ノストラダムスは令和の危機も予言した――『大予言』著者・五島勉氏のいま

 表題の記事がデイリー新潮で公開されました。五島勉氏の、『大予言』シリーズには希望も書いていた、との「弁明」や、『大予言』刊行当時の子供たちにショックを与えたことは申し訳ない、との「懺悔」は、これまでの五島氏へのインタビューと大差のないもので、率直に言って、これといって注目すべきところのある記事ではありませんでした。あえて言えば、『大予言』シリーズが話題だった頃、シェルターの問い合わせが多かった、というシェルター会社の西本誠一郎社長の証言くらいでしょうか。

 内容自体はさほど目新しさのない記事でしたが、やはり、今年(2019年)11月には90歳になる五島勉氏が、今でもインタビューに応じられるくらい元気そうなのは、五島氏のファンである私としては嬉しいものです。五島氏には、黙示録を題材にした新作の構想があるそうですから(関連記事)、何とか書き上げてもらいたいものです。まあ五島氏も、さすがに新ネタを大きく取り入れることは難しいでしょうから、過去作の流用を基本に時事ネタを随所に入れる、といった内容になりそうですが、それでも、近年の情勢を五島氏がどう認識しているのか、ということも気になるので、刊行を楽しみにしています。

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