「航空会社の飲酒問題」で見えたアルコールに寛容すぎる日本社会の罪

 表題の記事を読みました。「そもそも日本社会全体がアルコールには寛容すぎて、問題の認識が非常に甘い」との指摘には大いに同感です。「二日酔いで仕事にならなかったとか、酒で失敗をしたとか、武勇伝のように吹聴したり、笑い話にしたりすることは、日常的な光景である」との指摘はもっともです。飲酒のうえでの発言なので許してもらいたい、と言わんばかりのふざけた発言は、ネット上だけではなく、書籍でも見かけることがあります(関連記事)。

 私は昔から酒が心底嫌いなので(煙草もパチンコも)、酒を飲みたいとは全く思いません。酒には本当に迷惑をかけられ続けてきました。近年では、心底嫌いを通り越して激しい憎悪を抱く水準にまでなっているので、飲酒や喫煙に寛容な雰囲気にはつい厳しい視線を向けてしまいます。大麻が禁止なら酒も煙草も禁止すべきだ、とさえ思ってしまいます。まあそれでも、酒類の経済規模からして、残念ながら日本国内で禁酒令を施行するのはとても無理だろう、ということくらいは理解しています。こんなことを言う自分がきわめて偏屈な人間であることは自覚しており、これも当ブログがほぼ毎日12年以上更新しても過疎のままである一因にもなっているのでしょう。まあそれよりも、面白い情報や有益な独自情報を提供できていないことがずっと大きいのでしょうが。

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