大河ドラマ『おんな城主 直虎』第18回「あるいは裏切りという名の鶴」
これは5月8日分の記事として掲載しておきます。直虎(次郎法師)が秘かに作らせていた鉄炮を奪った小野政次(鶴丸)は、今川への謀反の疑いを直虎にかけ、虎松(井伊直政)の後見を降りるよう迫ります。観念した直虎は後見を譲ると約束し、政次とともに駿府へ向かいます。しかし、瀬戸方久は駿府の今川館へ先回りし、今川氏真に鉄炮を売りつけることに成功し、井伊が鉄炮を製造しようとしたのは謀反のためではなく今川に買ってもらうためだった、という理屈で直虎の窮地を救います。
上機嫌の氏真の元に、妹を正妻としている武田家嫡男の義信が謀反の罪で幽閉された、との報せが届きます。語りだけで終わるのかと思ったのですが、義信が登場したのは意外でした。武田は本作では重要な役割を担うと思うのですが、武田信玄や武田勝頼の配役はまだ発表されていないようです。あるいは信玄は登場しないかもしれませんが、勝頼はまず間違いなく登場すると思われるので、おそらく登場するだろう武田家の重臣も含めて、武田がどのように描かれるのか、楽しみです。
他人に救われてばかりだ、と悩む直虎にたいして、南渓和尚は書物を渡します。直虎が母を訪ねると、「なつ」がいました。政次は優しい男だと言う「なつ」に直虎は反発しますが、政次の振る舞いを改めて思い起こしてみて、じつは政次は井伊を守ろうとして井伊家中の者を欺いているのではないか、との考えに至ります。直虎は直接、政次にその真意を問い質します。政次は、小勢力の井伊が大勢力のなかで生き残るには、どんな手を使っても戦いを避けるしかない、と答えます。
今回はついに、すれ違い続けた直虎と政次の思いが交錯しました。まあ、すれ違っていたとはいっても、直虎が政次の真意を見抜けず、(「なつ」やその息子を除く)井伊家中の他の者と同様に政次を毛嫌いしていた、ということですが。直虎が政次を毛嫌いするという展開はもっと続くと思っていたので、やや意外でしたが、そろそろ直虎と政次との関係にも決着がつけられるということなのか、それとも、両者の関係がさらに丁寧に描かれるのか、どちらなのでしょうか。このところ2回ほど期待外れでしたが、今回はなかなか楽しめました。武田もそろそろ本格的に登場しそうですし、今後の話も楽しみです。
上機嫌の氏真の元に、妹を正妻としている武田家嫡男の義信が謀反の罪で幽閉された、との報せが届きます。語りだけで終わるのかと思ったのですが、義信が登場したのは意外でした。武田は本作では重要な役割を担うと思うのですが、武田信玄や武田勝頼の配役はまだ発表されていないようです。あるいは信玄は登場しないかもしれませんが、勝頼はまず間違いなく登場すると思われるので、おそらく登場するだろう武田家の重臣も含めて、武田がどのように描かれるのか、楽しみです。
他人に救われてばかりだ、と悩む直虎にたいして、南渓和尚は書物を渡します。直虎が母を訪ねると、「なつ」がいました。政次は優しい男だと言う「なつ」に直虎は反発しますが、政次の振る舞いを改めて思い起こしてみて、じつは政次は井伊を守ろうとして井伊家中の者を欺いているのではないか、との考えに至ります。直虎は直接、政次にその真意を問い質します。政次は、小勢力の井伊が大勢力のなかで生き残るには、どんな手を使っても戦いを避けるしかない、と答えます。
今回はついに、すれ違い続けた直虎と政次の思いが交錯しました。まあ、すれ違っていたとはいっても、直虎が政次の真意を見抜けず、(「なつ」やその息子を除く)井伊家中の他の者と同様に政次を毛嫌いしていた、ということですが。直虎が政次を毛嫌いするという展開はもっと続くと思っていたので、やや意外でしたが、そろそろ直虎と政次との関係にも決着がつけられるということなのか、それとも、両者の関係がさらに丁寧に描かれるのか、どちらなのでしょうか。このところ2回ほど期待外れでしたが、今回はなかなか楽しめました。武田もそろそろ本格的に登場しそうですし、今後の話も楽しみです。
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