大河ドラマ『おんな城主 直虎』第20回「第三の女」
これは5月24日分の記事として掲載しておきます。直親(亀之丞)の娘と名乗る高瀬という少女が井伊谷に現れ、井伊家中、とくに直虎(次郎法師)は動揺します。直親に娘がいるとは聞いていない、と井伊家中から聞かされた高瀬は、井伊谷を去ろうとしますが、直虎(次郎法師)は、真偽が判明するまで高瀬を屋敷で預かることにします。中野直之と奥山六左衛門は、本当に直親の娘ならば、井伊家中は人手不足なので井伊家の一族として迎えるべきではないか、と進言します。小野政次(鶴丸)は、今川と武田の関係が悪化するなか、武田が高瀬を間者として送り込んできたのではないか、と疑います。
武田との関係が悪化した今川は、松平との和睦を模索します。松平家康(徳川家康)は今川との和睦も選択肢に入れているようですが、家臣は今川との和睦に強硬に反対します。家康はとりあえず、情勢を探らせて様子を見ることにします。直親を匿っていた人物からの情報で、高瀬の母親と直親は知り合いだったことは分かったものの、高瀬が直親の娘なのか、確証は得られませんでした。高瀬が直親の吹いていた曲を口ずさんでいたのを聴いた直虎は、高瀬が直親の娘だと確信し、井伊家に迎え入れることにします。しかし、直虎の心中は穏やかではなく、それは「しの」も同様でした。直虎と「しの」は、その場で調子のよいことばかり言っていた直親への恨みつらみで初めて意気投合します。直親の娘として井伊家に迎え入れる、と直虎に言われた高瀬は喜ぶとともに、自分の母が直虎には申し訳ないことをした、と謝ります。
松平との接触を模索する直虎は、南渓和尚とも面識のある松下常慶と会おうとしていましたが、ついに松下常慶が井伊谷を再訪します。直虎と南渓和尚は松下常慶から諸国の情勢を聞き、武田と今川との対立の背後には織田がいることを知ります。政次とともに駿府を訪れた瀬戸方久は、今川氏真の意向により鉄炮の商売を駿府の商人に奪われたことから、駿府を見限り、商人の自治的な町である気賀を直虎とともに訪れます。そこには、井伊領内で木を伐採していた盗賊団がいました。
今回は、直親の娘と名乗る高瀬の登場により、井伊家中が揺れ動く様が描かれ、全体的に喜劇調だったように思います。直虎と「しの」とが初めて意気投合した展開は、直親を調子のよいクズとして描いてきたことが活かされ、よかったと思います。ただ、井伊家中は高瀬を直親の娘として受け入れたものの、松下常慶を見たときの高瀬の様子からは、裏があるようにも思います。今後は、高瀬の正体も見どころの一つとなりそうで、楽しみが増えました。
武田との関係が悪化した今川は、松平との和睦を模索します。松平家康(徳川家康)は今川との和睦も選択肢に入れているようですが、家臣は今川との和睦に強硬に反対します。家康はとりあえず、情勢を探らせて様子を見ることにします。直親を匿っていた人物からの情報で、高瀬の母親と直親は知り合いだったことは分かったものの、高瀬が直親の娘なのか、確証は得られませんでした。高瀬が直親の吹いていた曲を口ずさんでいたのを聴いた直虎は、高瀬が直親の娘だと確信し、井伊家に迎え入れることにします。しかし、直虎の心中は穏やかではなく、それは「しの」も同様でした。直虎と「しの」は、その場で調子のよいことばかり言っていた直親への恨みつらみで初めて意気投合します。直親の娘として井伊家に迎え入れる、と直虎に言われた高瀬は喜ぶとともに、自分の母が直虎には申し訳ないことをした、と謝ります。
松平との接触を模索する直虎は、南渓和尚とも面識のある松下常慶と会おうとしていましたが、ついに松下常慶が井伊谷を再訪します。直虎と南渓和尚は松下常慶から諸国の情勢を聞き、武田と今川との対立の背後には織田がいることを知ります。政次とともに駿府を訪れた瀬戸方久は、今川氏真の意向により鉄炮の商売を駿府の商人に奪われたことから、駿府を見限り、商人の自治的な町である気賀を直虎とともに訪れます。そこには、井伊領内で木を伐採していた盗賊団がいました。
今回は、直親の娘と名乗る高瀬の登場により、井伊家中が揺れ動く様が描かれ、全体的に喜劇調だったように思います。直虎と「しの」とが初めて意気投合した展開は、直親を調子のよいクズとして描いてきたことが活かされ、よかったと思います。ただ、井伊家中は高瀬を直親の娘として受け入れたものの、松下常慶を見たときの高瀬の様子からは、裏があるようにも思います。今後は、高瀬の正体も見どころの一つとなりそうで、楽しみが増えました。
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