ファミリー劇場HDリマスター版『太陽にほえろ!』606話~609話
606話「マミーの挑戦」4
マミーは雨の降るある晩、暴行されたと思われる若い女性と遭遇します。その女性から話を聞こうとしたマミーですが、女性は逃げ出します。翌朝、出勤途中のマミーは、その女性がビルの屋上に立っているのに気づきます。女性を救おうとしたマミーですが、女性はビルから飛び降ります。しかし、自動車のサーフボードにぶつかったことで、女性は助かります。その女性を、別の女性が病院に訪ねます。しかし、負傷した若い女性は、その女性のことは知らないと言い、不審に思ったマミーは、その女性と一緒に自動車に乗っていた男性を探ります。マミーとブルースは男性を雀荘に訪ね、逃げたその男性を連行します。すると、その男性と一緒に自動車にいた女性が現れ、二人は姉弟で、姉は弁護士だと分かります。姉は、不当な拘束だと言い、マミーとブルースを牽制します。弟は、逮捕されるような証拠はないのにわざと逃げて拘束され、それを姉が解放させることで弁護士として名声を上げる、という意図があったのでした。弁護士の女性は、他にも財閥の御曹司に取り入り、このようにして名声を上げてきたのでした。マミーが弟たちを無銭飲食で.逮捕した時も、姉の弁護士は強引に無実を主張します。マミーはなかなか決定打を見つけられませんが、弟を窃盗罪で逮捕し、弟は暴行した女性に告発され、マミーは弁護士を窮地に追い込みます。マミーの対決ものと言えるでしょうが、全体的に強引さが目立ち、話はいまいちでした。
607話「狼を追え!」7
ドックが犯人を追いかけている途中、女子が自動車に撥ねられます。この女子は心臓に持病があり、事故のため病状が悪化します。この持病の手術自体はさほど難しくないものの、珍しい血液型のため、これまで手術ができなかったのでした。ドックは、この女子のために献血者を探そうとします。この珍しい血液型の人は、日本には4人いました。ドックはその珍しい血液型の人を必死に探します。そのうち、東京には2人いましたが、1人は献血に協力的だったものの、もう1人は拒否します。他府県の2人のうち1人は献血に協力したものの、もう1人は行方不明でした。その行方不明の1人を見つけたドックでしたが、借金取りから逃げ回っている前科のあるその男性は、献血を拒否します。ドックはしたたかな男性に振り回されながら、何とか献血させようと努力します。ドックと男性との駆け引きは喜劇調であり、なかなか楽しめました。行方不明の男性を演じたのは秋野太作氏で、好演が印象に残ります。本作での秋野氏は、殿下の妹の婚約者という印象が強いのですが、同一人物という設定ではありません。
608話「パリに消ゆ」・609話「モンブラン遥か」6
基本的には一話完結の『太陽にほえろ!』には珍しく、608話・609話の2話で完結という構成になっています。この話も、この時期の他の多くの話と同じく、少なくとも一度は視聴しているはずなのに、ほとんど内容を覚えていませんでした。フランスが舞台となっており、普段とは異なる社会が取り上げられているだけに、やはり新鮮な感じを受けました。話の方は、ゲストに一癖のありそうな人物がそろい、なかなかひねった展開になっていたと思います。ただ、前編である程度真相が明かされたのはやや意外で、これは後編に引っ張ってもよかったかな、とは思います。パリロケということで、当時のパリの様子が見られ、この点はかなり興味深いものでした。演者が飛行機嫌いらしい山さんは、ボスとともに今回も海外には行きませんでした。
マミーは雨の降るある晩、暴行されたと思われる若い女性と遭遇します。その女性から話を聞こうとしたマミーですが、女性は逃げ出します。翌朝、出勤途中のマミーは、その女性がビルの屋上に立っているのに気づきます。女性を救おうとしたマミーですが、女性はビルから飛び降ります。しかし、自動車のサーフボードにぶつかったことで、女性は助かります。その女性を、別の女性が病院に訪ねます。しかし、負傷した若い女性は、その女性のことは知らないと言い、不審に思ったマミーは、その女性と一緒に自動車に乗っていた男性を探ります。マミーとブルースは男性を雀荘に訪ね、逃げたその男性を連行します。すると、その男性と一緒に自動車にいた女性が現れ、二人は姉弟で、姉は弁護士だと分かります。姉は、不当な拘束だと言い、マミーとブルースを牽制します。弟は、逮捕されるような証拠はないのにわざと逃げて拘束され、それを姉が解放させることで弁護士として名声を上げる、という意図があったのでした。弁護士の女性は、他にも財閥の御曹司に取り入り、このようにして名声を上げてきたのでした。マミーが弟たちを無銭飲食で.逮捕した時も、姉の弁護士は強引に無実を主張します。マミーはなかなか決定打を見つけられませんが、弟を窃盗罪で逮捕し、弟は暴行した女性に告発され、マミーは弁護士を窮地に追い込みます。マミーの対決ものと言えるでしょうが、全体的に強引さが目立ち、話はいまいちでした。
607話「狼を追え!」7
ドックが犯人を追いかけている途中、女子が自動車に撥ねられます。この女子は心臓に持病があり、事故のため病状が悪化します。この持病の手術自体はさほど難しくないものの、珍しい血液型のため、これまで手術ができなかったのでした。ドックは、この女子のために献血者を探そうとします。この珍しい血液型の人は、日本には4人いました。ドックはその珍しい血液型の人を必死に探します。そのうち、東京には2人いましたが、1人は献血に協力的だったものの、もう1人は拒否します。他府県の2人のうち1人は献血に協力したものの、もう1人は行方不明でした。その行方不明の1人を見つけたドックでしたが、借金取りから逃げ回っている前科のあるその男性は、献血を拒否します。ドックはしたたかな男性に振り回されながら、何とか献血させようと努力します。ドックと男性との駆け引きは喜劇調であり、なかなか楽しめました。行方不明の男性を演じたのは秋野太作氏で、好演が印象に残ります。本作での秋野氏は、殿下の妹の婚約者という印象が強いのですが、同一人物という設定ではありません。
608話「パリに消ゆ」・609話「モンブラン遥か」6
基本的には一話完結の『太陽にほえろ!』には珍しく、608話・609話の2話で完結という構成になっています。この話も、この時期の他の多くの話と同じく、少なくとも一度は視聴しているはずなのに、ほとんど内容を覚えていませんでした。フランスが舞台となっており、普段とは異なる社会が取り上げられているだけに、やはり新鮮な感じを受けました。話の方は、ゲストに一癖のありそうな人物がそろい、なかなかひねった展開になっていたと思います。ただ、前編である程度真相が明かされたのはやや意外で、これは後編に引っ張ってもよかったかな、とは思います。パリロケということで、当時のパリの様子が見られ、この点はかなり興味深いものでした。演者が飛行機嫌いらしい山さんは、ボスとともに今回も海外には行きませんでした。
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