久々にデスクトップパソコンを購入(追記有)
2011年10月にデスクトップパソコンを購入(関連記事)してから7年10ヶ月ほど経過し、やっと新たにデスクトップパソコンを購入しました。先代となったデスクトップパソコンの使用期間は、これまでで最長となりました。AMD製CPUの第1世代Ryzenが2年前(2017年)に発売されて間もない頃、先代のデスクトップパソコンが不調になったので(関連記事)、その時点ですでに5年以上使っていたため、買い替えようと考えたのですが、メモリの価格が高かったので、見送りました。その後、さらにメモリの価格が上昇し、デスクトップパソコンの方もさほど支障なく使えるようになったので、買い替えをずっと見送ってきました。
しかし、メモリとSSDの価格が下がってきたことや、最近Intel製CPUのセキュリティ問題が頻繁に報告され、パッチを適用すると性能が低下することや(私の環境でも、ディスクアクセス速度が低下しました)、ワードでの文章作成、とくに貼り付けのさいの動作の遅さを体感するようになったことや、CPU温度が以前より上昇してきたことなどから、最近発売され(関連記事)、第2世代よりも大きく性能が向上した第3世代Ryzen(Zen2アーキテクチャ)搭載のデスクトップパソコンの購入を決断しました。
短くとも5年以上の使用を想定しているので、CPUは12コアの3900Xも考えましたが、価格と、12コアではメモリバス2チャンネルはバランスが悪そうなことを考慮して、8コアの3700Xにしました。マザーボードも消費電力の観点などから悩んだのですが、長く使うことを想定して、PCI-Express4.0対応のX570としました。これは、第3世代Ryzenの安定的な運用には前世代よりもX570の方がよいだろう、と判断したからでもあります。メモリはDDR4-3200・32GB(16GB2枚)です。SSDは、NVMeにすべきか、悩んだのですが、私の使い方では速度の違いを体感できる場面はほとんどなさそうなので、SATA3.0接続の1GBを選択しました。GPUは、やりたいゲームが重いようなら買い替えればよいと考えて、低スペックのGeForce GTX1650を選択しました。電源は、550Wでもよいかな、とも考えたのですが、長く使って電源が消耗することも考えて、80PLUS Goldの750Wとしました。OSはWindows10 Proの64bit版です。
購入を決断したまではよかったのですが、今回はデータの移行で大失敗してしまいました。先代のSSD(SSD2)を作業用として新たなデスクトップパソコンに移そうと考えて、先代のデスクトップパソコンでSSD2の前に使っていたSSD(SSD1)にバックアップ用としてクローンコピーしようとしたのですが、SSD1をSATA3.0に接続しても認識されず、SATA2.0接続だと認識されました。このまま速度の低下を我慢してコピーすればよかったのですが、もう1回SATA3.0に接続したら、OSが起動しなくなったというか、起動中の回転表示が極端に遅くなったので、再起動や電源を落としたうえでのマザーボード上の電池の抜き差しを試してみたら、ついにSATAに接続していたSSDもブルーレイディスクドライブもハードディスク(HD1)も認識されなくなりました。修復用のUSBメモリで起動しようとすると、やはり起動中の回転表示が極端に遅くなり、起動の目途がまったく立たない状態になりました。その後、SATAケーブルの抜き差しにより、SATAに接続したディスクドライブは認識されるようになりましたが、途中までは起動するものの、その後は真っ暗な画面のまま先に進まず、USBメモリとブルーレイディスクから修復を試みてもことごとく失敗したので、先代のデスクトップパソコンの活用はとりあえず諦めました。本当は、先代のデスクトップパソコンを起動して画面を確認しながら、新たなデスクトップパソコンで設定しようと考えていたのですが。
一応重要データはバックアップを取っていたので、最悪の事態ではありませんが、自分の諦めの悪さが面倒な事態を引き起こしてしまったわけで、ひじょうに後悔しています。SSD2とHD1は新たなデスクトップパソコンに移動して使う予定だったので、認識されないようだと、少なくともHDは新たに購入しなければならなかったのでずが、幸いにも残念ながらSSD2もHD1も新たなデスクトップパソコンで認識され、データを使用できました。先代のデスクトップパソコンが故障してしまったことにより、Office 2016をアンインストールできなくなり、新たなデスクトップパソコンでは電話認証することになりました。こちらは何とかインストールでき、温度表示ソフトなど最低限必要なその他のソフトもインストールしたうえで、音楽ソフトのリストの復元などもやり、おおむね先代のデスクトップパソコンと同じ状態を復元できました。この間、ノートパソコンでの検索が役に立ちました。やはり、予備でノートパソコンを購入しておいて正解だった、と改めて思ったものです。
