ファミリー劇場HDリマスター版『太陽にほえろ!』終了

 第2部も終了し、ついにファミリー劇場HDリマスター版『太陽にほえろ!』の全放送が終わりました。7年前(2011年)にジーパン編の途中から視聴を始めただけに(関連記事)、感慨深いものがあります。すでに第1部の個人的評価についてはまとめていますが(関連記事)、第2部の個人的評価の平均は5.92となり、第1部のどの時期よりも低くなります。ただ、脚本自体は、わりと面白かったと思いますし、12回で終わるのではなく、もっと放送が続いて各キャラ、とくに新たに登場した篁係長とオサムさんを掘り下げてもらいたかったものです。

 第1部と第2部計730話(そのうち何話かは、欠番のため視聴していないのですが)を視聴して、本放送時、あるいは再放送初視聴時とは印象が大きく変わったこともありました。やはり、年齢を重ねていくと、同じ話を視聴しても印象・感想が大きく変わることもあります。その意味で、今後、50代・60代・70代に再視聴することができたならば、また違った印象を受けることになるかもしれません。すでに内容を忘れかけた話もあるので、その意味でも、今後の再視聴は楽しみです。

 一部のレギュラーメンバーは、本放送時、あるいは再放送初視聴時とは印象が大きく変わりました。具体的に言えばドックとブルースで、ドックには軽薄な1980年代の風潮(色々と不愉快な想い出が多いのですが)を体現しているようなところがあり、苦手としていたのですが、再視聴を通じて、悪くはないな、と思うようになりました。また、ゴリさん殉職以降、とくに山さん殉職以降は、古株として頼もしく思うようになることもありました。

 ブルースも本放送時にはあまり好きなキャラではなかったのですが、再視聴ではわりとお気に入りのキャラとなりました。やはり、アクションシーンには見ごたえがあります。ただ、ボギー殉職以降、とくにラガー殉職以降は態度が大きくなり、「ちゅう」の連発もあって、登場初期と比較して印象はよくありません。本放送時には、そのためにブルースをあまり好きではなかったのかもしれません。その他のキャラへの印象はさほど変わらず、山さん・ゴリさん・スコッチ・ボギーは本放送時と変わらず、とくにお気に入りのキャラです。

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