『卑弥呼』第3集発売
待望の第3集が発売されました。第3集には、
口伝15「言伝」
https://sicambre.seesaa.net/article/201904article_31.html
口伝16「情報戦」
https://sicambre.seesaa.net/article/201905article_3.html
口伝17「秘儀」
https://sicambre.seesaa.net/article/201905article_36.html
口伝18「舞台設定」
https://sicambre.seesaa.net/article/201906article_12.html
口伝19「黄泉返り」
https://sicambre.seesaa.net/article/201906article_40.html
口伝20「イサオ王」
https://sicambre.seesaa.net/article/201907article_13.html
口伝21「戦闘開始」
https://sicambre.seesaa.net/article/201907article_42.html
口伝22「血斗」
https://sicambre.seesaa.net/article/201908article_9.html
が収録されています。連載時には「第*話」となっていましたが、単行本では「口伝*」となっています。単行本では「真説・邪馬台国伝」との副題がつけられています。それぞれの話については、上記の記事にて述べているので、ここでは繰り返しません。本作は207年(西暦は厳密な換算ではなく、1年単位での換算です)頃の九州を舞台としています。これまでに明かされている世界観から推測すると、本作の邪馬台国は宮崎県(旧国名の日向)に設定されているようです。しかし、神武東征説話も取り入れられていることから、やがては畿内というか纏向遺跡が舞台になるかもしれません。本作の神武は、天照大神から数えて6代目の日見彦という設定です。おそらくは現在の奈良県にいるだろう神武(サヌ王)の子孫とヤノハがどう関わってくるのか、ということも今後注目されます。
現時点ではほぼ九州の諸国・人物しか登場していませんが、今後は本州・四国、さらには朝鮮半島と後漢や魏も舞台になりそうで、司馬懿など『三国志』の有名人物の登場も予想されますから、ひじょうに雄大な規模の物語になるのではないか、と期待されます。本作の人物造形はたいへん魅力的で、この点でもとくに楽しめているのですが、第3集で初登場となったトメ将軍は、とくに魅力的に描かれています。おそらくトメ将軍は、倭国から魏に派遣された大夫の難升米でしょうから、今後も活躍場面が多そうで、注目しています。本作は現時点でもたいへん楽しめていますが、今後さらに面白くなりそうな要素が多いだけに、何とか長期連載になってほしいものです。
口伝15「言伝」
https://sicambre.seesaa.net/article/201904article_31.html
口伝16「情報戦」
https://sicambre.seesaa.net/article/201905article_3.html
口伝17「秘儀」
https://sicambre.seesaa.net/article/201905article_36.html
口伝18「舞台設定」
https://sicambre.seesaa.net/article/201906article_12.html
口伝19「黄泉返り」
https://sicambre.seesaa.net/article/201906article_40.html
口伝20「イサオ王」
https://sicambre.seesaa.net/article/201907article_13.html
口伝21「戦闘開始」
https://sicambre.seesaa.net/article/201907article_42.html
口伝22「血斗」
https://sicambre.seesaa.net/article/201908article_9.html
が収録されています。連載時には「第*話」となっていましたが、単行本では「口伝*」となっています。単行本では「真説・邪馬台国伝」との副題がつけられています。それぞれの話については、上記の記事にて述べているので、ここでは繰り返しません。本作は207年(西暦は厳密な換算ではなく、1年単位での換算です)頃の九州を舞台としています。これまでに明かされている世界観から推測すると、本作の邪馬台国は宮崎県(旧国名の日向)に設定されているようです。しかし、神武東征説話も取り入れられていることから、やがては畿内というか纏向遺跡が舞台になるかもしれません。本作の神武は、天照大神から数えて6代目の日見彦という設定です。おそらくは現在の奈良県にいるだろう神武(サヌ王)の子孫とヤノハがどう関わってくるのか、ということも今後注目されます。
現時点ではほぼ九州の諸国・人物しか登場していませんが、今後は本州・四国、さらには朝鮮半島と後漢や魏も舞台になりそうで、司馬懿など『三国志』の有名人物の登場も予想されますから、ひじょうに雄大な規模の物語になるのではないか、と期待されます。本作の人物造形はたいへん魅力的で、この点でもとくに楽しめているのですが、第3集で初登場となったトメ将軍は、とくに魅力的に描かれています。おそらくトメ将軍は、倭国から魏に派遣された大夫の難升米でしょうから、今後も活躍場面が多そうで、注目しています。本作は現時点でもたいへん楽しめていますが、今後さらに面白くなりそうな要素が多いだけに、何とか長期連載になってほしいものです。
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