データの移行はずっと意識していたので、割と順調でしたが、音楽ソフトのリストの復元はほぼ失念していたので、最初からやり直さないといけないかな、と覚悟しました。しかし、すんなりと移行できたのは何よりでした。『ウイニングポスト』シリーズをプレイするには再インストールしなければなりませんが、当分プレイ予定はないので、インストールも後にしようと思います。まあ、ディスクがどこにあるのか、探すのが面倒ということもありますが。『三國志曹操伝』は一応再インストールし、音楽再生の設定も無事に完了しました。『三國志曹操伝』は1998年発売で、その時点では公式にはWindows 9x系にしか対応していなかったと記憶していますが、64ビット版のWindows 10でも動作することにはやや感動します。
Chromeやワードを使った感じでは、やはりかなり性能が向上しているようです。単に、CPUのコア・スレッド数が倍になったこともありますが、CPUのシングルスレッドとメモリの性能が大きく向上したからなのでしょう。先代のデスクトップパソコンではまともに再生されなかった8K動画も、滑らかに再生されました。先代のデスクトップパソコンでは、4K動画の再生となると8スレッド(4コア)全ての使用率が90%前後になりましたが、新たなデスクトップパソコンでは最大使用率のスレッドでも20%程度に留まっており、性能の向上をとくに実感しました。ただ、予想以上にCPUの温度が高く、クーラーは標準装備品ではなく、もっと高価なものにしておけばよかったかな、とやや後悔しています。X570はそれだけ熱いということなのでしょうか。先代のデスクトップパソコンと比較すると、合計では20万円弱とやや安く購入できましたが、メモリ容量が2倍、SSD容量が4倍になったとはいえ、その時点での相対的な性能で比較すると、GPUはかなり劣りますし、CPUもやや劣るので、当時よりは割高感もあります。それなりの価格での購入となったので、先代とまではいかずとも、できれば6年以上使い続けたいものです。
追記(2019年8月5日)
部屋を整理していたら『三國志曹操伝』のパッケージに気づき、改めて確認したら、『三國志曹操伝』はWindows NT系にも対応していました。ならば、32ビットと64ビットの違いはあっても、Windows 10で動作しても不思議ではなさそうです。
しかし、メモリとSSDの価格が下がってきたことや、最近Intel製CPUのセキュリティ問題が頻繁に報告され、パッチを適用すると性能が低下することや(私の環境でも、ディスクアクセス速度が低下しました)、ワードでの文章作成、とくに貼り付けのさいの動作の遅さを体感するようになったことや、CPU温度が以前より上昇してきたことなどから、最近発売され(関連記事)、第2世代よりも大きく性能が向上した第3世代Ryzen(Zen2アーキテクチャ)搭載のデスクトップパソコンの購入を決断しました。
短くとも5年以上の使用を想定しているので、CPUは12コアの3900Xも考えましたが、価格と、12コアではメモリバス2チャンネルはバランスが悪そうなことを考慮して、8コアの3700Xにしました。マザーボードも消費電力の観点などから悩んだのですが、長く使うことを想定して、PCI-Express4.0対応のX570としました。これは、第3世代Ryzenの安定的な運用には前世代よりもX570の方がよいだろう、と判断したからでもあります。メモリはDDR4-3200・32GB(16GB2枚)です。SSDは、NVMeにすべきか、悩んだのですが、私の使い方では速度の違いを体感できる場面はほとんどなさそうなので、SATA3.0接続の1GBを選択しました。GPUは、やりたいゲームが重いようなら買い替えればよいと考えて、低スペックのGeForce GTX1650を選択しました。電源は、550Wでもよいかな、とも考えたのですが、長く使って電源が消耗することも考えて、80PLUS Goldの750Wとしました。OSはWindows10 Proの64bit版です。
