大河ドラマ『おんな城主 直虎』第34回「隠し港の龍雲丸」
これは8月28日分の記事として掲載しておきます。小野政次(鶴丸)が死に、直虎(次郎法師)は放心状態で現実を受け入れられません。南渓和尚たちは直虎に、隠れ里に行くよう勧めますが、直虎は、政次が来るかもしれない、と言って聞き入れません。徳川軍は井伊谷を通り抜けて遠江を進んで行きます。そこへ瀬戸方久が現れ、徳川軍のために鉄炮を調達します。しかし、気賀の町衆は徳川支持で固まっているわけではありませんでした。
徳川軍は今川氏真の立てこもる掛川城へと迫りますが、今川軍は粘り、徳川軍は苦戦します。浜名湖方面でも徳川軍は今川方の大沢基胤に苦戦し、気賀の堀川城も大沢軍が制圧します。瀬戸方久は大沢軍に斬られそうになるものの、何とか逃げ出します。龍雲丸は気賀から逃げるよう、中村与太夫に勧められますが、残って対応することを決めます。直虎は鈴木重時から政次の辞世の句を受け取ることで、やっと政次のいない現実を受け止めます。
大沢軍は徳川の残酷さを強調し、今川方として戦うよう、気賀の町衆を煽ります。気賀から脱出してきた瀬戸方久と中村与太夫ら町衆は、徳川軍に大沢軍から気賀を解放してもらいたい、と願い出ます。家康は、気賀から船で町衆を逃した後、大沢軍を攻めようとしますが、酒井忠次は主君の方針に納得していない様子です。龍雲丸は決起して気賀の町衆を船に乗せて逃そうとしますが、徳川軍が攻め入ってきます。気賀攻めの大将の酒井忠次は、見せしめのために大沢軍・町衆を問わず気賀を攻め落とそうと決めたのでした。気賀の町衆は大沢軍とともに徳川軍に殺されていきます。
今回は気賀の悲劇が描かれましたが、前回の悲劇と同じく、各人の思惑のすれ違いが原因となっており、悲劇の盛り上げ方として王道的な構成になっている、と思います。龍雲丸がどうなったのか、気になるところですが、死んだと考えるべきでしょうか。直虎が政次の死を受け入れられないという描写は、直虎が政次の死に大きな衝撃を受けたことの強調表現だとしても、前回あそこまでの覚悟を見せたわけですから、もっと毅然としていてもよかったのではないか、とも思います。
徳川軍は今川氏真の立てこもる掛川城へと迫りますが、今川軍は粘り、徳川軍は苦戦します。浜名湖方面でも徳川軍は今川方の大沢基胤に苦戦し、気賀の堀川城も大沢軍が制圧します。瀬戸方久は大沢軍に斬られそうになるものの、何とか逃げ出します。龍雲丸は気賀から逃げるよう、中村与太夫に勧められますが、残って対応することを決めます。直虎は鈴木重時から政次の辞世の句を受け取ることで、やっと政次のいない現実を受け止めます。
大沢軍は徳川の残酷さを強調し、今川方として戦うよう、気賀の町衆を煽ります。気賀から脱出してきた瀬戸方久と中村与太夫ら町衆は、徳川軍に大沢軍から気賀を解放してもらいたい、と願い出ます。家康は、気賀から船で町衆を逃した後、大沢軍を攻めようとしますが、酒井忠次は主君の方針に納得していない様子です。龍雲丸は決起して気賀の町衆を船に乗せて逃そうとしますが、徳川軍が攻め入ってきます。気賀攻めの大将の酒井忠次は、見せしめのために大沢軍・町衆を問わず気賀を攻め落とそうと決めたのでした。気賀の町衆は大沢軍とともに徳川軍に殺されていきます。
今回は気賀の悲劇が描かれましたが、前回の悲劇と同じく、各人の思惑のすれ違いが原因となっており、悲劇の盛り上げ方として王道的な構成になっている、と思います。龍雲丸がどうなったのか、気になるところですが、死んだと考えるべきでしょうか。直虎が政次の死を受け入れられないという描写は、直虎が政次の死に大きな衝撃を受けたことの強調表現だとしても、前回あそこまでの覚悟を見せたわけですから、もっと毅然としていてもよかったのではないか、とも思います。
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