大河ドラマ『真田丸』第13回「決戦」

 これは4月4日分の記事として掲載しておきます。真田は徳川を裏切り、その結果、真田の居城である上田城へと徳川軍が攻めてきます。徳川軍は圧倒的に優勢であり、総大将の鳥居元忠は真田に降伏を勧告します。沼田を明け渡せば許す、というわけです。しかし昌幸は、徳川方からの降伏勧告を時間稼ぎに使い、その間に迎撃準備を整えます。昌幸の策は緻密なものであり、徳川軍を翻弄し、徳川軍は敗走します。しかし、真田にとってすべてが上手く行っていたように思えていたなか、城内から出てきた梅が戦死してしまいます。

 今回は、前半の山場と言うべき第一次上田合戦が描かれました。大規模なセットを用いてのロケとなっており、映像面ではなかなか迫力があったと思います。制作陣は、今回のために、これまでの合戦場面はできるだけ省略し、予算の節約を図ったのかもしれません。主人公と初恋の人との別れは大河ドラマ序盤・前半の定番であり、今回はかなりあっさりしていたとはいえ、そこまで悪くはない話になっていたように思います。まあ、とくに感動的というわけでもありませんでしたし、女性陣のやり取りを短縮・省略すべきと考える視聴者も少なくないかもしれませんが。

この記事へのコメント

さめ
2016年04月03日 23:55
はじめまして。
先週の鉄火起請のオススメ本『日本神判史』読みました。
参籠起請という史実はかつて授業中に先生が話していたのを思いだしましたが、湯起請というのは昔テレビでやっていた熱湯ブロを思いだしました。
この本とても面白い、参考になりました。
今後ともよろしくお願いします。
2016年04月04日 19:11
はじめまして。今後ともよろしくお願い申し仕上げます。『日本神判史』は本当に名著だと思います。

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