ファミリー劇場HDリマスター版『太陽にほえろ!』602話~605話
602話「誰かが私を狙ってる」3
マミーの周囲で、階段に油が塗られていたり、石の入ったバケツが落ちてきたり、スプレー缶が爆発したりといったことが相次ぎます。マミーを恨んでいる人間の犯行だと考えた一係は、マミーがかつて摘発した男性を調べますが、その男性にはアリバイがありました。状況はさらに悪化し、マミーの部屋の換気口が塞がれ、マミーの母親と子供二人がガス中毒で入院します。一係は、マミーの周囲に容疑者がいるのではないかと考え、捜査を進めます。そんな中、マミーがバイクに襲われます。マミーは、かつてバイクを運転していてパトカーに追跡され、死んでしまった男性の父親が犯人ではないか、と考えますが、その息子の死にマミーは関わっておらず、マミーには動機が分かりません。マミーは直接父親に接触し、二人は自動車で出かけます。父親は自殺しようと考えており、マミーを道連れにしようとします。父親は、息子の遺品を調べているなか、息子がマミーに恋をしていたことを知り、それを打ち明けないまま息子は死んだのに、マミーが幸せそうに暮らしているのを見て、マミーに嫌がらせを始めたのでした。しかし、マミーがそれでも危機を切り抜けるのを見て、マミーを殺しても自分も死のうと決意しました。しかしけっきょく、父親はマミーを殺せず、自首します。逆恨みの理不尽さを描こうとした話ですが、やはり説得力のある話とは言い難く、謎解きとしてもあまり面白くなかったので、楽しめませんでした。
603話「陽炎の街」6
医者の息子の浪人生が、今では自衛隊員のかつての同級生から手榴弾を入手します。一係は浪人生を追いますが、なかなか捕まえられません。浪人生は川に手榴弾を投げようとして、誤って暴力団事務所に投げてしまい、暴力団に追われることになります。浪人生は、密かに想いを寄せている女性に自分の描いた漫画を送っていたのですが、その女性が自分の漫画を読んでいなかったことを知り、絶望して、タンカーをジャックします。ドックは浪人生を説得し、事件は解決しますが、浪人生が本当は医者になりたいのに、周囲の圧力に負けて漫画に逃避していたことを、ドックは見抜いていたのでした。浪人生の鬱屈と失恋を描いた普遍的な要素のある話ですし、ドックの説得の場面は緊張感があってなかなかよかったのですが、浪人生のキャラがあまり立っておらず、全体的には盛り上がりに欠けた感が否めません。
604話「戦場のブルース」4
ある男性が次々と人を切りつけていき、ブルースの妻も刺されます。ブルースは犯人を追いますが、犯人に鉄パイプで殴られ、逃げられてしまいます。犯人はディスコでも無差別に客を刺してまわりますが、トシさんが駆けつけた時にはすでに犯人は逃げていました。ブルースは犯人と映画館で偶然知り合った男性から話を聞き出し、犯人の目的をつかみ、犯人が現れるだろう場所で待ち伏せします。その頃、一係の方でも犯人の身元を突き止めていました。犯人は戦場カメラマンで、売れる刺激的な写真を撮らなければならないという重圧から、薬物に手を出していたのでした。ブルースは犯人を見つけて、追いかけ、格闘の末に逮捕します。当初はまったく正体の分からなかった不気味な犯人が強く印象に残りますし、ブルースと妻との関係やブルースの独断専行など見所はあったものの、話自体はさほど面白くありませんでした。それにしても、薬物中毒でさほど戦闘訓練を受けていたわけでもなさそうなカメラマンが終盤までブルース相手に互角以上に闘っていたのは、やや納得のいかないところです。
605話「離婚」8
喫茶店で爆発事件が起き、二人の即死者のうち一人は、指名手配されている外国人でした。爆発事件の被害者のなかには、すでに退職したトシさんの先輩もいました。トシさんが捜査を進めると、トシさんの先輩はある事件を追いかけていたことが分かり、死亡した外国人とつながってきます。しかし、トシさんの先輩は亡くなってしまいます。事件の真相が次第に明らかになっていく過程も面白かったのですが、トシさんの先輩と妻との関係が、トシさん夫婦と重ねあわされて話が進み、大人のドラマとしての性格もあり、なかなか楽しめました。トシさんは離婚を決意し、登場以来たびたび描かれてきたトシさん一家の話も、これで一区切りつくことになりました。
