称賛するとかいったことがなく、主人公の合理性や若者らしい行動力がしっかりと描かれているのはよいことだと思います。藤田東湖は、今回で退場となるためか、見せ場が多くありました。藤田東湖が地震で亡くならねば、その後の水戸藩の動向が変わったのかどうか、気になるところです。
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