大河ドラマ『真田丸』第4回「挑戦」
織田への従属を決めた昌幸は信長のいる諏訪へと向かいます。信長との面会前の昌幸と信忠・家康とのやり取り、とくに家康と昌幸との駆け引きはたいへん見ごたえがありました。演技・演出もさることながら、脚本の出来がよく、緊張感がありました。少なからぬ大河ドラマ視聴者が切望していた「本格大河」の雰囲気を漂わせていたのではないか、と思います。今回も昌幸の存在感が強く印象に残り、主人公である信繁の影が薄くなった感は否めませんが、この時点ではまだ仕方のないところでしょう。
昌幸とともに家康も強い印象を残しました。家康はやや軽い感じの人物で、貫禄が足りないのですが、この時点ならば大きな問題のない描写だと思います。また、たんに貫禄が足りないというだけではなく、切れ者であることも示されており、昌幸とともに家康の人物造形もかなり上手くできているのではないでしょうか。家康と昌幸との因縁と、相互不信を示唆するような描写は、なかなか上手かったと言えるでしょう。総合的に、歴史劇の場面は脚本・演出・演技がかなりよく、質の高い話になっていたと思います。
「本格大河」を切望していた視聴者からは批判されることになるかもしれない、小山田茂誠を匿った喜劇場面ですが、信幸の人となり、戦国時代が身分社会だったこと、明るく奔放な感じの「きり」が父に見せた従順な側面、小山田茂誠の処遇の布石などが描かれており、意味のある話になっていたように思います。正直なところ、ややこの喜劇場面は長かったかな、とも思うのですが、作品を破壊するようなことはなかったと思います。歴史劇の場面が緊張感に満ちた重いものだったので、意図的に軽い話を挿入した、ということでしょうか。今回もたいへん面白く、ここまでは期待以上の出来なので、今後もこの出来を維持してもらいたいものです。
昌幸とともに家康も強い印象を残しました。家康はやや軽い感じの人物で、貫禄が足りないのですが、この時点ならば大きな問題のない描写だと思います。また、たんに貫禄が足りないというだけではなく、切れ者であることも示されており、昌幸とともに家康の人物造形もかなり上手くできているのではないでしょうか。家康と昌幸との因縁と、相互不信を示唆するような描写は、なかなか上手かったと言えるでしょう。総合的に、歴史劇の場面は脚本・演出・演技がかなりよく、質の高い話になっていたと思います。
「本格大河」を切望していた視聴者からは批判されることになるかもしれない、小山田茂誠を匿った喜劇場面ですが、信幸の人となり、戦国時代が身分社会だったこと、明るく奔放な感じの「きり」が父に見せた従順な側面、小山田茂誠の処遇の布石などが描かれており、意味のある話になっていたように思います。正直なところ、ややこの喜劇場面は長かったかな、とも思うのですが、作品を破壊するようなことはなかったと思います。歴史劇の場面が緊張感に満ちた重いものだったので、意図的に軽い話を挿入した、ということでしょうか。今回もたいへん面白く、ここまでは期待以上の出来なので、今後もこの出来を維持してもらいたいものです。
この記事へのコメント