マミーの周囲で、階段に油が塗られていたり、石の入ったバケツが落ちてきたり、スプレー缶が爆発したりといったことが相次ぎます。マミーを恨んでいる人間の犯行だと考えた一係は、マミーがかつて摘発した男性を調べますが、その男性にはアリバイがありました。状況はさらに悪化し、マミーの部屋の換気口が塞がれ、マミーの母親と子供二人がガス中毒で入院します。一係は、マミーの周囲に容疑者がいるのではないかと考え、捜査を進めます。そんな中、マミーがバイクに襲われます。マミーは、かつてバイクを運転していてパトカーに追跡され、死んでしまった男性の父親が犯人ではないか、と考えますが、その息子の死にマミーは関わっておらず、マミーには動機が分かりません。マミーは直接父親に接触し、二人は自動車で出かけます。父親は自殺しようと考えており、マミーを道連れにしようとします。父親は、息子の遺品を調べているなか、息子がマミーに恋をしていたことを知り、それを打ち明けないまま息子は死んだのに、マミーが幸せそうに暮らしているのを見て、マミーに嫌がらせを始めたのでした。しかし、マミーがそれでも危機を切り抜けるのを見て、マミーを殺しても自分も死のうと決意しました。しかしけっきょく、父親はマミーを殺せず、自首します。逆恨みの理不尽さを描こうとした話ですが、やはり説得力のある話とは言い難く、謎解きとしてもあまり面白くなかったので、楽しめませんでした。
603話「陽炎の街」6
医者の息子の浪人生が、今では自衛隊員のかつての同級生から手榴弾を入手します。一係は浪人生を追いますが、なかなか捕まえられません。浪人生は川に手榴弾を投げようとして、誤って暴力団事務所に投げてしまい、暴力団に追われることになります。浪人生は、密かに想いを寄せている女性に自分の描いた漫画を送っていたのですが、その女性が自分の漫画を読んでいなかったことを知り、絶望して、タンカーをジャックします。ドックは浪人生を説得し、事件は解決しますが、浪人生が本当は医者になりたいのに、周囲の圧力に負けて漫画に逃避していたことを、ドックは見抜いていたのでした。浪人生の鬱屈と失恋を描いた普遍的な要素のある話ですし、ドックの説得の場面は緊張感があってなかなかよかったのですが、浪人生のキャラがあまり立っておらず、全体的には盛り上がりに欠けた感が否めません。
604話「戦場のブルース」4
ある男性が次々と人を切りつけていき、ブルースの妻も刺されます。ブルースは犯人を追いますが、犯人に鉄パイプで殴られ、逃げられてしまいます。犯人はディスコでも無差別に客を刺してまわりますが、トシさんが駆けつけた時にはすでに犯人は逃げていました。ブルースは犯人と映画館で偶然知り合った男性から話を聞き出し、犯人の目的をつかみ、犯人が現れるだろう場所で待ち伏せします。その頃、一係の方でも犯人の身元を突き止めていました。犯人は戦場カメラマンで、売れる刺激的な写真を撮らなければならないという重圧から、薬物に手を出していたのでした。ブルースは犯人を見つけて、追いかけ、格闘の末に逮捕します。当初はまったく正体の分からなかった不気味な犯人が強く印象に残りますし、ブルースと妻との関係やブルースの独断専行など見所はあったものの、話自体はさほど面白くありませんでした。それにしても、薬物中毒でさほど戦闘訓練を受けていたわけでもなさそうなカメラマンが終盤までブルース相手に互角以上に闘っていたのは、やや納得のいかないところです。
605話「離婚」8
喫茶店で爆発事件が起き、二人の即死者のうち一人は、指名手配されている外国人でした。爆発事件の被害者のなかには、すでに退職したトシさんの先輩もいました。トシさんが捜査を進めると、トシさんの先輩はある事件を追いかけていたことが分かり、死亡した外国人とつながってきます。しかし、トシさんの先輩は亡くなってしまいます。事件の真相が次第に明らかになっていく過程も面白かったのですが、トシさんの先輩と妻との関係が、トシさん夫婦と重ねあわされて話が進み、大人のドラマとしての性格もあり、なかなか楽しめました。トシさんは離婚を決意し、登場以来たびたび描かれてきたトシさん一家の話も、これで一区切りつくことになりました。
この記事へのコメント
しかし、人間関係の本質・普遍性もしっかりと描かれていたところが偉大であり、長期の放送を可能にしたように思います。