大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第47回(最終回)「時間よ止まれ」
1964年10月10日、東京オリンピック大会の開会当日を迎えます。雨の予報でしたが、快晴となり、関係者は安堵します。開会式前の国立競技場には、田畑政治と金栗四三がいて、四三は嘉納治五郎からの手紙を田畑に見せます。開会式は無事に行なわれ、敗戦前からオリンピック招致に関わっていた人々は感無量でした。落語から逃げ出した五りんは、古今亭志ん生の娘の美津子に依頼され、聖火リレーの伴走者を務めた後、古今亭志ん生の寄席を訪ね、許してもらいます。
ついに最終回を迎え、1年間楽しみに視聴し続けてきただけに、感慨深くもあり、寂しくもあります。可児徳や野口源三郎といった懐かしい人々が登場したのは、予想していたものの、やはりよかったと思います。最終回は、前半で開会式が描かれ、中盤は落語話となりました。正直なところ、最後まで本筋と落語話が上手く接続していなかったように思いますが、富久とオリンピックを重ね合わせたところはさすがに上手いものでした。まあ、できれば落語話を削って大会中の人間模様をもっと描いてほしかったものですが、四三が1967年にストックホルムに招待され、行方不明扱いになっていたマラソンを完走したことが省略されないだけでもよかったかな、とは思います。
ついに最終回を迎え、1年間楽しみに視聴し続けてきただけに、感慨深くもあり、寂しくもあります。可児徳や野口源三郎といった懐かしい人々が登場したのは、予想していたものの、やはりよかったと思います。最終回は、前半で開会式が描かれ、中盤は落語話となりました。正直なところ、最後まで本筋と落語話が上手く接続していなかったように思いますが、富久とオリンピックを重ね合わせたところはさすがに上手いものでした。まあ、できれば落語話を削って大会中の人間模様をもっと描いてほしかったものですが、四三が1967年にストックホルムに招待され、行方不明扱いになっていたマラソンを完走したことが省略されないだけでもよかったかな、とは思います。
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