ファミリー劇場HDリマスター版『太陽にほえろ!』629話~633話
629話「ドリーム」6
男性の死体が発見されます。男性は女性が写っている写真を持っていました。一方、マミーとトシさんは、事情を聞いていた巡査の挙動が不審だと考えます。一係は、大学生の女性と巡査が事件に関わっているのではないか、と推理して捜査を進めます。すると、巡査は自分が男性を殺したと遺書を残して自殺します。女性と殺された男性・自殺した巡査との関係も明らかになり、ブルースやトシさんは女性が事件に深くかかわっているのではないか、と疑いますが、マイコンはあくまでも女性を信じようとします。けっきょく、女性が男性を殺し、巡査を自殺に追い込んだことが明らかになります。女性は、新たに恋をした男性に以前の恋人のことを知られたくなくて葬り去ろうとした、というわけです。なかなかひねった大人向けの話になっていました。今回は、一係で対照的な存在と言えるマイコンとブルースの対比が目立っていたように思います。ブルースがマイコンに先輩風を吹かせるところは、ややうんざりさせられます。本放送時にブルースの印象があまりよくなかったのは、それが一因だったのかもしれません。ただ、この8ヶ月ほどのブルース登場以降の再視聴でブルースへの印象はかなりよくなったので、今のところアクションシーンを中心にブルースの場面は楽しみにしています。
630話「必死のマミー」5
マミーが子供を連れて逃げる場面から始まります。マミーは子供を必死に守りますが、追ってきた男性たちに追いつかれ、銃撃戦となって負傷します。夢なのかな、とも思ったのですが、ここで時間はさかのぼり、回想形式でこのような状況になった経緯が語られます。150話「わかれ」のような例もありますが(関連記事)、本作では珍しい構成と言えるでしょう。今回も少なくとも一度は視聴しているはずなのですが、内容をすっかり忘れていたことで、まずまず楽しめました。ただ、マミーが二人の母親だという設定はあまり活かされていなかったように思われ、この点はやや残念でした。
631話「ロックとブルース」6
ブルースは警察学校時代の恩師と再会します。恩師は、警察犬として優秀な素質を有しているものの、容疑者の制圧で腕ではなく首に噛みついてしまうロックという犬を矯正していました。ブルースの恩師は、犬が自動車にはねられそうになったのを庇おうとして自分がはねられてしまい、はねた男性を制圧するよう言い残して死にます。犯人の身許はすぐに判明しましたが、犯人は逃亡します。ブルースはロックが犯人を殺してしまうのではない、と案じてその行方を追います。ところが、犯人だと思われた男性は実は同乗者にすぎず、真犯人は別にいました。久々の動物ものだと思うのですが、犬の心理も描かれていて、なかなか工夫された話だったと思います。ブルースのアクションシーンがもっとあればよかったのですが、ブルースと犬との関係が主題だけに、仕方のないところでしょうか。
632話「恐ろしい」8
トシさんは当直明けで帰宅するさいに、女子が自動車にはねられる場面を偶然目撃します。トシさんは通りかかったタクシーに乗り、ひき逃げ犯を追います。タクシーの運転手の隙のない運転にトシさんは驚き、警戒します。トシさんはタクシー運転手の卓越した技術によりひき逃げ犯を捕まえますが、そのさいにタクシー運転手は激昂して犯人を蹴り、骨折させます。トシさんはタクシー運転手に引っかかるものを感じ、タクシー運転手から事情を聞きます。その後、タクシー運転手は男性を乗せ、男性が絡んでくると、スピードを上げて事故を起こし、男性は死亡しましたが、タクシー運転手は軽傷でした。タクシー運転手の意図が不明で、何とも不気味な感じで話が進み、タクシー運転手の息子の妻の思惑も絡んで、謎解き要素があって楽しめました。タクシー運転手を演じたのは大坂志郎氏で、さすがに名優といった感じの不気味な存在感を示していました。
男性の死体が発見されます。男性は女性が写っている写真を持っていました。一方、マミーとトシさんは、事情を聞いていた巡査の挙動が不審だと考えます。一係は、大学生の女性と巡査が事件に関わっているのではないか、と推理して捜査を進めます。すると、巡査は自分が男性を殺したと遺書を残して自殺します。女性と殺された男性・自殺した巡査との関係も明らかになり、ブルースやトシさんは女性が事件に深くかかわっているのではないか、と疑いますが、マイコンはあくまでも女性を信じようとします。けっきょく、女性が男性を殺し、巡査を自殺に追い込んだことが明らかになります。女性は、新たに恋をした男性に以前の恋人のことを知られたくなくて葬り去ろうとした、というわけです。なかなかひねった大人向けの話になっていました。今回は、一係で対照的な存在と言えるマイコンとブルースの対比が目立っていたように思います。ブルースがマイコンに先輩風を吹かせるところは、ややうんざりさせられます。本放送時にブルースの印象があまりよくなかったのは、それが一因だったのかもしれません。ただ、この8ヶ月ほどのブルース登場以降の再視聴でブルースへの印象はかなりよくなったので、今のところアクションシーンを中心にブルースの場面は楽しみにしています。
630話「必死のマミー」5
マミーが子供を連れて逃げる場面から始まります。マミーは子供を必死に守りますが、追ってきた男性たちに追いつかれ、銃撃戦となって負傷します。夢なのかな、とも思ったのですが、ここで時間はさかのぼり、回想形式でこのような状況になった経緯が語られます。150話「わかれ」のような例もありますが(関連記事)、本作では珍しい構成と言えるでしょう。今回も少なくとも一度は視聴しているはずなのですが、内容をすっかり忘れていたことで、まずまず楽しめました。ただ、マミーが二人の母親だという設定はあまり活かされていなかったように思われ、この点はやや残念でした。
631話「ロックとブルース」6
ブルースは警察学校時代の恩師と再会します。恩師は、警察犬として優秀な素質を有しているものの、容疑者の制圧で腕ではなく首に噛みついてしまうロックという犬を矯正していました。ブルースの恩師は、犬が自動車にはねられそうになったのを庇おうとして自分がはねられてしまい、はねた男性を制圧するよう言い残して死にます。犯人の身許はすぐに判明しましたが、犯人は逃亡します。ブルースはロックが犯人を殺してしまうのではない、と案じてその行方を追います。ところが、犯人だと思われた男性は実は同乗者にすぎず、真犯人は別にいました。久々の動物ものだと思うのですが、犬の心理も描かれていて、なかなか工夫された話だったと思います。ブルースのアクションシーンがもっとあればよかったのですが、ブルースと犬との関係が主題だけに、仕方のないところでしょうか。
632話「恐ろしい」8
トシさんは当直明けで帰宅するさいに、女子が自動車にはねられる場面を偶然目撃します。トシさんは通りかかったタクシーに乗り、ひき逃げ犯を追います。タクシーの運転手の隙のない運転にトシさんは驚き、警戒します。トシさんはタクシー運転手の卓越した技術によりひき逃げ犯を捕まえますが、そのさいにタクシー運転手は激昂して犯人を蹴り、骨折させます。トシさんはタクシー運転手に引っかかるものを感じ、タクシー運転手から事情を聞きます。その後、タクシー運転手は男性を乗せ、男性が絡んでくると、スピードを上げて事故を起こし、男性は死亡しましたが、タクシー運転手は軽傷でした。タクシー運転手の意図が不明で、何とも不気味な感じで話が進み、タクシー運転手の息子の妻の思惑も絡んで、謎解き要素があって楽しめました。タクシー運転手を演じたのは大坂志郎氏で、さすがに名優といった感じの不気味な存在感を示していました。
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