大河ドラマ『真田丸』第47回「反撃」

 これは11月29日分の記事として掲載しておきます。大坂城の天守閣に徳川軍から放たれた砲弾が到達し、茶々の侍女にも死者が出ます。幸村(信繁)の説得により、一度は継戦を決断して秀頼を説得した茶々ですが、徳川方との和睦に傾きます。大坂城の牢人衆は和睦に反対しますが、徳川方と豊臣方との和睦交渉が始まります。幸村は牢人衆を豊臣家臣として雇うよう進言しますが、大蔵卿局は強く反対します。幸村は牢人衆と茶々をはじめとする豊臣方首脳部との間で板挟みのような形になり、苦境に立たされます。

 徳川方との交渉にさいして、幸村は茶々の妹である初(常高院)を使者とするよう進言し、常高院・大蔵卿局が交渉に臨み、「きり」も同行します。和睦交渉では、徳川方の使者である阿茶局の巧みな話術により大蔵卿局が説得され、大坂城の堀は埋め立てられ、真田丸は破却となります。徳川方の思惑通りの和睦になったわけです。幸村は、もはや豊臣方に勝機はなくなったとして、牢人衆に退去を勧告します。牢人衆の多くは退去を考えますが、後藤又兵衛はあくまでも戦おうとします。

 又兵衛の説得により牢人衆は徳川方と再度戦うことを決断し、幸村に勝つための策を立てるよう要求します。秀頼も、自分はまだ諦めていないと幸村を説得し、幸村も覚悟を決めて、徳川方相手に戦うことにします。今回は、豊臣方と徳川方との重苦しい駆け引きが中心になりましたが、そうしたなかで、信之(信幸)をめぐる女性たちのやり取りは喜劇調でした。意図的にこうした場面を取り入れているのでしょう。なかなか工夫された構成になっていると思います。

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