ファミリー劇場HDリマスター版『太陽にほえろ!』528話~531話
528話「真夜中のラガー」6
ラガーは強盗犯の追跡中、犯人を目撃した若い女性をはねてしまいます。若い女性とラガーとの交流が深まるなか、彼女への疑惑が深まり、彼女が共犯であることが判明し、彼女は病院から逃亡します。『太陽にほえろ!』では定番の若手刑事の悲恋ものであり、まずまず話は面白かったと思います。話の本筋から外れますが、今回、ナーコが母親の看病のため休んでいることがドックから語られました。ナーコの退職の経緯は、この後しばらくしてドックとナーコとの会話で語られるのですが、私の記憶では、ナーコの退職の経緯は唐突なものでした。しかし今回、一応伏線があったのだな、と気づきました。私の記憶は本当に頼りになりません。
529話「山さんの危険な賭け」10
この時期の話は少なくとも一度は視聴しているはずなのですが、内容はほとんど覚えていません。しかし今回は、山さんの最後の「賭け」の場面をよく覚えていました。山さんが原を撃った場面は、それだけ強烈でした。今回の主役は山さんですが、原も最後の場面以外でも重要な役割を果たし、強い印象を残しました。山さんと原が互いをよく理解し、信頼しあっていることが伝わってきました。ただ、最後の場面はよく覚えていたとはいっても、そこに至るまでの流れはほとんど忘れていました。話は、ずっと緊張感があったので、最初から最後まで楽しめました。
530話「検問突破」8
他人に馬鹿にされ、利用されてきた犯人に、失敗を繰り返して自信を喪失してしまったボギーがある種の共感を寄せてしてしまう、という話になっています。ボギーの一本気で破天荒なキャラを活かした、なかなか面白い話になっています。このボギーのキャラは殉職まで一貫しており、殉職回ではとくによく活かされていたように思います。ボギーの単独主演作はこれで登場回に次ぐ2回目となりますが、単独主演回ではなくても、これまでの回で出番が多めのためか、この頃までにはすっかりキャラが確立していたと言えるのではないか、と思います。
531話「マグナム・44」6
久々のドック単独主演作となります。ある男性が射殺され、その男性の部下も、ドックとボギーの目前で射殺されます。ドックは犯人を追跡しますが、逃げられてしまいます。一係は、これらの事件の背景に、アメリカ合衆国での殺人事件があるのではないか、と推理します。妹を殺された女性がモデルとして来日し、殺し屋を雇って妹を殺した日本人たちを狙っているのではないか、というわけです。その女性のマネージャーが有力容疑者として浮上しますが、そのマネージャーにはアリバイがありました。けっきょく、真犯人は女性モデルで、ドックは撃ち合いの末にその女性を逮捕します。なかなか犯人の正体が明かされず、不気味な緊張があり、まずまず楽しめました。
ラガーは強盗犯の追跡中、犯人を目撃した若い女性をはねてしまいます。若い女性とラガーとの交流が深まるなか、彼女への疑惑が深まり、彼女が共犯であることが判明し、彼女は病院から逃亡します。『太陽にほえろ!』では定番の若手刑事の悲恋ものであり、まずまず話は面白かったと思います。話の本筋から外れますが、今回、ナーコが母親の看病のため休んでいることがドックから語られました。ナーコの退職の経緯は、この後しばらくしてドックとナーコとの会話で語られるのですが、私の記憶では、ナーコの退職の経緯は唐突なものでした。しかし今回、一応伏線があったのだな、と気づきました。私の記憶は本当に頼りになりません。
529話「山さんの危険な賭け」10
この時期の話は少なくとも一度は視聴しているはずなのですが、内容はほとんど覚えていません。しかし今回は、山さんの最後の「賭け」の場面をよく覚えていました。山さんが原を撃った場面は、それだけ強烈でした。今回の主役は山さんですが、原も最後の場面以外でも重要な役割を果たし、強い印象を残しました。山さんと原が互いをよく理解し、信頼しあっていることが伝わってきました。ただ、最後の場面はよく覚えていたとはいっても、そこに至るまでの流れはほとんど忘れていました。話は、ずっと緊張感があったので、最初から最後まで楽しめました。
530話「検問突破」8
他人に馬鹿にされ、利用されてきた犯人に、失敗を繰り返して自信を喪失してしまったボギーがある種の共感を寄せてしてしまう、という話になっています。ボギーの一本気で破天荒なキャラを活かした、なかなか面白い話になっています。このボギーのキャラは殉職まで一貫しており、殉職回ではとくによく活かされていたように思います。ボギーの単独主演作はこれで登場回に次ぐ2回目となりますが、単独主演回ではなくても、これまでの回で出番が多めのためか、この頃までにはすっかりキャラが確立していたと言えるのではないか、と思います。
531話「マグナム・44」6
久々のドック単独主演作となります。ある男性が射殺され、その男性の部下も、ドックとボギーの目前で射殺されます。ドックは犯人を追跡しますが、逃げられてしまいます。一係は、これらの事件の背景に、アメリカ合衆国での殺人事件があるのではないか、と推理します。妹を殺された女性がモデルとして来日し、殺し屋を雇って妹を殺した日本人たちを狙っているのではないか、というわけです。その女性のマネージャーが有力容疑者として浮上しますが、そのマネージャーにはアリバイがありました。けっきょく、真犯人は女性モデルで、ドックは撃ち合いの末にその女性を逮捕します。なかなか犯人の正体が明かされず、不気味な緊張があり、まずまず楽しめました。
この記事へのコメント
確かに、それだけに、当時の制作陣の緊張感は相当のものだったと思います。
ボギーのキャラ設定はマカロニを踏襲しているとのことです。
新人刑事=新人俳優の流れが定着していたところに、起用された、世良 公則 氏。
まぁミュージシャンとしては知られていましたが、俳優としては新人だったのかもしれませんね。
ロッキー、スニーカー、ドック、ジプシーあたりが入って来たときは、あまり、殉職の匂いを感じませんでした(ロッキーは外れましたが)
しかし、破天荒なボギーを視て、1話目から、こりゃ絶対、殉職キャラだなと確信しました。
(スタッフの狙い通り、マカロニの雰囲気を感じたのかも知れません。)
基本的に殉職劇が好きではない私は、愛すべきキャラのボギーは、長く『太陽』に出演して欲しいと思ったのですが・・