白保竿根田原洞穴遺跡の十数体の人骨
沖縄県石垣市の白保竿根田原洞穴遺跡で発見された十数体の「旧石器時代」の人骨について報道されました。白保竿根田原洞穴遺跡では日本列島でも有数の古い人骨が複数発見されており、このブログでも何度か取り上げてきました。
https://sicambre.seesaa.net/article/201002article_6.html
https://sicambre.seesaa.net/article/201003article_13.html
https://sicambre.seesaa.net/article/201101article_22.html
https://sicambre.seesaa.net/article/201111article_11.html
これらの人骨群のなかには、ほぼ全身の人骨を含め、体の部位の位置関係を保ったままのものもあったそうです。石器などの道具が共伴していなかったことから、洞穴が墓だった可能性も想定されています。これらの人骨群のなかには、直接年代測定された人骨としては、日本列島では最古となる26000年前頃のものも含まれていますが、これよりも古いと推測される人骨が、沖縄県那覇市山下町の山下町第一洞穴遺跡で発見されています(推定年代は36000年前頃)。白保竿根田原洞穴遺跡の人骨群のDNA解析もすでに成功しており、今後の研究の進展が期待されます。
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https://sicambre.seesaa.net/article/201111article_11.html
これらの人骨群のなかには、ほぼ全身の人骨を含め、体の部位の位置関係を保ったままのものもあったそうです。石器などの道具が共伴していなかったことから、洞穴が墓だった可能性も想定されています。これらの人骨群のなかには、直接年代測定された人骨としては、日本列島では最古となる26000年前頃のものも含まれていますが、これよりも古いと推測される人骨が、沖縄県那覇市山下町の山下町第一洞穴遺跡で発見されています(推定年代は36000年前頃)。白保竿根田原洞穴遺跡の人骨群のDNA解析もすでに成功しており、今後の研究の進展が期待されます。
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