大河ドラマ『麒麟がくる』第6回「三好長慶襲撃計画」
1548年(西暦は厳密な換算ではなく、1年単位での換算です)秋、畿内では細川晴元とその重臣である三好長慶との対立が深まっていました。長慶は連歌の会に出席すべく、密かに都を訪れます。明智光秀(十兵衛)は伊平次から、その場で松永久秀と長慶を襲撃する計画があると聞き、三淵藤英と細川藤孝に面会に行きます。藤英は晴元がこの襲撃計画の黒幕だろう、と光秀に打ち明けますが、しょせんは細川勢の内輪揉めで、将軍の上意と受け取られるのは困るので動けない、と言います。しかし光秀は、世を太平にするには将軍が公言せねばならないと藤英に訴え、それを近くで聞いていた将軍の足利義輝は、光秀を追うよう、藤英と藤孝に命じます。
連歌の会で久秀と長慶が襲撃されたところを光秀と藤英と藤孝が救出に赴き、久秀も長慶も無事に脱出し、それを見た晴元は切歯扼腕します。負傷した光秀は望月東庵を訪ね、駒とも再会します。光秀は訪ねてきた藤孝に都に留まるよう誘われますが、まずは美濃をまとめて藤孝と将軍を支える、と答えます。そこへ、美濃の大垣城をめぐって斎藤利政(道三)と織田信秀が争いを始めた、と望月東庵が光秀に知らせます。利政は織田方の大垣城を奪い、相変わらずその軍事的手腕は冴えています。まだ傷の癒えていない光秀は駒とともに美濃に戻ります。
今回は、都の政治的抗争に光秀が巻き込まれ、久秀や藤英や藤孝との絆が深まりました。まず間違いなく創作でしょうが、その後の関係を考えると、藤孝との深い絆をこの時期より描くのは、長期の連続ドラマとして大きな問題はないと思います。藤孝も光秀もまだともに若く、理想主義的なところがあるので、意気投合するのは納得のいく描写でした。視聴率低下が面白おかしくマスメディアで取り上げられるようになった本作ですが、ここまで私はひじょうに楽しめていますし、今後の展開も期待できます。やや不安だった駒の物語にも謎がありそうで、謎解きの点でも楽しみです。
連歌の会で久秀と長慶が襲撃されたところを光秀と藤英と藤孝が救出に赴き、久秀も長慶も無事に脱出し、それを見た晴元は切歯扼腕します。負傷した光秀は望月東庵を訪ね、駒とも再会します。光秀は訪ねてきた藤孝に都に留まるよう誘われますが、まずは美濃をまとめて藤孝と将軍を支える、と答えます。そこへ、美濃の大垣城をめぐって斎藤利政(道三)と織田信秀が争いを始めた、と望月東庵が光秀に知らせます。利政は織田方の大垣城を奪い、相変わらずその軍事的手腕は冴えています。まだ傷の癒えていない光秀は駒とともに美濃に戻ります。
今回は、都の政治的抗争に光秀が巻き込まれ、久秀や藤英や藤孝との絆が深まりました。まず間違いなく創作でしょうが、その後の関係を考えると、藤孝との深い絆をこの時期より描くのは、長期の連続ドラマとして大きな問題はないと思います。藤孝も光秀もまだともに若く、理想主義的なところがあるので、意気投合するのは納得のいく描写でした。視聴率低下が面白おかしくマスメディアで取り上げられるようになった本作ですが、ここまで私はひじょうに楽しめていますし、今後の展開も期待できます。やや不安だった駒の物語にも謎がありそうで、謎解きの点でも楽しみです。
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