五島勉氏激白(文春オンライン)

 これは1月4日分の記事として掲載しておきます。文春オンラインに五島勉氏へのインタビュー記事が掲載されました。
http://bunshun.jp/articles/-/5624
http://bunshun.jp/articles/-/5625

 五島勉氏ファンの私にとっては、どこかで読んだ話も多く、新たに知った情報が多いわけではありませんが、それでも知らなかった話もありますし、何よりも、五島氏の近況を知ることができたので、自己弁護的なところも窺えるとはいえ、たいへん興味深い記事となりました。戦後出版業界の一側面という観点からも、たいへん興味深い記事になっていると思います。五島氏も88歳ということで、本当に老けたなあ、と寂しくなります。1980年代前半までの五島氏の写真を見ると、その表情からかなり鋭い感じを受けるのですが、現在ではすっかり好々爺といった印象です。

 もう五島氏の新作を読むのは難しいかな、と思っていたのですが、黙示録を題材にした新作の構想があるとのことで、楽しみです。ただ、もう以前とは大きく異なる見解を提示するのは難しいでしょうから、過去作の使いまわし的性格が強くなりそうですが。インタビュー記事を読んで写真を見た限りでは、五島氏は老けたとはいっても、まだ知力・体力ともに執筆活動に耐えられそうな感もありますから(取材者と編集者が、読みやすくなるようかなり手を入れている可能性もありますが)、新作が刊行される日を待っています。

 オウム真理教への影響についても五島氏は答えており、取材拒否の可能性も考えられるだけに、インタビュアーもよく質問したな、と感心します。オウム真理教が依拠したノストラダムス本の著者である精神科医とは、故人の川尻徹氏でしょうか。ただ、五島氏の著作の悪影響という観点からは、反ユダヤ主義との関わりについても質問してもらいたかったかな、とも思います。日本社会において反ユダヤ主義が浸透するにあたって、もっとも大きな影響力を及ぼしたのは宇野正美氏の1980年代の一連の著作でしょうが、同じく1980年代に刊行された五島勉氏の一連の著作の一部も、大きな影響力を及ぼしたのではないか、と思います(関連記事)。

この記事へのコメント

予言書
2019年01月19日 21:40
いつも お世話になっておりますm(__)m

予言書を発見しました、

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