大河ドラマ『真田丸』第42回「味方」

 これは10月24日分の記事として掲載しておきます。大坂城に入った幸村(信繁)は茶々と再会します。茶々は上機嫌ですが、大蔵卿局や織田有楽斎は幸村の武将としての力量に疑問を呈します。秀頼に気に入られている信繁は厚遇され、それを快く思わない武将もいます。大坂城に入った武将たちには個性的な者が多く、さっそく待遇をめぐって衝突します。幸村を気に入っている秀頼は幸村を総大将に任命しようとしますが、後藤又兵衛が強く反対します。評議が紛糾してしまったので、団結を保つため幸村は総大将の地位を辞退し、5人の大将のうえに秀頼を総大将とする案を提示します。幸村は、まとまらないものの、士気の高い諸将を見て、徳川方に勝てるのではないか、と思います。

 一方徳川方では、家康も秀忠もそれぞれ思惑は異なるものの、豊臣方との戦いを総決算としようと考えていました。信之(信幸)は幸村が大坂城に入ったことを知り、衝撃を受けます。真田家中でも幸村に呼応する動きがあり、堀田作兵衛は幸村の誘いに応じて大坂城に入ろうとします。信之は作兵衛の動きに気づき、直接阻止しようとしますが、作兵衛を斬ろうとしたところで発作が起き、手が震えて作兵衛を斬れませんでした。作兵衛はその隙に佐助とともに逃げ出します。豊臣方は、又兵衛や毛利勝永をはじめとして、塙団右衛門や長宗我部盛親など個性的な人物が多く、大坂の陣での人間模様も楽しみです。また、有楽斎の胡散臭さも強く印象に残ります。

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    Excerpt: 皆さんこんばんは。今回は去年の大人気大河ドラマ『真田丸』の第42回「味方」についての感想。あらすじは、大坂城に入城し、茶々(淀殿、竹内結子)や豊臣秀頼(中川大志)と再会し、秀頼から総大将になるように頼.. Weblog: Coffee, Cigarettes & Music racked: 2017-05-04 21:01