再来年(2020年)の大河ドラマは明智光秀が主人公の『麒麟がくる』

 これは4月22日分の記事として掲載しておきます。再来年(2020年)の大河ドラマは明智光秀が主人公の『麒麟がくる』と発表されました。再来年の大河ドラマの舞台は戦国時代で主人公は細川ガラシャと予想したのですが、その父親の明智光秀の方が主人公でした。予想の着眼点は悪くなかった、と言えるでしょうか。池端俊策氏のオリジナル脚本とのことで、調べてみたら、池端氏は本放送時に74歳を迎えるようです。調べ上げたわけではないので断定はできませんが、大河ドラマの脚本家の本放送時の年齢としては過去最高になるのではないか、と思います。主演は長谷川博己氏で、勇猛果敢かつ理知的な天才という明智光秀を演じるのに適任だと思います。大河ドラマ初の4K放送とのことで、その頃までには4K対応テレビを購入しておきたいものです。

 「最新の研究で新たなアプローチがなされ始めている英傑たちの姿を、従来のイメージを覆す新しいキャラクター像として、描いていきます」とのことで、具体的には、「革新的な魔王のイメージが強い光秀の主君・織田信長を、最近の研究で見直されている保守的かつ中世的な側面も強調」するそうですから、大いに期待されます。松永久秀も重要人物として登場するようですが、松永久秀も近年の見直しを取り入れた人物造形となるのでしょうか。ただ、そうした作風だと、一般的な印象とは異なるので、視聴率が低迷するのではないか、と懸念されます。それでも、ひじょうに楽しみです。

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