大河ドラマ『真田丸』第23回「攻略」
これは6月13日分の記事として掲載しておきます。秀吉は大軍で北条を攻め、北条の居城である小田原城を包囲します。秀吉は勝利を確信しており、すでに戦後を見据えていました。家康は秀吉から北条領への転封を命じられ、現在の所領を失うことになるので衝撃を受けます。小田原城では軍議が続き、徹底抗戦か開城か、結論が出ません。北条氏政は蹴鞠に興じるなど、余裕のある様子を見せていますが、内心では状況は深刻だと考えていました。氏政が頼りとする伊達政宗も秀吉に服属し、氏政はますます焦ります。
家臣の板部岡江雪斎は氏政に降伏を促しますが、氏政はその誇りから素直に秀吉に降伏する決断ができず、所領安堵と豊臣政権における重臣待遇を降伏の条件とします。さすがに秀吉はこの条件を拒否し、総攻めを命じますが、それでも大谷吉継と家康は慎重で、氏政に降伏を促す使者を派遣します。その使者とは信繁でした。板部岡江雪斎は自分と堂々と渡り合った信繁を高く評価しており、北条家の現当主である氏直とともに、信繁に氏政説得の大任を期待したのでした。
今回はここまでで、次回、信繁が氏政を説得することになるようです。この時期までの信繁の事績はよく分かっていないため、主役として目立たせるためにこのような話とするのは、娯楽時代劇として有なのではないか、と思います。今回は、氏政だけではなく、家康・上杉景勝・茶々・昌幸・忍城の攻略が進まないことに苛立つ三成など、多くの人物に焦点が当てられ、やや散漫な印象を受けました。とはいえ、群像劇として考えると、さほど悪くなく、なかなか楽しめて退屈はしませんでした。
家臣の板部岡江雪斎は氏政に降伏を促しますが、氏政はその誇りから素直に秀吉に降伏する決断ができず、所領安堵と豊臣政権における重臣待遇を降伏の条件とします。さすがに秀吉はこの条件を拒否し、総攻めを命じますが、それでも大谷吉継と家康は慎重で、氏政に降伏を促す使者を派遣します。その使者とは信繁でした。板部岡江雪斎は自分と堂々と渡り合った信繁を高く評価しており、北条家の現当主である氏直とともに、信繁に氏政説得の大任を期待したのでした。
今回はここまでで、次回、信繁が氏政を説得することになるようです。この時期までの信繁の事績はよく分かっていないため、主役として目立たせるためにこのような話とするのは、娯楽時代劇として有なのではないか、と思います。今回は、氏政だけではなく、家康・上杉景勝・茶々・昌幸・忍城の攻略が進まないことに苛立つ三成など、多くの人物に焦点が当てられ、やや散漫な印象を受けました。とはいえ、群像劇として考えると、さほど悪くなく、なかなか楽しめて退屈はしませんでした。
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