大河ドラマ『真田丸』第45回「完封」
これは11月14日分の記事として掲載しておきます。今回は、大坂冬の陣における真田丸での攻防が描かれました。主人公の幸村(信繁)にとって、確実な実績としては初の本格的見せ場になる、と言えるかもしれません。本作では、大坂夏の陣での野戦とともに山場になるのではないか、と期待していたのですが、合戦場面は、CGも駆使してなかなか迫力のあるものになっていたのではないか、と思います。30年以上前の水曜時代劇『真田太平記』と比較すると、映像技術が大きく発展した、とよく分かります。それにしても、さりげなく来年の大河ドラマの宣伝をした場面には笑えました。
豊臣方の人間模様では、前線に出て自ら戦おうとした秀頼を幸村や織田有楽斎が制止し、代わりに茶々が甲冑を着用して前線に出てきて兵を鼓舞したことが注目されます。登場初期の頃から描かれてきた茶々の奔放さとも言え、これがその最期でも大きな意味を持ってきそうです。大坂の陣には参戦しなかった福島正則が久々に登場して、信之(信幸)も絡んできて、今後の展開との関連で注目されます。徳川方の人間模様では、やはり家康と上杉主従とのやり取りが印象に残りました。これまでの人物造形と因縁をしっかりと活かした場面になっていたと思います。上杉主従は本当にキャラが立っており、今後しばらくは、本作の人物像が戦国時代に関心のある一般層では基準になるのではないか、とさえ思えるくらいです。
豊臣方の人間模様では、前線に出て自ら戦おうとした秀頼を幸村や織田有楽斎が制止し、代わりに茶々が甲冑を着用して前線に出てきて兵を鼓舞したことが注目されます。登場初期の頃から描かれてきた茶々の奔放さとも言え、これがその最期でも大きな意味を持ってきそうです。大坂の陣には参戦しなかった福島正則が久々に登場して、信之(信幸)も絡んできて、今後の展開との関連で注目されます。徳川方の人間模様では、やはり家康と上杉主従とのやり取りが印象に残りました。これまでの人物造形と因縁をしっかりと活かした場面になっていたと思います。上杉主従は本当にキャラが立っており、今後しばらくは、本作の人物像が戦国時代に関心のある一般層では基準になるのではないか、とさえ思えるくらいです。
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