購入を決断したまではよかったのですが、今回はデータの移行で大失敗してしまいました。先代のSSD(SSD2)を作業用として新たなデスクトップパソコンに移そうと考えて、先代のデスクトップパソコンでSSD2の前に使っていたSSD(SSD1)にバックアップ用としてクローンコピーしようとしたのですが、SSD1をSATA3.0に接続しても認識されず、SATA2.0接続だと認識されました。このまま速度の低下を我慢してコピーすればよかったのですが、もう1回SATA3.0に接続したら、OSが起動しなくなったというか、起動中の回転表示が極端に遅くなったので、再起動や電源を落としたうえでのマザーボード上の電池の抜き差しを試してみたら、ついにSATAに接続していたSSDもブルーレイディスクドライブもハードディスク(HD1)も認識されなくなりました。修復用のUSBメモリで起動しようとすると、やはり起動中の回転表示が極端に遅くなり、起動の目途がまったく立たない状態になりました。その後、SATAケーブルの抜き差しにより、SATAに接続したディスクドライブは認識されるようになりましたが、途中までは起動するものの、その後は真っ暗な画面のまま先に進まず、USBメモリとブルーレイディスクから修復を試みてもことごとく失敗したので、先代のデスクトップパソコンの活用はとりあえず諦めました。本当は、先代のデスクトップパソコンを起動して画面を確認しながら、新たなデスクトップパソコンで設定しようと考えていたのですが。
一応重要データはバックアップを取っていたので、最悪の事態ではありませんが、自分の諦めの悪さが面倒な事態を引き起こしてしまったわけで、ひじょうに後悔しています。SSD2とHD1は新たなデスクトップパソコンに移動して使う予定だったので、認識されないようだと、少なくともHDは新たに購入しなければならなかったのでずが、幸いにも残念ながらSSD2もHD1も新たなデスクトップパソコンで認識され、データを使用できました。先代のデスクトップパソコンが故障してしまったことにより、Office 2016をアンインストールできなくなり、新たなデスクトップパソコンでは電話認証することになりました。こちらは何とかインストールでき、温度表示ソフトなど最低限必要なその他のソフトもインストールしたうえで、音楽ソフトのリストの復元などもやり、おおむね先代のデスクトップパソコンと同じ状態を復元できました。この間、ノートパソコンでの検索が役に立ちました。やはり、予備でノートパソコンを購入しておいて正解だった、と改めて思ったものです。
データの移行はずっと意識していたので、割と順調でしたが、音楽ソフトのリストの復元はほぼ失念していたので、最初からやり直さないといけないかな、と覚悟しました。しかし、すんなりと移行できたのは何よりでした。『ウイニングポスト』シリーズをプレイするには再インストールしなければなりませんが、当分プレイ予定はないので、インストールも後にしようと思います。まあ、ディスクがどこにあるのか、探すのが面倒ということもありますが。『三國志曹操伝』は一応再インストールし、音楽再生の設定も無事に完了しました。『三國志曹操伝』は1998年発売で、その時点では公式にはWindows 9x系にしか対応していなかったと記憶していますが、64ビット版のWindows 10でも動作することにはやや感動します。
Chromeやワードを使った感じでは、やはりかなり性能が向上しているようです。単に、CPUのコア・スレッド数が倍になったこともありますが、CPUのシングルスレッドとメモリの性能が大きく向上したからなのでしょう。先代のデスクトップパソコンではまともに再生されなかった8K動画も、滑らかに再生されました。先代のデスクトップパソコンでは、4K動画の再生となると8スレッド(4コア)全ての使用率が90%前後になりましたが、新たなデスクトップパソコンでは最大使用率のスレッドでも20%程度に留まっており、性能の向上をとくに実感しました。ただ、予想以上にCPUの温度が高く、クーラーは標準装備品ではなく、もっと高価なものにしておけばよかったかな、とやや後悔しています。X570はそれだけ熱いということなのでしょうか。先代のデスクトップパソコンと比較すると、合計では20万円弱とやや安く購入できましたが、メモリ容量が2倍、SSD容量が4倍になったとはいえ、その時点での相対的な性能で比較すると、GPUはかなり劣りますし、CPUもやや劣るので、当時よりは割高感もあります。それなりの価格での購入となったので、先代とまではいかずとも、できれば6年以上使い続けたいものです。
追記(2019年8月5日)
部屋を整理していたら『三國志曹操伝』のパッケージに気づき、改めて確認したら、『三國志曹操伝』はWindows NT系にも対応していました。ならば、32ビットと64ビットの違いはあっても、Windows 10で動作しても不思議ではなさそうです。
この記事へのコメント