大河ドラマ『真田丸』第35回「犬伏」

 これは9月5日分の記事として掲載しておきます。家康の率いる軍勢が上杉討伐のために大坂から会津へと向かった隙に、反家康陣営の三成たちが挙兵します。この報せは家康に従っていた真田軍にも届き、今後真田家はどう動くべきか、下野の犬伏にて昌幸・信幸・信繁の間で激論となります。昌幸は戦乱の長期化を予想し、家康側にも反家康(豊臣)側にも就かず、上田城に拠って力を蓄え、諸勢力が疲弊した後、旧武田領を攻めとろうとします。信繁は昌幸に、時代は変わった、戦乱は短期で治まる、と進言します。けっきょく、信幸の決断により、昌幸と信繁は反家康側に、信幸は家康側に就くことになります。どちらが勝っても真田家は存続できるような策だ、というわけです。

 今回は、真田家の兄弟・親子間の別れが描かれました。この三人の激論は、これまでの三人のキャラ・思考の描写を踏まえたもので、よかったのではないか、と思います。ひねってくるところのある本作ですが、今回の三人の激論と別れも、信繁が昌幸の考えをまず否定するなど、ひねってきたように思います。その他では、やはり石田三成と大谷吉継のやり取りが印象に残りました。二人とも重要人物として描かれてきただけに、脚本も気合が入っていたように思います。徳川秀忠の正室である江(崇源院)が今回初登場となり、なかなか強気な人物として描かれるようです。

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