大河ドラマ『おんな城主 直虎』第10回「走れ竜宮小僧」
これは3月13日分の記事として掲載しておきます。小野政次(鶴丸)は奥山朝利を殺してしまい、次郎法師(直虎)を頼ってきます。次郎法師は負傷した政次を寺で匿うことにします。直親(亀之丞)の妻で朝利の娘である「しの」は嘆き悲しみます。井伊家中は憤激し、政次を成敗しようとします。しかし、「しの」の妹で政次の弟である玄蕃の妻の「なつ」は家中融和を訴え、直親は、朝利が政次を殺そうしたのではないか、と推測し、井伊家中は蟠りを残しつつも、政次へのお咎めなしということでまとまります。次郎法師は、家中融和のために動き回ります。直親と「しの」の間には虎松(井伊直政)が生まれ、家中は久しぶりに明るい話題で盛り上がります。
桶狭間の戦いの後、岡崎城に入った松平元康(徳川家康)は、今川家から離反して今川方の城を攻め始めます。松平軍は快進撃を続け、西三河を制圧します。今川氏真は激怒し、駿府にいる元康の妻の瀬名(築山殿)は窮地に立ちます。次郎法師は親友の瀬名の身を案じ、駿府へと赴き、寿桂尼に瀬名とその二人の子供の命を助けるよう懇願しますが、寿桂尼は冷ややかで、松平元康に今川家と和睦させることを瀬名助命の条件とします。ところがその直後、寿桂尼の孫が松平元康に攻め殺されたとの情報が入り、瀬名に引導を渡すよう、寿桂尼は次郎法師に命じます。瀬名は氏真から切腹を命じられ、すっかり諦めますが、次郎法師はあがき続けます。
今回はここまでとなり、連続ドラマとしてなかなか上手い区切り方で、工夫されていたと思います。次郎法師は井伊家中の融和のために「竜宮小僧」として駆け回り、ほとんど事績の伝えられていない次郎法師を、主人公として目立たせるための構成になっています。抜群に面白いとまでは言えないのですが、工夫が感じられて悪くはない、と思います。瀬名は子役の頃から目立っており、扱いが大きいので、後半は瀬名の死が山場になりそうです。視聴率が上向くような内容ではなかったと思いますが、まずまず楽しめて視聴できているので、感想記事の執筆も続けられそうです。
桶狭間の戦いの後、岡崎城に入った松平元康(徳川家康)は、今川家から離反して今川方の城を攻め始めます。松平軍は快進撃を続け、西三河を制圧します。今川氏真は激怒し、駿府にいる元康の妻の瀬名(築山殿)は窮地に立ちます。次郎法師は親友の瀬名の身を案じ、駿府へと赴き、寿桂尼に瀬名とその二人の子供の命を助けるよう懇願しますが、寿桂尼は冷ややかで、松平元康に今川家と和睦させることを瀬名助命の条件とします。ところがその直後、寿桂尼の孫が松平元康に攻め殺されたとの情報が入り、瀬名に引導を渡すよう、寿桂尼は次郎法師に命じます。瀬名は氏真から切腹を命じられ、すっかり諦めますが、次郎法師はあがき続けます。
今回はここまでとなり、連続ドラマとしてなかなか上手い区切り方で、工夫されていたと思います。次郎法師は井伊家中の融和のために「竜宮小僧」として駆け回り、ほとんど事績の伝えられていない次郎法師を、主人公として目立たせるための構成になっています。抜群に面白いとまでは言えないのですが、工夫が感じられて悪くはない、と思います。瀬名は子役の頃から目立っており、扱いが大きいので、後半は瀬名の死が山場になりそうです。視聴率が上向くような内容ではなかったと思いますが、まずまず楽しめて視聴できているので、感想記事の執筆も続けられそうです。
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