マリファナ革命
歴史上、有力政治家ではない個人の行動が歴史を動かす契機になったことは珍しくなく、最近(とはもう言えなくなったかもしれませんが)では、「ジャスミン革命」の発端になった焼身自殺がよく知られているように思います。この他にも、アメリカ合衆国における人種差別問題でのバス・ボイコット事件が有名だと思います。もちろん、そうした事例の多くでは、すでに社会に広範な不満が蓄積されていたからこそ、個人の行動が大きな意味を有したのだと思います。解釈が妥当なのか分かりませんが、プロ野球の過去の事例に関して興味深い見解が20年ほど前に掲載されており、強く印象に残っているので、以下に引用します。
監督 東尾修
通称トンビ。石毛・秋山・清原・デストラーデ・辻・佐々木・奈良原・久信・工藤・郭・石井・鹿取ら森の息のかかった常勝西武ナインを片っ端から粛正、猛スピードで和歌山県民軍団に変えていきながらなおかつ連覇を果たすという奇跡を起こした稀代の名将。その結果観客動員数が激減したが、そのぶんを松坂で補填して堤オーナーまで喜ばせてしまうのだから恐ろしい。兄貴、凄いっすよ!
戦術としては、「垣内以外の一発は期待しない」という一見手堅いようで実は日本一ギャンブラーな戦い方をモットーとし、「ホームランは当たればでかいが抽選日を待つのがうざいドリームジャンボ。俺は一発コスって即換金できるインスタントなスチールでシコシコ稼ぐぜ!」と何がなんでも走ってくるという極度のギャンブル中毒患者の様相を呈している。
また、いくら優勝しても手持ちのカードを取り替えたがるという病気の持ち主でもあり、取り替えるたびにカードの数字が悪くなっていくのだが、「東尾ギャンブル理論」に基づいて勝ち星が転がり込んでくるとう寸法だ。
まあ、なんだかんだ言っても、清原が消えてくれてチームが「おのれ番長!」と一丸になったことが連覇の最大の要因でしょう。
しかし今年は松坂を巡って依怙贔屓させたら日本一の堤オーナーと選手たちとの板挟みとなって、中間管理職の悲哀を感じさせられるシーズンであることは必定。最悪、連覇しても解雇というオチも考えられる。そうなったら西口ら和歌山組が一斉蜂起して「兄貴の復讐じゃいーっ!」と堤を急襲、西武が崩壊することは間違いない。
なお、あまり本筋とは関係ないが、かつては外国人選手がタイトルを取りそうになると、全球団が結託してよってたかって邪魔をしくさっていたものである。しかし、いつのまにか、バースやブーマーなどの超一級ガイジンは別格として、ランスだのシーツだのといった海のものとも山のものともつかんポッと出の一発屋ガイジンまでが平然とタイトルをかっさらうようになった。
いったいいつから、何故・・・とあれこれ考えてみたところ、こういう考えに到達した。多分、デービスが東尾ボールを投げた東尾をブン殴ってノックアウトしたあの瞬間から、日本球界はションベンちびって改心し、タイトルを取られそうになると敬遠責めにしてノイローゼに追い込んだりビーンボールでアゴを骨折させて始末するなどの不当なガイジン差別をやめたのではあるまいか。デービス自身はタイトルにありつけなかったものの、やっぱり乱闘は起こしてみるものである。私は、ポッと出外国人選手のタイトル獲得への道を開いたあのデービスの正義の一撃を、マリファナ革命と名付けてデービスの偉業を永遠にたたえたい!
監督 東尾修
通称トンビ。石毛・秋山・清原・デストラーデ・辻・佐々木・奈良原・久信・工藤・郭・石井・鹿取ら森の息のかかった常勝西武ナインを片っ端から粛正、猛スピードで和歌山県民軍団に変えていきながらなおかつ連覇を果たすという奇跡を起こした稀代の名将。その結果観客動員数が激減したが、そのぶんを松坂で補填して堤オーナーまで喜ばせてしまうのだから恐ろしい。兄貴、凄いっすよ!
戦術としては、「垣内以外の一発は期待しない」という一見手堅いようで実は日本一ギャンブラーな戦い方をモットーとし、「ホームランは当たればでかいが抽選日を待つのがうざいドリームジャンボ。俺は一発コスって即換金できるインスタントなスチールでシコシコ稼ぐぜ!」と何がなんでも走ってくるという極度のギャンブル中毒患者の様相を呈している。
また、いくら優勝しても手持ちのカードを取り替えたがるという病気の持ち主でもあり、取り替えるたびにカードの数字が悪くなっていくのだが、「東尾ギャンブル理論」に基づいて勝ち星が転がり込んでくるとう寸法だ。
まあ、なんだかんだ言っても、清原が消えてくれてチームが「おのれ番長!」と一丸になったことが連覇の最大の要因でしょう。
しかし今年は松坂を巡って依怙贔屓させたら日本一の堤オーナーと選手たちとの板挟みとなって、中間管理職の悲哀を感じさせられるシーズンであることは必定。最悪、連覇しても解雇というオチも考えられる。そうなったら西口ら和歌山組が一斉蜂起して「兄貴の復讐じゃいーっ!」と堤を急襲、西武が崩壊することは間違いない。
なお、あまり本筋とは関係ないが、かつては外国人選手がタイトルを取りそうになると、全球団が結託してよってたかって邪魔をしくさっていたものである。しかし、いつのまにか、バースやブーマーなどの超一級ガイジンは別格として、ランスだのシーツだのといった海のものとも山のものともつかんポッと出の一発屋ガイジンまでが平然とタイトルをかっさらうようになった。
いったいいつから、何故・・・とあれこれ考えてみたところ、こういう考えに到達した。多分、デービスが東尾ボールを投げた東尾をブン殴ってノックアウトしたあの瞬間から、日本球界はションベンちびって改心し、タイトルを取られそうになると敬遠責めにしてノイローゼに追い込んだりビーンボールでアゴを骨折させて始末するなどの不当なガイジン差別をやめたのではあるまいか。デービス自身はタイトルにありつけなかったものの、やっぱり乱闘は起こしてみるものである。私は、ポッと出外国人選手のタイトル獲得への道を開いたあのデービスの正義の一撃を、マリファナ革命と名付けてデービスの偉業を永遠にたたえたい!
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