テレビの買い替え

 昨年(2017年)11月にほぼ8年使用していた37インチのフルハイビジョン液晶テレビ「REGZA 37Z9000」が故障し(関連記事)、その後はデスクトップパソコン用の21.5インチのモニターBenQ「GW2265HM 21.5」にて録画機経由でテレビを視聴していたのですが(関連記事)、4K放送が本格的に始まったこともあり、新たにテレビを購入しました。まだ4Kチューナー内蔵のテレビが少なく、私の希望の条件(50インチ以下で倍速機能つきなど)に合致するのは2機種しかないので、もっと待って消費税が10%になる前までに購入すればよいかな、と思っていたのですが、PayPay「100億円あげちゃうキャンペーン」なるものが行なわれていて2割還元されると知り、慌ててアカウントを作成して購入しました。結果的には終了前日に購入となったので、間に合って何よりでした。まあ、PayPayには安全面での不備が指摘されているので、近いうちに私も被害者になる可能性は否定できず、軽率な行為だったかもしれませんが。

 購入した液晶テレビはSONYの「BRAVIA KJ-49X9000F」で、4Kチューナーは内蔵されていないのですが、その他の条件は満たしますし、同時に購入した録画機「DMR-SCZ2060」で4K放送を視聴すればよいかな、と考えました。「DMR-SCZ2060」には4K放送のチューナーは一つしかないのですが、まだ4K放送の番組は充実していないようなので、同時録画が必要なくらい充実してきたら、4Kチューナーを新たに購入しよう、と考えています。

 音質の方は光デジタル音声が使えるようになったので、ずっとよくなりました。一部録画を残していた『半分、青い。』を視聴すると、こう聴こえるのか、と感心したくらいです。しかし、画質の方は地デジもじゅうらいのフルハイビジョンBSの方も、今のところ期待外れです。過去のフルハイビジョン制作の録画番組をいくつか視聴してみましたが、とくに九塞溝の紀行番組(関連記事)は、以前の印象よりもかなり粗く見えただけではなく、美しさという点でも見劣りがするように思います。テレビが37インチから49インチになったことで、フルハイビジョン放送や録画番組が粗く見えることは想定していましたが、補正機能があるだろうからかなりきれいに見えるのではないか、と期待していただけに、かなり残念です。もっとも、まだ画質設定を細かく調整しているわけではないので、今後改善されるかもしれませんが。BS4K放送も少し視聴しましたが、こちらはさすがに高画質だと思います。何よりも、YouTubeの4K動画は本当に美しく、年末年始はその視聴にあまり時間を割かないよう、注意しなければなりません。YouTubeではスマホを使って楽にアカウントを継承できたことといい、9年前のテレビと比較すると本当に多機能になったな、と思います。Ultra HD Blu-rayソフトも再生してみましたが、通常版との違いがよく分かりませんでした。こちらも、画質設定により変わってくるのでしょうか。まだほとんど使いこなせていませんが、少しずつ慣れていくつもりです。

 今後は、大河ドラマ『平清盛』のBD版(第壱集および第弐集)を第1回から少しずつ視聴していこうかな、と考えています。ネットでは批判・嘲笑の目立つ『平清盛』ですが、私は傑作だと考えており、21世紀の大河ドラマでは最もお気に入りです。ただ、こちらも、少し視聴した限りでは、やや粗が目につきました。やはり、フルハイビジョン制作の番組を49インチで視聴すると、仕方のないところなのでしょうか。2m近く市長距離をとっても、やや気になりました。

 約21万円の買い物(家電量販店のポイントがついて、PayPayの2割還元があるので、実質的にはもっと安く買えた、と言えるかもしれませんが)でしたから、最低限5年は使い続けたいものです。次の買い替えの時には、技術革新が進んでいるだろう有機ELテレビを購入したいものです。その頃には8K放送がもっと普及しているかもしれませんが、8K放送を活かすには70インチ以上のテレビが必要なように思われるので(具体的な数値にはまったく自信がありませんが)、さすがに私の部屋に置くのは厳しいでしょうか。まあ、引っ越せばよいわけですが、なかなか好条件の部屋なので、引っ越す気力がわきません。

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