大河ドラマ『真田丸』第33回「動乱」
これは8月22日分の記事として掲載しておきます。秀吉死後、三成と家康との対立は激しくなっていきます。三成は家康を討つために伏見城の徳川屋敷を急襲しようとしますが、北条家の家臣だった板部岡江雪斎の密告により、計画は本多正信に知られてしまいます。なおも三成は家康襲撃を諦めず、信繁は上杉景勝を説得しようとしますが、失敗します。正信は諸大名に家康を守るよう呼びかけ、家康側に多くの大名が就くことになり、三成は苦境に追い込まれます。信幸も家康の屋敷を訪れ、後の兄弟の決別を予感させるような描写でした。
今回は、三成と家康との対立の激化が主題でした。秀吉死後の多数派工作での酒宴の様子からも明らかですが、三成の人望は家康に遠く及びません。まあ、石高・官位ともに三成と家康とでは大きな差がありますし、年齢も家康の方が20歳近く上ですから、仕方のないことではありますが。三成の権勢が秀吉に依存したものであることが示されているという意味で、秀吉死後の三成の苦境の描写はなかなかよいのではないか、と思います。三成と清正との関係も、単純な憎悪と対立ではないところが上手いと思います。家康がいよいよ覚醒し、今後の展開がさらに楽しみになってきました。次回は三成が諸将に襲撃されるようで、おそらく旧来の俗説ではなく新説が取り入れられるでしょうから、その点も注目されます。
今回は、三成と家康との対立の激化が主題でした。秀吉死後の多数派工作での酒宴の様子からも明らかですが、三成の人望は家康に遠く及びません。まあ、石高・官位ともに三成と家康とでは大きな差がありますし、年齢も家康の方が20歳近く上ですから、仕方のないことではありますが。三成の権勢が秀吉に依存したものであることが示されているという意味で、秀吉死後の三成の苦境の描写はなかなかよいのではないか、と思います。三成と清正との関係も、単純な憎悪と対立ではないところが上手いと思います。家康がいよいよ覚醒し、今後の展開がさらに楽しみになってきました。次回は三成が諸将に襲撃されるようで、おそらく旧来の俗説ではなく新説が取り入れられるでしょうから、その点も注目されます。
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