第3世代Ryzenの性能

 昨日(2019年7月7日)、先々月に公式発表された(関連記事)第3世代Ryzen(Zen2アーキテクチャ)が発売され、同時にベンチマークも公開されました。現在使用しているデスクトップパソコンは購入からすでに7年9ヶ月近く経過しており(関連記事)、最近、ワードでの文章作成、とくに貼り付けのさいの動作の遅さを実感しているので、そろそろデスクトップパソコンを買い替えようと考えています。Intel製CPUは、最近ではセキュリティ問題が頻繁に報告されており、パッチを適用すると性能が低下することもあり(私の環境でも、ディスクアクセス速度が低下しました)、次はAMD製CPU搭載パソコンにすると決めていたので、第3世代Ryzenの発売を楽しみに待っていました。

 次は最低でも8コアCPUと考えており、できれば12コアか16コアと考えていたのですが、第3世代Ryzenの性能を見ると、12コアではメモリバス2チャンネルはバランスが悪いようで、12コア以上ならば、Threadripperの方がよさそうです。ただ、価格帯が大きく違いますし、私の使い方ではThreadripper を持て余しそうですから、8コア以下を選択するのが無難でしょうか。第3世代Ryzenはシングルスレッド性能でもCore i第9世代に匹敵するようなので、私の使い方では、価格が魅力の6コアのRyzen 5 3600でも充分かもしれませんが、デスクトップパソコンはなるべく長く使いたいので、8コアの3700Xを選択するのが無難でしょうか。もう少し価格が落ち着いた頃に、再度検討するのがよさそうです。マザーボードの選択も悩むところで、PCI-Express4.0対応のX570はかなり高いため、選択を躊躇してしまいます。しかし、長く使い続ける前提ならば、X570を選ぶしかなさそうです。やはり、もう少し価格が落ち着くのを俟つべきでしょうか。

 GPUも悩むところで、現在使用しているデスクトップパソコンを購入した時に後悔しているのは、重いゲームをやるわけでもないのに、当時としてはハイエンドのRadeon HD 6950を選択したことです。ミドル~ロークラスを選択して、数年経過して性能に不満を抱くようになれば、再度ミドル~ロークラスに買い替える方がずっとお得のように思います。メモリも、一時期よりかなり安くなりましたが、やはり高性能だとなかなかの高価格で、選択に悩みます。SSDも一時期よりかなり安くなったので、PCI-Express4.0対応のNVMeを選択する予定です。まあ、デスクトップパソコンを購入する前に、急に冷却機能が弱くなった冷蔵庫をすぐ買い替えねばならないわけですが。

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